ちょっと書いとこう・・・・
Feelin' Kinda Lucky
「浜田朱里」って知ってますか?
1980年 某日 レコード会社在籍中のある日 先輩とごはんたべながらしている雑談・・・
私「いやあ、ポスト百恵も今のところ、なかなか上手くいかないっすねえ。」
先輩「ああ、最有力だったK.Nかわいそうだったねえ。シャンプーのCMでさ、ドーンと売り出す予定だったけど、そのシャンプー発売中止だもんなあ。アンラッキーですねえ。男優のお父さんもガッカリだろうなあ。」
私「で、やっぱ おんなじ事務所の S.Mですかねえ?? 歌、まあまあですね。あの子、演歌も歌えそうですよね。」
先輩「そうだね。あの洗顔クリームのCMの歌、演歌っぽいね。もうチョットでコブシ廻るよ。実は、CMも出演する予定だったらしいよ。でもS.Mはエクボができなかったらしい。あのCMソングのサビいきなりソレだぜ!エクボでないとなあ。」
私「でも画面のCMの娘のほうがかわいいっすよね!」
先輩「でもあの子、純情なんだわ。けっこう、面白いよ。チョットしゃべり続けてると九州訛りまるだしでさあ・・・・」
私「まあ、会社はもうすでにS.Mでゴー!って感じですよね。」
先輩「あの事務所のコマ豊富だよなあ。一つこけてもまた次がすぐ待機してるンだからなあ」
私「ボクは、浜田朱里 個人的にいいなあ。先日オフィスに来たんですよ。オレ、その日一日ボワ~としちゃってましたよ。かわいかったなあ。 でも ”美人で歌ヘタ” って たいてい売れないからなあ・・・」
先輩「そうだなあ。なんか、バランス悪い所があって最初は欠点のように思えて、それが大化けしてスターになること多いな。」
私「そうですよ。ボク、学生時代に百恵を最初に見て、なんじゃ!これ?? なんか暗くて貧相だなあ。と思ったし、桜田淳子なんか、あのベレー帽、吹き出しましたよ。」
先輩「ははは、そういえば 石川さゆりもベレー帽だったけ。いまじゃ演歌の大エースだけど。」
先輩「浜田朱里は、地味でおばさんぽくない??」
私「そこがいいんすよ。おとなッぽいんですよ。年若いけど・・・」
先輩「ハハハ。でも 浜田朱里は ちょっとキビシイだろうな・・・」
私「残念だなあ・・・」
アイドルが売れるかどうかの予測は株式や為替相場の予測より難しい。
「毅然」とするところ。
中国と日本の政治的な関係は依然ぎくしゃくしておりそれにより経済活動も影響されている。いまのところ領土問題を中心に率直に言って解決の見えない、ザッとみて中国の言いたい放題というところである。本日のAPEC首脳会談での日本の首相と中国の党首の会談はまったく形骸的で、握手の際に中国の宰相など笑顔すらない。
これはいろいろな要因があるが、そのうちの大きなひとつには、近隣諸国から見ると戦犯が祭られているということでいやがられる神社を 信念を貫くように「毅然」と参拝するからである。
私がずっと前から思うのは、近隣諸国と上手くやりたいのなら、とりあえずそういう人のいやがることはやめておけばいいのではないかということ。
神社の参拝そのものが悪いとも言わないし祭られ方も私は良いか悪いかわからないし、いろんな考えがあるでしょう。
とりあえず、首相たるものが参拝をしなければ、この無愛想な顔でいやいや握手をされることはない。 領土問題、サンゴの勝手な略奪問題も、少なくとももう少し真摯に対処させられるはずだ。
こんなことがあったらしい・・・・
2012年の尖閣問題で中国政府が焚きつけて反日デモの大暴動があった。その時、滋賀県に本社を持つ平和堂という流通業の中国のショッピングセンターを暴徒が破壊し物品を略奪し被害総額35億円、営業できないほどの被害を受けた。当然だが中国当局は日系企業の被害に謝罪の意はなかった。
度重なる脅迫などもある中で、このまま撤退と思われたが復活するという強い意志の下、平和堂の本社の社長が中国に乗り込んで、中国人社員たちに店を閉めていても雇用の確保と給与の保証をしっかりと宣言した。
同時に湖南省トップと「毅然」と掛け合い 再建を名言し、暴動を二度と起こさないように約束させ、暴徒の逮捕もキッチリとさせたらしい。その後、平和堂は経営層と現地社員が一体となりなんとか再建したらしい。
強い志が「毅然」とした行為をもたらし成功を成し遂げるのである。
これに比べて情けない日本の政治家・・・
「毅然」とするところが違いのだ。神社を毅然と参拝しないで (神社参拝の良し悪しのこだわりは優先順位として最優先ではないはず)守るべきことに足して「毅然」と対処することが大切であり、たとえば、のこのこと遠路、毎日平気でおいでになる多くの密漁船など、国際法に則るしかるべき処置で「毅然」と対処し、形式的な抗議だけで放置してはいけないのである。
まあ、政治などこんなもんだが、現実は、言うまでもなく両国は経済でお互いに依存している。中国人だって日本の製品・サービスのおかげで楽しく有意義な生活を過ごせているし、日本も製品の生産拠点としてのみならず、こうした商業的な恩恵でこれからの人口減を補っていけるのである。だから大親友でなくても、せめて大きな問題なくほどほどな友達でいることが必要なのである。
結局、国際間の経済問題など、政治家・官僚はあまり役立たず、時には邪魔をして企業がいつも努力し難関を突破するという以前からのお決まりのパターンはなかなか崩せない。政治家の志が弱いので、対外交渉能力も二流なのである。(そのくせプライドだけ高い場合もある。)
まあ、私などがこの世にいなくなったころには 時代が変わり政治体制なども変わり、そのうち隣国も知的財産の侵害などは悪いことだとも気づき、人も物は人の物という 世界の常識もわかってくる日が来ることを祈りたい。明日のためにも今すぐ政治家は頭を切り換えてほしいが無理だろうな。
昨年、文科省が日本人の成人6400人にアンケートをとったらデータの精度は別として83%がまた生まれ変わっても日本人になりたいとのことだそうだ。若い人たちがそう思うならいいことだ。ただそう思う一方で、この国の悪いことをもっと怒り、是正していくべきではないだろうか?
消費税や医療費の自己負担アップなども、将来の財源のために必要だとか 妙に大人びた納得をして いとも簡単に政府に丸め込まれない方が良い。
(若い諸氏はわかっているだろうけど、丸め込まれてそんなことをいっているのは、実はこれまで、君たちのような若い頃から散々いい思いをしてきた 老い先短い我々中高齢者なんだからね。)
私はわりと海外にいる日も多いので、外から日本の良さも悪さも目に見える者としては、生まれ変わっても日本人になりたい?の回答は、チョット一晩考えさせて?という感が正直なところ。