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12月17日(月)不動産小僧東急五島哲の死亡と西島三重子

2007-12-17 10:59:50 | ブツブツ日記
12月17日(月)不動産小僧東急五島哲の死亡と西島三重子
 フォーク歌手の西島三重子とは地味である。30年前に池上線という歌をヒットさせた。一発屋の歌手でもある。当時彼女に会ったことがあるのだが、なんだかテレビゲームのパックマンが相当に上手で、10画面くらいまでどんどん上昇して、私はその半分くらいしかできなかった。彼女の弟がさらに上手なんだといっていた。ヒット歌手であったのだが、普通の女の子だったんだと思う。一発屋でもヒットできればたいしたもので、世間にはそれを目指しても全くヒットしない人が大勢埋もれている。
 同級の淳子も歌手なのだが、2年先輩に丸山圭子がいて、彼女も「どうぞこのまま」の一発屋だった。しかし、その記憶は相当なもので、今でもたまに「丸山が」と話すだけで、淳子は「名前が通っていればそれでいいの」と言い返すのは、思えばヒット歌手に対してもやっかみなのかとも思う。
 その西島の「池上線」とは、ユーミンや丸山と同じようなもので、哀愁の東京ローカル東急電車を失恋の例えで歌ったものである。♪古い電車の……と、(車内への)すきま風という歌詞が、電車のイメージを壊したと、東急は当時から一切のキャンペーンを張らずに、昨日ようやく150人の客を招いて、車内キャンペーンをやったと記事にある。本人でさえ、やることが30年遅いという。
 しかし三丁目の夕日の時代である。今こそ大きなキャンペーンで東急の宣伝になると思うのだが、どうせぶっ潰れた東急など、西武を同じ穴の狢でそこまで頭がよくない。
 同じ昨日、東急三代目とさんざん馬鹿にされていて五島哲が死んだらしい。罰当たりがと思う。
 同じ30年前、私の先輩記者連中は、バブルスタート時期に、どうして西武と東急を日本の経済王だと提灯記事をあんなに書いたのだろう。フォーブスの上位に堤が顔を出して、それは戦後間もなく華族の土地を騙して取り上げただけなのに、そんな利権商売の何が経済人だというのだったのだろうか。会社の後継者は、ホンダや松下のように、企業内番頭への移譲がいいとされたのだが、しかし一方では、西武東急のように、身内だけに譲るという、愚かなことが評価された。いま晋三など政治屋がまさにこれで、そんなものは評価どころか、こきおろしても足りないのに、それを評価するものがいるのも同じこと。
 その西武東急が、30年後には簡単につぶされて、愚かな不動産屋だったと言われると、本当に胸がすっきりする。あの頃の幼稚なマスコミも、金もらって談合記事書いて、それでノンフィクションでございといっていた、幼稚な限りだったのだろうと、先輩連中のことを思う。
 古い電車の一言に、青筋立てて怒りだした東急の正体なんてものは、その程度だったのかと、大いに笑いだす。渋谷のプラネタリウムでさえ、維持できないとは、お粗末でもある。
 
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