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sptakaのブツブツDiary

sptakaさんは、毎日ブツブツ発言しています。

7月31日(月)女系社会

2006-07-31 00:06:51 | 生き方
「靴下と女」は戦後強くなったとは、古い話である。その強い女が最近また異常に強くなって、少子化の原因は産婦人科不足にあると、社会も女の味方になってきた。
 ついこの間までは、出産は「病気じゃない」と言われて、産婦人科は要らないといわれていたのに、しかし1%の異常出産に産婦人科は必要ですよということになった。そして世間では「女がいなければ種族が存続していかない」「女は不思議なものよ」と、妙な解釈がされていく。
 家族のイニシアティブを女が握っている家系というのがあって、それを発見するいい方法は「よし、今日は俺がおごるぞ」とは、絶対に言い出さないのが女系家族で育った男である。部下連れて飲みに行っているのに「割り勘だ」という。女の特長は極端にケチなこと。自分じゃキャバクラで散財するのに、他人にラーメンをねだる。しかも猫なで声で。これも女郎野郎といっていい。
 「そんなものはダメだ」と仕事で指示しても「そうはいいますが、~~」と理屈っぽく否定するのも同じだ。世間では「女の腐ったような野郎」というのだが、最近これは死語になった。「結論から話せ」と男は言う。反対ならば「そうは思いません」といってから話始めればいいのだが、女野郎はそういわない。ダラダラ井戸端で1時間も無駄話するように、女の話は無意味に長い。
 短絡的に「女は不思議なものよ」というのは、「猫がかわいいのよ」と同じで、15歳でそういう考えに至った女は、それから50年間一切進歩せずに、ババアになっても飲み屋で男に「女ってふしぎでしょ」という。全然不思議じゃないそんなものは。
 「分娩室など絶対に覗くな」とまともな男は言うのだが、女系になると、一緒に出産しましょうと強要する。あんなもの影でこっそりやってくれ。見苦しい。じゃ、会社で亭主が上司に説教くらっている不様な格好を女房と一緒に頭さげるのか? そんな女がどこにいる。橋竜が子供の頃に国会初登院したときに、母親の手に引かれていたのだが、そういう間抜けを社会が強要するのか? 女系は実におぞましいものだ。
 産婦人科の減少は、だらだら出産入院が長すぎるからだ。あんなものは世界中どこでも出産翌日に退院させる。一週間も入院させているのは、産婦人科のボッタクリである。
 「山は高きが尊とからず」とはいうが、一般的には高い山がやはりいい。そうすると「じゃ、富士山はいいのか」と、ロジカルな話ができないのも同じだ。富士は百のうちの1の例外であって、例外はどこにでもある。大筋の話をするのに、例外持ち出すのは女だ。
 世の中に散髪の時間が長いのは後進国の証明だということわざがあるが、欧米は散髪は15分で終わる。あんな無用な長物は、トイレと同じで早い方が言いに決まっている。散髪に1時間半もかかるのは、日本が世界一の後進国だからで、出産入院期間もこれと同じだと私は思っている。出産に入院はいらない。週末の二日で出産して、知らん振りして金曜日の続きの仕事をしたい。


6月23日(金)高校生の自宅放火

2006-06-24 01:57:53 | 生き方
 高1が自宅に放火して、母親と妹、弟を殺した。ただ母は父の後妻で、下の兄弟も後妻の子供。
 両親とも医者だった。何であんないい子がとみんないう。小学校卒業文集に「医者になりたい」と書いたのは、自分で書いたもの父親の受け売りである。東大寺学園という進学校に入学できたのは、父親の指示通りに塾に通っていたいい子だから。これまで一切反発することがなかった。高1で初めて成績が少し落ちて、父に殴られる。「これで医者になれるか」「なりたくない」。男の反抗期は、わざと父親の期待はずれのことをすることから始まる。我が家の大学二人にも明らかに中高時代にそういうことがあった。イチローでさえ、遅く25歳の頃に父ローからの反抗期を迎えて、期待はずれの女子アナを嫁にもらった。私にも覚えがある。中高から登山を始めたものは、その理由に反抗期が少し混ざっている。
 普通は小さなことから始まる。口げんかしたり、外出して朝帰りしてみたり。タバコすったり、深夜外出。友人宅泊まり。ところが今の一人っ子はそんなことする勇気がない。ずっと我慢していきなり逆転ホームランを打つのが自宅放火だといったら、間違いか。本当に放火で家族3人が死ぬことも、推測できない。
 その後野宿して、翌日腹へって他人宅に入ってサッカー見て寝てしまうなどは、子供過ぎる。
 この父親は一切マスコミの前にでてこないから、どういう父親だかはまだ分からない。ただ、自分の息子に放火されて、妻と、子供二人焼き殺されたのに、昨今流行の「取材自主規制」とマスコミに求めた。子供に家族焼かれるようなバカ親が、どの面下げてマスコミに喧嘩しかけるのかと、私もむかつく。それよりさっさと人前に出て自分の反省するのが先じゃないか。どうせ犯人は16歳。お前の保護下にある。せめて息子のバカさ加減を、世間にわびるのは親の仕事だ。そういうことさえ分からないこの親にして、そうとう勘違いしていると推測できる。この親も相当だらしがない。世間が怖い。
 進学校は、相当に受験に関して、家族の面倒を見ているというか、介入している。それを「よし」と解釈した場合には、学校にさえ理解できないほど、子供に無理強いしていたのかとも思う。そこが最大の原因だと思えて仕方がない。前妻との関係云々は、二の次だ。


