Feelin' Kinda Lucky

ちょっと書いとこう・・・・

自分の敷地に知らないお墓があってびっくりな話....!?

2018年09月19日 | Miscellaneous

軽井沢のロイヤルロマンスでおなじみのテニスコート前の土地を70年代から近隣の方にお貸して営業してきたがこの度やめるということになり、とりあえず門扉をつけたりするので業者らと打合せ中にこんな石碑を発見。

 

調べると右は女性の戒名が書かれた墓石であった。左は恐らく神社などの狐とか獅子とかの像で頭が壊れて落ちてしまった石像らしい。確認すると明治43年の8月に旧軽井沢の通りが川のようになってしまった歴史的な大洪水があり、町の資料によると「別荘全壊18戸、破損29戸、流出19戸 ・浸水家屋370戸、一ノ字山崩壊 、三笠ホテルの日本館が山津波で倒壊」という甚大な被害が出たそうだ。

これらの石碑はその際に洪水と共に流れてきたものであることがわかった。

かつても周辺に数個の流れてしまった石碑があったようで従前に供養したそうで、これらはそのあとで出てきたものらしい。土の下に遺骨があるわけではないが、この土地の裏の隣地は最近スピリチュアルな場所で若い人にも御朱印集め?などで人気な諏訪神社もあるので、この墓標は地元のお寺さんに依頼して供養して頂くことにした。

軽井澤も浅間山の噴火は時々あるが大洪水はその後も聞かない。

とはいえ昨今の異常気象で何が起こるかわからないからハザードマップなどで再確認しておこう。


残念な大塚家具。

2018年09月10日 | Miscellaneous

大塚家具の新社長の新しさに期待していたが残念だが成果が出ないようだ。一度どう変わったのか見に行ったが中途半端でつまらない店になっていた。かつての鬱陶しいくらいの異常な密着応対でたとえ買わなくても、超高級な家具の話などそれまで知らなかった面白い話を聞いて帰って来れた時の方がへんな意味で面白い店だった。今は品揃えはそこそこだが、店のこだわりもなく店員は声をかけるのかかけないのかどうするの??と何とも不可解な微妙な空気が漂っていた。スタート後の軌道に乗らない間、ニトリやイケアと違う、長く使える良いものを顧客に届けることをすれば必ず結果が出ると新社長は言っていたし、今でもだいたい同じようなことを言ってるが、結果的に3期連続の営業赤字で潤沢だった現金預金を3年で180億から18億まで減らすとなると仮にどういう形で支援されるにせよ経営者としては去るしかない。優秀な大学を出て都銀に勤め親の会社の安定した基盤で適度に活躍し古臭い親の追い出しに成功したが肝心の商売の目の付け所はシロウトだったようだ。ニトリやイケアのほうが安物でも店に入ってワクワクする。同じような話で古い発想の親に反乱して成功したのが星野リゾートの星野佳路氏だが、決定的に違うのが、星野の場合、変えた果てにどういうものにしたいかというビジョンがハッキリと見えていた点だ。かたや斜陽の家具、かたやイケイケのリゾート産業の差はあれどこの差は大きい。やりたいことの将来像が明確に見えるということは社員にとっても目指すものがわかりやすく仕事がしやすくモチベーションが上がる。大塚家具の身売りが難航している要因の一つが社長に家業意識が未だ強くポストにしがみついていることらしい。社長退任は退かした父に負けることになるという意地からだろう。だったら自分で会社を解散整理すればいい。私もかつて製造業の会社を売却する際に、売却する先の上場企業に「ウチがおたくの会社を買わない場合はどうするのか?」と聞かれた。すかさず自力で解散整理すると答えた。もちろん解散整理する余力を残した段階で決断することが大切である。引き時を見誤りいつかまた蘇ると勘違いして堕ちるところまで行った経営者を身近でも数名見てきた。オーナー経営とはそこまで覚悟することだ。