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ものには順序が・・・

カルロスゴーン、報酬8億9千万円也。
世界の経営者では何千億とか何百億円とかとる人もいるからいくら取ってもいいけど・・・



せめて 株主に配当出してから にして欲しい!
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青春 とは・・・

中学・高校の同窓会に出る。歳を取り、人生も終盤だなとか意識すると
過去の想い出が懐かしくなる。 

最近は駅からこんなスクールバスも運行している。


なつかしいチャペルで礼拝。


現在の校長先生は私が在校時に新たに教師になった人だが、ことしで退任だそうだ。
ずいぶんと月日が流れたんだとつくずく思う。



出席された元教諭などのみなさんたち。60代はハナタレ、70歳代は当たり前。6人がなんと80歳以上。 

御年81歳のS先生 さすがにお酒は飲まないでコーラを飲んでおられるので、
身体に気をつかっているかとおもいきや、練馬のご自宅からクルマを運転してきたからだそうだ。

同じく理科のK先生、80歳。白髪になれど髪の量、昔と同じ。しゃべる速度、昔と同じ。帰りにバス停まで歩く速度も昔と同じ。

山岳部を面倒見ていたO先生。76歳。アウトドア系のチョッキに身を包み現れ いまだ本格的な登山をしておられるそうだ。

部活の部長先生だった 体育のD先生 かすれ声、丸い顔、大きな笑い! 健在。 お化けみたい!

それぞれあの頃とかわらぬエネルギッシュな雰囲気と雄弁さ!!まるでタイムマシンのようだ。

なにか自分だけ歳が近づいてしまったような錯覚に陥るほどだった。

 

懐かしさに浸り しんみり・・・とか 思ったら 大間違いだった。
60歳代がハナタレだから 私など ハイハイだった。

定番だが Samuel Ullman の「青春の詩」を・・・・

  ”青春 とは人生のある期間をいうのではなく、心の様相をいう。
  優れた創造力、たくましき意志、炎ゆる情熱、(中略)
  こういう様相を青春という。
  年を重ねただけでは人は老いない。(中略)
  歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
  人は信念とともに若く、疑惑とともに老いる。
  人は自信とともに若く、恐怖とともに老いる。
  希望ある限り若く、失望とともに老い朽ちる。

         ・・・・・・・老け込む自分に ムチを入れられた一日だった。
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映画版「告白」 

今夜は友人夫妻と『FLOWERS -フラワーズ-』という映画を観る予定だったが、
急きょ友人が事情で来れなくなったので昨年の3月10日のブログでも触れた、
湊かなえ作の話題になった小説「告白」を観た。
 


最近の小説を映画化したものは「さまよう刃」などのように、
原作を読んでから見るとガッカリするのが多いが、
これは映画はとてもいい!

あれっと思う 原作と違う部分もあるのだが、ヘンに映画監督が原作と異なる個性を出そうとしておらず
原作の作者の表現したかった主張や脚色が生かされて映画化されている。
 
松たか子演じる主人公の女教師の 最初の数十分の告白は圧巻!
本同様、みごとに観ているものを物語に引き込んでいく。
このあたり、変化に富んだ映像も見事だし、それがさりげないBGMと相まってすばらしい導入部になっている。

それぞれの登場人物の告白に移った後のテンポが良く、観客を退屈させない。
(テンポの良いのはこの 中島哲也監督 の売りのようだ) 
人物を撮るカメラアングルやライトの使い方などが上手なので
なおさら最後の部分にわずかに使ったCGがちょっと残念。

観る前は 松たか子よりももう少し冷たく暗いイメージの女優のほうがいいのかとも思ったが、
観てみると松たか子も熱演で 感情の抑え と 感情のむき出し の演技は結構よかったかも。

さて、こちらは小説だが、「告白」と同様のテーマの 「天使のナイフ」で話題になった薬丸岳も是非お勧めだ。

彼の作品は やはり殺人などの罪を犯しても少年法などで守られる不条理をテーマにしたモノが多いようだが
小説の組み立てが上手で手抜きがない上質な小説だと思う。



小説や映画の技巧ばかり語ったが、多くの人がこれらの本や映画に接して
”弱者に優しく接する心” を考え直す機会になればと思う。 
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いちばん野球の上手かった人

MLBの名選手ケン・グリフィー・ジュニアが引退した。

思えば初めてメジャーリーグの試合を観戦したのが1992年の4月。
仕事で1ヶ月アメリカに滞在したとき、日曜の休日の日だった。
マリナーズvs.レッドソックス 場所はシアトルのキングドーム。
(キングドームは2000年に取り壊され 現在は近隣のセーフコ・フィールドに取って代わられた。)



