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良く動くが良く食べるので±0な日々

さて スカっと晴れる日が少ないホノルル。雨上がりの巨大レインボウはきれいだけど・・・・


ホノルル在住のウクレレ関連の友人ショーンに会いに、毎年行われるウクレレフェスティバルに行く。
さすが本場、ウクレレの市民生活への浸透ぶりはすごく、このような子供から第一人者のウクレレ奏者のオータサンとかジェイクシマブクロなどまで参加。



公園内中央のステージでの演奏以外にもウクレレメーカーやビルダーのブースなども出展して賑わう。

ハワイの1916年創業の老舗ウクレレメーカーのKAMAKA社のクリス・カマカ氏(右)とフレッド・カマカ氏(左) 
他にクリスの弟のケイシーの3人で三代目として社を支える。
あなた方のおじいさんの時代のウクレレですよって私のウクレレの写真を見せたら感動してくれた。


園内を散策していたおじさんがシガーケースを使って自製したウクレレ。


ウクレレは価格も安くからあり、音を出すだけならもっとも手軽な弦楽器だが、昨今は奏法も多彩で演奏技術を極めるには大変な楽器である。
音色も各部位の材質、工法などで異なり繊細である。”たかが・・されど・・”の典型。


ショーン(左)と知り合いの有名なウクレレビルダーのマニー・ハリカン氏。ショーンは赤ちゃんが生まれてパパになりたて!

↑私のお腹出すぎです!なぜでしょう・・・・・??

ずばりアメリカ本土からハワイに寄るとおいしい食べ物が多いからです。
たとえば朝市・・・

穫れたて地元トマト!甘くて新鮮。


これなんだたっけ?わすれた。



新鮮な野菜のヘルシーなピザ。見た目はチョットしょぼいが、味はおいしい!アメリカのゴテゴテチーズのピザとは縁遠い旨さ。


日本に輸入されるパイナップルは最近はほとんどフィリピン・台湾。
ハワイでの生産量は昔のような量的な隆盛はないが、このような小規模な農場のモノはとてもおいしく、パイナップルの旨さを再認識させてくれる。売り主が ”まずかったらお金返します” って言っていたのも納得!


西アジアのデザート、BAKALVA。何層もある薄いパイ生地の間にピスタチオナッツが折り込まれたシロップ漬けの甘いお菓子だそうで、甘そうなのでパス・・・ 


おなじみPOKE丼。こりゃもう和食。


食べ過ぎたメタボなオッサン、カイルアのビーチで新スポーツにチャレンジ。これはスタンドアップパドルサーフィンという。
このように川でやると少しの練習で、あんまりカッコ良くないけどとりあえず軽快にクルージングできる。


調子に乗って海でチャレンジ! やっぱ甘かった。最後のころにやっと立てる。それにしてもブサイクなスタイル。
日焼け防止の長袖ラッシュガードと帽子がブサイクなスタイルを助長。
カイルアのビーチってよりメコン川って感じ!


でも海の上でこうしてスポーツすると気持ちがいいね!

↓海の下はこちら・・・ウミガメに右手でマスクを叩かれちゃった!


海に帰るとホッとする・・・・・
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愛するバディー・リー

さて、こちらロスアンジェルス郊外の人形コレクターのクリスチャンセンさん。
数ヶ月前に連絡があり、娘さんのローラルがバディー・リーの書籍を出すので、私の珍しいバディー・リー人形の写真を提供して欲しいということで連絡があり写真を送ったりやりとりをしていたが、今回、近くに滞在したので友人たちと一緒に訪問。

バディ・リー人形はジーンズなどで有名なLEE社の宣伝用の人形として1920年代の前半に登場した高さ約32~3cmの人形。
人形はコンポジションからプラスティックへと材質を変えながら60年代前半まで存在。
お店のディスプレイとして飾られるとともに販売もされた。ジーンズなどワークウェアの宣伝用として様々な酒類の服を着た仕様があり、ホンモノの材料を使って精緻なできばえがいまだに人気のある一つの理由といえる。



仕様によってはきわめて珍しくほとんど現存するものがないため アンティーク人形市場で驚くような高額で取引されてる。 
クリスチャンセンさんは無数のバディ・リーを所有している。ローラルは他にも人形関係の書籍を著作しているようだが、バディ・リーの文献はあまり良いモノがないのでこのたび自分で著作しようと思い立ったらしい。

この人形たちはホントに珍しいモノで、セールス用のサンプルとして使われた稀少なものもある。




数ある種類の中でもっとも珍しい衣服のひとつがこれら野球とフットボール。
特にフランネル製の野球の仕様は現存するものが少なく、衣装が贋作にもかかわらず高額で取引されたものもある。
高い値段を出してオリジナルと信じているコレクターがいるということで、これだからアンティークは怖い! 

下の写真はミネソタで1926年に発行されたある卸売り業者の販売用カタログで裏面にこのように載っている。
1ダースで21ドル。一個当たり2ドル足らず! だれか タイムマシンちょうだい・・・・



クリスチャンセンさんは上質な欧州のアンティーク人形もたくさん集めて所有。


クリスチャンセンさんがバディ・リーのコレクションを始めたのは意外と古いことではないそうだ。

聞くところ何年か前に長年連れ添ったご主人を亡くされたそうです。 悲しみに明け暮れまたクリスチャンセンさんは バディ・リーをがむしゃらに集め始めました。

その愛するご主人の名前が”リー”さんだった。
まさにクリスチャンセンさんにとっては「バディ」リーなのである。


いつまでもお元気でまたコレクション見せてね!

