いまこそ本当の花見をすべし！

 

 下品な都知事がまた花見を自粛しろだのと熟慮のない感情的なことを言っている。

災害復興時ということで東京の各地で花見自粛ムードだ。節電の意味で夜桜の電力消費などはやめてもいいが花見すべて自粛などということは、前にも書いたが少しもいいことはない。

 

花見がかき入れ時の業者が痛手を受けるし　花見で元気が出る人は楽しみを奪われる。あくまでも被災していない人は、なるべく通常どおり、いや通常以上に消費し日本経済のマイナス要因をぬぐうことがすぐできることである。単なる自粛は美徳みたいなことは何もプラスにならない。

 

なぜこういう時に花見をやめなければならないという論争がおきるかというと、災害復興だから云々以前に　そもそも日本の花見のやり方に問題があるからだと思う。

 

そもそもは　美しい無数の桜の下で春を感じ親しい人とたのしいひとときを過ごすものであったろうが、いつの間にか　”酒を異常に飲み、酔っ払ってドンチャン騒ぎをし、あげく周辺を汚しゴミの山を残す”　という人の迷惑を顧みない日本人特有の社会性のない行為が問題だからこういうときに自粛しなければならないという議論の対象になる。　穏やかに上品なものであればこんなときでも問題にすることではないはずだ。

 

いつからか知らないが、日本は酒の上の事だからとか言って酔っ払って人に迷惑をかけることに甘い風土がある。こうした社会性のないみんなで赤信号渡れば怖くない気質のくせに　自粛して復興を祈るなどいう道徳感を掲げる風潮に　思わず笑ってしまう。

 

自動車でマナーのわるい割り込み運転の後でハザードをつけてお礼をいうのとよく似ている。

法令にもないハザードのお礼なんかいいからちゃんとマナーのいい運転しろよといつも思う。

 

表面しか見ないで　礼節を重んじる国民性とかいうが、私はこういう日本人気質が大嫌いだ。

 

大して難しくないサードゴロを難しそうに帽子を飛ばしファインプレーまがいにスタンドプレーする選手が世界的な記録を残す選手より尊ばれるのも　そういう気質が根底にありそうだ。

 

さて、毎年たいして花見などしないが　ことしこそは　是非　沢山食べ物を買って消費して　花見をたのしみたいと思う。　

市民は消費すべし！ 政府は世界中のすべての英知と労力を結集すべし！

 

多重災害から早二週間。被災地は当初よりは生活環境も改善されているようだが、まだまだ大変な日々でお気の毒だ。

被災していない私達のできることはいろいろあるだろうが、とりあえずいろいろ心配もあるけど、景気を落とすようなことをみんなでさけることが大切だと思う。

欲しいモノをを買ったりおいしいモノを食ったり旨い酒を飲んだりしましょうよ。大きな声でカラオケ行って唄でも歌ってよ。

欲求のために消費することは不謹慎だと思いシュンとする自粛ムードは止めましょうや。自粛したってだれも良くなりませんぜ。不景気に輪をかけたら困るのは巡りめぐって私達みんなでしょ。被災地の人だってホントは辛いのに暗くならずに明るくがんばってる人もいっぱいいるんだから・・・

特に団塊世代とそのチョット上の元気な高齢者のみなさん、高度成長期にいい思いたくさんしたし、年金もいっぱいもらってるし、ヒマもいっぱいあるから街に出てお金使って消費をリードしましょう。いまこそ社会に恩返ししましょう。被災地に義援金も必要ですが日本経済にも消費という名の義援金を贈りましょうよ！

とにかく気になる原発事故の修復の進捗　もっともっと日本中どころか世界中から総ての英知と労力を集結してくれないかな！　現場の作業の人も危険だし・・・

一刻も早い原発事故からの　”安心”　が日本経済にとって急務。

みんなが安心できれば、明るく上を向ける。外に繰り出し消費が盛り上がる。復興も加速する。

ベクトルを合わせ”日本全国一丸となって消費しよう！”ってなキャンペーンを協力に推し進めるべし。

そういうリーダー出てこい！

 

一刻も早く・・・・・

去年の秋。訪れたペンシルバニア州ポッツタウンの原発。直近にそびえ立つ迫力に思わずシャッターを切る。ペンシルバニアなどアメリカ東部は原発が多いから住むにはやっぱり怖いなあなど　のんきに思っていた・・・・

