私が、奈良のお母さんと、慕っていた人と…別れの時が、近づいている…と、連絡があったのは、
今週はじめのことでした。
・・・と、もしかしたら、悲しい話になってしまうかもしれませんが…少しばかり、思い出話など
綴ってみたいと思います。
出会いは、私がまだ学生で、大学の寮に住んでいた頃、既に相方さんとは、おつきあいをしていた。
相方さんは、奈良にある公団住宅に住んでいて、自転車で時々訪れては、ごはんなど作り、
まるで通い妻のような感じだった(苦笑)と、勝手に思っている。
相方さんの住むところから、ごく近くに、ご夫婦で営まれている中華料理屋さんがあった。
そこへ、時々食べに行くようになった私たちは、たいそうかわいがっていただき、
常連さんたちと一緒に、年に1度はキャンプへ行くようになったり、飲み会などもするように
なった。
それは、そのお店を閉められてからも、続いた。
ひとえに、そこのママさんが、みんなに連絡をして、号令をかけてくださっていたからに他ならない。
正直なところ、仕事が忙しく、1分でも多く眠っていたかった頃の私は、
夜の0時を過ぎてからの、「飲みにおいでよ~」の電話を、疎ましく思ったこともある。
でも、結果として、そういう関係を継続できたことは、とても、私の人生において、
大切なものをくれた気がするので、声をかけ続けてくださったことに、感謝している。
この写真は、マスターが還暦を迎えられ、そのお祝いにと、集まった時のもの。
5年前くらいのこと。
向かって一番左に居る私と、服装がかぶっている・・・、ひよこ色のハイネックセーターを
着て、向かって左から5番目で、いい笑顔で笑っているのが、ママ。
いつも、笑顔の中心に居るような、場を盛り上げるひと。
マスターから、「ママが、病気になった」と電話があったのは、この写真から、どれくら後のことだっただろう?
記憶によれば、余命宣告の期間の、4倍も、5倍も、頑張って生きた…と思う。
そのあとも、何度か、飲み会をしたり、旅館に泊まったりもした。
病気がウソのようだと思いつつも、会うたびに、少しずつ、体力が落ちているのが、つらかった。
今年の夏は暑いって言ってたけど、身体にはこたえるだろうな…と思っていたところだった。
早かったら1週間、もって1か月。
その文字が、何度も何度も頭の中で、ぐるぐるまわり…そうか・・・もう会えなくなるのか。
そう思うと、胃がつかえたような感覚になる。
一緒にお酒もたくさん飲み、お説教されたり、悩みを聞いてもらったり…実家の母よりも、
ある意味、私のことをよくわかってくれてるんじゃないか?と思えるひと。
明日、会いに行けるだろうか。。
今週はじめのことでした。
・・・と、もしかしたら、悲しい話になってしまうかもしれませんが…少しばかり、思い出話など
綴ってみたいと思います。
出会いは、私がまだ学生で、大学の寮に住んでいた頃、既に相方さんとは、おつきあいをしていた。
相方さんは、奈良にある公団住宅に住んでいて、自転車で時々訪れては、ごはんなど作り、
まるで通い妻のような感じだった(苦笑)と、勝手に思っている。
相方さんの住むところから、ごく近くに、ご夫婦で営まれている中華料理屋さんがあった。
そこへ、時々食べに行くようになった私たちは、たいそうかわいがっていただき、
常連さんたちと一緒に、年に1度はキャンプへ行くようになったり、飲み会などもするように
なった。
それは、そのお店を閉められてからも、続いた。
ひとえに、そこのママさんが、みんなに連絡をして、号令をかけてくださっていたからに他ならない。
正直なところ、仕事が忙しく、1分でも多く眠っていたかった頃の私は、
夜の0時を過ぎてからの、「飲みにおいでよ~」の電話を、疎ましく思ったこともある。
でも、結果として、そういう関係を継続できたことは、とても、私の人生において、
大切なものをくれた気がするので、声をかけ続けてくださったことに、感謝している。
この写真は、マスターが還暦を迎えられ、そのお祝いにと、集まった時のもの。
5年前くらいのこと。
向かって一番左に居る私と、服装がかぶっている・・・、ひよこ色のハイネックセーターを
着て、向かって左から5番目で、いい笑顔で笑っているのが、ママ。
いつも、笑顔の中心に居るような、場を盛り上げるひと。
マスターから、「ママが、病気になった」と電話があったのは、この写真から、どれくら後のことだっただろう?
記憶によれば、余命宣告の期間の、4倍も、5倍も、頑張って生きた…と思う。
そのあとも、何度か、飲み会をしたり、旅館に泊まったりもした。
病気がウソのようだと思いつつも、会うたびに、少しずつ、体力が落ちているのが、つらかった。
今年の夏は暑いって言ってたけど、身体にはこたえるだろうな…と思っていたところだった。
早かったら1週間、もって1か月。
その文字が、何度も何度も頭の中で、ぐるぐるまわり…そうか・・・もう会えなくなるのか。
そう思うと、胃がつかえたような感覚になる。
一緒にお酒もたくさん飲み、お説教されたり、悩みを聞いてもらったり…実家の母よりも、
ある意味、私のことをよくわかってくれてるんじゃないか?と思えるひと。
明日、会いに行けるだろうか。。
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