テネリフェ戦で負傷から復帰したレアル・マドリードのシャビ・アロンソが、復帰戦で実の兄であるミケル・アロンソと対戦したことについて語りました。
シャビは、「サンチャゴ・ベルナベウで初めて兄と対戦できたことは素晴らしい経験だった。今回のような機会はめったにないからね」と兄との対戦を振りかえりました。
一方でミケルの方は、「試合を観に来ていた父は最高の気分だっただろう。僕自身、サンチャゴ・ベルナベウのような舞台で弟と対戦できるのだから、何が起きようと素晴らしい試合になるだろうと期待していた。レアル・マドリードは今“新築中”のチームだ。超一流の選手たちを呼び寄せたが、“チーム”であることに変わりはなく、メンバーはお互いを知ることが必要だ。これから少しずつ伸びていくだろう」と弟のチームの現状を分析しつつ、シャビと同じく“素晴らしかった”と振りかえりました。
現在29歳のミケル・アロンソは、かつては弟と同じレアル・ソシエダードでプレー。
その後、ヌマンシアやイングランドのボルトンでもプレーしました。
ACミランに所属するブラジル代表FWアレシャンドレ・パトが、クラブとの契約を2年更新したことが分かりました。
これで契約は2014年までとなり、年俸も100万ユーロ(約1億3200万円)から250万ユーロ(約3億3000万ユーロ)に増えました。
ミランは現在、資金難に陥っており、昨季までミランのエースであったカカが移籍したのもこの資金難が要因だったといわれています。
そんな中でのパトの年俸アップは、批判対象となるおそれがあるので、移籍期間終了後に年俸アップを発表したとみられています。
コリエレ・デッロ・スポルト(イタリア紙)
「現在、同クラブが推進する経費節減と矛盾する更新内容に対する批判を回避するため」
セリエA第6節が9月26日(土)に行われ、首位インテルと3位サンプドリアが対戦しました。
サンプドリアはこの試合、フィオレンティーナ時代にルカ・トニの後継者と言われていたパッツィーニが値千金のゴールを決め1-0でインテルを下しました。
これで、サンプドリアは暫定首位に立ちました。
明日は3位のユヴェントスがボローニャと対戦。
この試合でユーヴェが勝てば、ユーヴェが1位に浮上します。
暫定順位
1位 サンプドリア(勝点15)
2位 インテル(13)
3位 ユーヴェ(13)
4位 フィオレンティーナ(13)
テネリフェに3-0と大勝したレアル・マドリードでしたが、ここまで移籍金に見合う活躍をしてきたクリスティアーノ・ロナウドが、この試合でペチェグリーニ監督に対して不満を抱いたことが分かりました。
C・ロナウドは3-0と勝利を確実とした後半40分、監督に交代を告げられました。
この交代に不満を持ったC・ロナウドは、ベンチに下がる際監督にあいさつせず、ロッカールームではボールを蹴り飛ばすなどして不満を爆発させました。
このことについてペチェグリーニ監督は、「深刻にとらえるような重要なテーマではない。どこの世界にだって、交代させられるのが好きな選手なんていない。わたしは、それがチームにとってベターだと考えて判断した。試合の決着はすでについており、問題は全くない」とまったく問題ないとコメントしました。
一方で、同試合で前半戦のみで交代したグラネロが試合終了1分前に帰ったことについては、「グラネロの件は知らなかった。これに関してコメントすることはできない」と自身も“初耳”だとしてコメントを控えました。
グラネロが早く帰った理由は、不明です(おそらく早期交代に不満を持ったため)。
リーガ・エスパニョーラ第5節が、9月26日(土)に行われ、レアル・マドリードはホームでテネリフェと対戦しました。
レアルは、昨季終わりに試合中の暴行行為で出場停止処分を受けていたペペを先発で起用し、怪我明けのシャビ・アロンソも復帰しました。
前半戦
格下のテレリフェに対し、レアルは予想外の苦戦を強いられました。
アルファロを中心とした攻撃でレアル守備陣に襲い掛かったテネリフェに対し、レアルはクリスティアーノ・ロナウドやラウルなどが必死に反撃したもののゴールは決められずに前半終了。
後半戦
ペチェグーニ監督は、セルヒオ・ラモスとグラネロに代えてグティとカカを起用。
後半2分、左サイドから攻めたレアルはシャビ・アロンソのセンタリングからベンゼマが決め1-0!レアルが待望の先制点を獲得!
後半5分、テネリフェが反撃!
アルファロのCKからマノロが決定的なヘディングシュートを放つもアルビオルがクリア。
後半9分、ニノがカシージャスと1対1になるも、ループ状の球をクロスバーを超えました。
2度の同点の危機に曝されたレアルは、波状攻撃を仕掛けます。
後半11分と12分にC・ロナウドが足と頭でシュートを放ち相手を牽制すると、後半13分にベンゼマが相手DFのミスを突き2-0と追加点を決めました。
その後、拮抗した展開が続いたものの、後半32分にベンゼマのパスを受けたラウルがシュートを放ち、そのこぼれ球をカカが決めて3-0!
テネリフェに何度も決定機を与えたレアルでしたが、運と実力で無失点に押さえ、確実に得点を決めて勝利しました。
来週は、今季もやはり上位に食い込んできたセヴィージャと対戦します!
レアル・マドリード3-0テネリフェ
後半2分、ベンゼマ(レアル)
後半13分、ベンゼマ(レアル)
後半32分、カカ(レアル)
日程
UEFAチャンピオンズリーグ・グループC 第2戦 9月30日(水)サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsマルセイユ
リーガ・エスパニョーラ 第6節 10月4日(日)ラモン・サンチェス・ピスフアン(セヴィージャ)
セヴィージャvsレアル・マドリード