外来語を短くするのが日常で多く見られてそれがそれで面倒でなくていいかもしれないですね。ただ最近「コスパが良い」っていう人が多くチョット面白いと思っています。
元の言葉はコストパフォーマンスで、アメリカなどではほとんど仕事でしか使わない言葉です。仕事でもコストベネフィットパーフォーマンスっていう方が多いかもしれません。日常では実際こういう言葉を使わず「払った分の価値があったよ“I got what I paid for!” 」みたいにいうことが多いかもしれませんね。せいぜいバリューフォーマネーでしょうか。
日本でコスパをという略語を使うのが悪いと言いませんが、そもそも訳すと「対費用効果・実績・性能」みたいな相対的な評価で使う言葉ですから「対費用効果が良い」とは本来は言わないので、何かを比較しながらあれよりこれの方が“コスパ”が高いとか低いというというのが本来でしょう。
実は日本ではコストパフォーマンスという言葉は70年代のオーディオブームに専門誌などによく出てきた言葉です。オーディオ雑誌などで数台のオーディオ機器を比較してその中でこの価格でこの品質は良いという時にこれはコストパフォーマンスが高いという風に使われていました。昔の方が正しく使われていたようです。
まあ、硬いこと言うなよと言うなら、どうぞコスパが良いぞ!って言い続けて結構です。