この試合、ランディ・ジョンソンが投げた。異常に長く感じる手から眼に止まらない速さの球が放たれる様はいまだ目に焼き付いている。ジョンソンの速球も度肝を抜いたがそれよりもそれをちゃんとバットに当てる打者のすごさにも驚いた。

とにかく初めて観るメジャーリーガーの走攻守のスピード感と迫力に圧倒された。
試合の合間の観客の楽しませ方もその当時の日本の野球場に比べたら全然進んでいた。
ピーナツを売るおじさんがお客に投げるのもビックリしたし球場の中の見るモノすべてが刺激的だった。

入団二年目からすでに打率三割をマークしていたケン・グリフィー・ジュニアは入団まだ四年目だったが、すでにケヴィン・ミッチェルとならびチームの顔となり、なんと父親のケン・グリフィー・シニアは同チームに所属し、前年引退したばかりでその時はコーチだった。(1990年には史上初の親子で公式戦スタメンで登場)

写真は観戦時に球場で買ったプログラム。まだ若い。


忘れもしないのは、守備であわやセンターオーバーかと思われた大飛球をグリフィが球をほとんど眼で追わずにフェンスに向かって真っ直ぐに走りジャンプしながら向こう向きでキャッチした。まるで漫画だった!

打撃フォームもしっかり後ろまで引きつけて打つ実にキレイなスイングだった。

とにかくこの時、生まれてから こんなに野球の上手い人は見たことないと思った。それ以降も この人を越える野球の上手いひとには 出会っていないと思う。

幼かった息子のお土産はグリフィーのTシャツだった。


思えば あの時の感動がきっかけで その後も機会あるごとにメジャーリーグの試合を観るようになった。

初めて観戦したその翌年、グリフィーは本塁打46本を放ち、長距離ヒッターに変身した。2000年にシンシナティレッズに移籍してからは故障に泣かされ思うように活躍できないことも多かったが、通算630本の本塁打を残し引退した。
”レバタラ”をいうときりがないが 故障がなかったら「ステロイドなし」でベイブ・ルースの記録も抜いていたかも知れない。

先日の引退は もう私がいると お荷物だから・・・ ということで自ら身を引いたそうだ。
最後の2シーズンは古巣のマリナーズに戻り、グリフィに憧れていたイチローも一緒のチームで終われてファンとしては良かった。

22年間、すばらしい実績を残しての引退。 さよなら いちばん野球のうまかった人・・・・



プロってのは 平たく言えば メシを食ってる ”職業” が ”上手い” はずでしょ。
実績なしで短期間でどんどん辞める日本の最近の総理大臣は爪の垢を煎じて飲んでいだだきましょう。
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FREITAG

これ FREITAG っていうバッグ。
丈夫で、汚れに強く デザインもポップでオシャレ。
生地はトラックの幌、縁は自転車のチューブ、ベルトは自動車のシートベルト、これらのリサイクル材でできたスイス製。DANIEL & MARKUS FREITAG(フレイターグ)兄弟が 90年代にアパートで始めた仕事。いまでは大きな工場をもち、世界へ発信するに至った。


そのユニークさは ウェブをみてもわかるが 特筆すべきがウェブのON LINE SHOP !

まず各種類あるカバンの中から好みの形を選ぶ。 それぞれの寸法や容量、形状がすぐわかる。
ありがたいのが左の人の絵。大きさなど自分で持った時のイメージがわかりやすい!


好みの形を選ぶと さまざまなカラーが 出てくる。これはトラックの幌の再生だから二つと同じモノはない。
その中で何個か気になるものを右側にピックアップできる。

こんどはそのピックアップしたお気に入りをそれだけ一覧で表示して比べられる。
あっちこっちとページを移動しなくて済む。

その上、フラップをあけた状態も確認できるし、あけた状態と閉じた状態でそれぞれ360度回転させて確認することができる。

きまったらその中からショッピングカートに入れてオーダー。

即時オーダー確認のメールが届くのはもちろんだが、数時間後には粋な出荷の連絡のメールが来る。

”いよいよいま、あなたのバッグが箱詰めされて僕らの工場から旅立つところです。工場のホールに集まって行ってらっしゃいって手を振ったところです。どうか、あなたとバッグがずっと仲良く一緒でいて欲しいと願ってます!” 
この後、航空便で数日でセンスの良いシンプルでオシャレな箱に入って届きます。付属の説明書や写真付きのIDカードがうれしい!もちろん、世界に一つ。


日本でもたまに店頭で売っているようだが、運賃を考慮してもずっと安いし、注文も簡単だし、何よりウェブでの選択から注文までの過程の楽しさをぜひ味わうことをお勧めする。 
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