これは ウチの 亡き バディ・リー・・・
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私を野球につれていって・・・?

今年はメジャーリーグのオールスターがアナハイムスタジアムで開催され
近隣に在住の友人が入手困難なチケットを何とか入手してくれたので観戦。


試合前のセレモニーもアメリカ的。星条旗に戦闘機に花火。まさに三種の人気でんな。
お決まりの国歌斉唱のAnd the land of the free......のところの歓声は生で聞くとゾクッとくるね。


病気や恵まれない子たちを支援する人を招待。その人たちをグラウンドの中心に厚め、そこで選手たちが輪を作り大きなスクリーンにハリウッドの大俳優たちがメッセージを述べるのはなかなか良かった。
流行のタレントに派手は衣装で始球式をさせるミーハー志向な日本のそれとはちがうね。

一緒にいった友達はア・リーグファンとナ・リーグファンが入り交じり、観戦中はうるさいったらない。いつも思うんだけど、いっぱいビール飲んでもあんまりトイレ行かないんだわ。やっっぱ膀胱のキャパもちがうんだなあ・・・


イチローは大選手Pujolsのいいあたりのライナーをランニングキャッチ!
でもバッティングは2打席ダメで、地元エンジェルスの手法Hunterと交代。

メジャーのオールスターともなるとさすがに一流しかでないから、投手も打者もすごいわけで打球の早さ、守備の良さに毎度うっとり。

ただ最も驚くのは投手の変化球のキレ。速度も160km球だから目にもとまらないのは言うまでもないが、横から見て縦の変化のキレはまるで透明の壁でもあるように急激に変化する。これは目で見ないとわからない。それを打つ奴がいるってのも信じられない!!

2日後は、マリナーズvs.エンジェルスで、イチローだけでなく松井もついでに見れるから観戦。
こちらは奥さんも観戦。ウチの場合、奥さん的には”私を野球に連れて行って”でなく、"すんまへん、一緒に野球観にいってください”ってクチ・・・・

友達にたのんだチケットを事前にウェブでみるとごらんのとおりイマイチ。
(それぞれの座席の位置だとどういう風に見れるかが写真でみれる!う~ん、便利。)


結局、球場に行ってチケットブースに行くと、キャンセルでなんとダッグアウト付近の前から2列目があるとのことで、ちょっと奮発!おかげでTVに写りました。

この位置で観戦。ちなみにこの日の松井君はいいあたりの内野安打1本。
近くで見ると松井選手は 顔が超デカかった!う~んゴジラね。


余計なお世話だが、松井は重病のヒザ痛の問題もあるのか、どうもスッキリしない状態で試合をこなしてるではないだろうか?
バッティングも自分のスタイルが見つけられてないような感じがしてならない。
まじめな人柄なので、なんとかもうひと花さかせてあげたい・・・・・

イチローは満塁一掃の二塁打をうつわ、レーザービームで本塁を刺すわ攻守にわたって活躍。さすが格が違うね。


ピーナツは超しょっぱいよ。知らずに食べ過ぎて夜寝る前に喉がかわいた。
レモネードは甘すぎずおいしかったけど、ホットドッグは近隣のドジャースタジアムの方がおいしいね。
ドジャースタジアムのはFarmer John ていうソーセージ使っている。


この人はフジテレビのアナのおねえさん?


今宵のヒーローは2本の得点打のAbrauでした。


場所がら ミッキーのオールスター像が街中にたくさん。それぞれ描かれたチームが違う。
ディズニーランドも今月は55周年記念!松井くんも55つながりでがんばらないとね!


MLB満喫のカリフォルニアでした。
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世代を超えた愛・・・

”世代を超えた愛” がテーマの 映画と本 二つ。

まず、テレビCMの宣伝映画みたいな映画『FLOWERS -フラワーズ-』

蒼井優を始め、演技のじょうずな女優が出ているので、部分的にそれなりにいい場面とかもあるが、筋書きの面白みに欠けているでようでなにやら作り込み甘いぞ!ってな感じのできばえ。

噂かホントか知りませんが、制作過程で監督の事件とスポンサーの化粧品会社の対応などチョット余り聞きたくないようなお話もあったようで、そんなことからかもね・・・

それにしても蒼井優の演技は 迫力があるね・・・



さて、こちらは小説  『永遠の0(ゼロ)』百田尚樹・著



これはズバリ、これまでに読んだ小説の中のベスト5に入るすばらしい本だった。

戦争を通しての話なので 人によっては取っつきにくいだろうが そういう人は チョット我慢して読み通してもらっても きっと後悔しないと思う。 
押しつけるわけではないが 時間があれば いろいろな世代の人に読んで欲しい。

とにかく、「正義」とか「愛」とか といったことばを軽く口走れなくなる。

想像を絶する不条理の境遇下にあっても 自分の信念を貫く、深く重い ”真の男らしさ” に 終盤から結末は涙が止めどなく流れる。

ちょっと飛躍しすぎっていわれるかもしれないが・・・
支持率とかいった意味の曖昧な数値や 否定や卑下することばかりに偏重するマスコミ報道の誘導に左右され振り回される政治家と国民・・・
この国はいつの時代も自分の利益と保身しか考えないリーダーばかりが目立つ。 

この物語の人のような立派なひとはいないのかと憂いてしまうだけでなく、能弁さや外観でなく、静かで見えない根底にある気概や心意気を理解し評価できる眼力を身につけたい。
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