このとき　まさか、今回のような地震がらみで自分の住んでいる日本で原発の深刻な事態が起きるとはおもってもみなかった。" スイッチを切ってハイOK " と言うモノでないからこのような大被害になるのだろうが、これほど不具合処理に時間を要すのは　適切な品質管理にもとずいてつくられたプラントだとは思えない。　とにかく一刻も早く終息して欲しいと祈る。

専門的なことはわからないが　今回の原発事故は　”想定外”　のケタ違いの規模の地震と津波だそうだ。　　

世界でも有数の ”地震大国” という前提で 想定内と想定外の基準をどこに置いていたか知らないが　こうして現実に起きてしまったからには　多くの人命にかかわる巨大設備のデザインにふさわしくなかった基準だったという事実だけが残る。

 

３月１１日の大地震。群馬県で　うどん屋に入ってうどんを待っているところだった。大きく揺れた。外の広場に出るとクルマが揺れている。これは大きいと驚く。

 

急いで帰路につくが、すでに高速道路は閉鎖。地震の影響で信号はところどころ停電。

途中車内のテレビで　津波の大被害を知る。東京の家族に電話をしても通じない。娘と姉にはメールでなんとかつながるが息子と母親だけつながらない。

結局、通常２時間の距離がほぼ１２時間。深夜３時　オフィスに立ち寄るとショーケースが総崩れ。愕然とする。家に帰るとこれまたモノが崩れて通れない。結局朝になる・・・・・

ケータイのネットワークが役に立たないのに驚いた。ホントにつながらない。TwitterやFaceBookの方ががぜんつながる。だから家族に連絡を取れないのに、アメリカの友人たちとの連絡は密で頻繁にメッセージが入り　みんな心配してくれている。

息子さんと連絡取れた？　いやまだなんだ・・・　　首都圏の息子の消息を追う私をアメリカ全土のお友達が案じてくれている。へんなところでボーダーレスを痛感。

ウチの息子のところに送った４～５通のメールは半日以上遅れて　翌日朝にまとめて着いたそうだ。

なにはともあれ　自分はこうして　自分の家で　家族がいっしょで　暖かい食事ができ　トイレも使え　布団で寝れる。　少々の不便や来たるべく経済上の不安など　被災地の人々の苦難を思えばなんでもない。　

家族をなくし　家を流され　寒い　辛い　思いをしている　被災地の人々の心中を思うと　せつない。　何もできない自分がもどかしい。

首都圏ではガソリンスタンドに列をなし　売り切れのスタンドも続出。　明日から値段を上げる業者もいるそうだ。スーパーで食品や防災品がまるで41年前のトイレットペーパーのように買い占められている。　

被災地の人々は　限られた食料や燃料をみんなで分け合って　涙をこらえて必死に生きているのに・・・・・　

最近のあきれる話・・・

◆競争なきところに進歩なし

後楽園は東京の一等地で野球などで恵まれ、競争もなく殿様商売で顧客志向のなさはずっと目に余っていた。遊園地もこのところ重ねてトラブルが続き、ついに死亡事故が起きた。命をなくされた青年は気の毒。同様に監視のバイトの子も被害者だ。安全バーが降りきっていない場合、コースターが発車できない機械的なしくみで”バカよけ”（foolproof)をしていないことが信じられない。

 

◆ケータイで入試問題の”電波カンニング”

まさか試験の教室に携帯電話を持って入場できるとは驚いた。教室に入る前に一時預け、試験中に携帯が使える環境をなくしておくことは携帯電話が当たり前の時代だから当たり前のことだと思っていた。

 

◆年度末の道路工事

毎度おなじみ。公共投資はもういらない。こんなに道路を絨毯みたいにキレイにしないでいいし　まだまだ大丈夫な水道管を掘り返さないでイイから　渋滞緩和や幹線道路整備など市民にメリットのある先々のことを考えた投資で税金を使って欲しい。”築土木業おたすけシステム”　はもういいかげんにしとくれ！　21世紀なのにこんな高度成長期のような悪循環体制にあきれる。

 

◆石原慎太郎

芸能人や政治家など、なにかあると徹底的に攻撃するマスコミが石原を攻撃しない。石原の功績などないといっていい。ディーゼルエンジン規制など時代の流れで誰が知事でもできたこと。新銀行東京とオリンピック誘致の無駄遣いなど失敗の方が多い。次は立候補しないだろう。いま70才代の石原はかつて美濃部良吉東京都知事に60～70才の前頭葉の衰えた老人に政治をまかせられないといったことは忘ていないはずだから。下品な政治家の時代は終わって欲しい。ワイドショーのコメンテーターが一番お似合いなんじゃない？和田アキ子と一緒ね。