1月9日(月)成人式

2006-01-09 18:08:00 | 生き方
 うちの息子も地元の成人式に出るらしいのだけど、まさか爆竹は鳴らさないとは思うが、こういう式典に人気がある。高校の卒業式を見たけど、女子は全員が袴をパーマやでレンタルしてきて、髪もおしゃれしている。その次に成人式があって、女は「七五三ですか?」と冷やかすとパンチを食らうけど、この式典が大好きだ。どうせ君が代を聞かされるだけだと思うけど。
 自治体がこういう式典主催して無料で招待するくらいなら、勤労感謝の日に、ボンクラ学生を町に集めて、勤労納税者に頭下げて家の庭くらい掃除してくれと思うのだが、そういうことはしない。人が成人するのは、戦時中は兵隊の玉が揃うからいいわけで、国家歌うのもそのためで、こういう管制の式典を有難がってでるようじゃ、子供たちの将来も心配でしょうがない。飴と砂糖で騙されて、爆弾食わされているようなものだと思うけど。人畜無害の山羊の集合体だから、御しやすいと思われている。
 私はこの日快晴スキー

1月4日(水)建物は古くなる

2006-01-05 00:06:10 | 生き方
 近所のイトーヨーカドーに母親と行く。3階建てで上りのエスカレーターしかない。下りは階段だけ。そんなことにこれまであまり気にならなかったが、歩行が困難な人連れだと、気になる。3階まで行って、下りは?と聞くと「業務用のエレベーターならありますが」という。そうしてくれといえば、乗れそうだったのだが、この建物ができた35年も前は、下りエスカレーターも考えなかったくらいだから、日本の人口が老人であふれることなど、気が付かなかったわけだ。
 昨年の取り壊しした我が大宮の実家にしても、やはり父親が当時注文建築で熱心にシロウト概要の設計図を描いていたが、今となっては話もできないほど、能率が悪かった。南向きなのに、そこは縁台風になっているけど、ガラスの敷居も悪くて、そこから出入りするには不向きで、けっきょく南向きの日当たりはほとんど活用できなかった。ダイニングは建物の中央にあって窓がなく、一日中電気が必要だった。玄関脇の一段下がったところに3畳の応接を作ったのだが、今度は自分が老人になったときには、その1段の上がり下がりに苦労するようになった。2階のベランダは物干しになっているが、そこもよっこいしょと、窓を越えてベランダにでるし、親も老いてからはその2階に上がる階段に苦労して、下りは四つ這いになって、後ろ向きに降りるようになった。階段も急で間取りを優先していた。その他もろもろ。
 建物など30年たてば、その頃気が付かなかったようにものすごく古くなる。そんなところじゃ生活したくないくらいにひどくなる。一応便利で近いからヨーカドーにもいくが、今どき下り階段などという店にはあまり行きたくない。
 なのに誰もが自分の家が欲しくなって、ローンを終わったときには、住みたくないくらい古くなっていることに最初は気が付かない。

12月28日(水)グリーンピア津南の売却

2005-12-28 10:33:48 | 生き方
 グリーンピア津南が、260億円で20年前に建設されたのに、最近2億円で売却されたと新聞に出ている。年金大型リゾートだったそうで、こんな公務員経営のスキーホテルに、10年以上もよく通っていた自分がおかしい。
 東京都のクロカンミニスキー大会というのが、ここで毎年12月に開催されていた。シーズン最初の大会だった。このホテルは、真冬でも場内に入って車を止めると、1泊500円だかの駐車料金を徴収していた。おかしなホテルだった。夜中に現地に行くと、公務員ホテル特有に、当然のことながらフロントに誰もいない。それでいて、玄関自動ドアは手動になって、開いている。あるときには、午前5時頃にここに着いた時に、無人のフロントのソファで3時間もだらだら、仮眠していたことがあって、ホテルのフロントでこんなことしていたいいものかと、疑問に思ったことがある。
 親子で参加していたその大会で、「アンタの息子はセンスがいいから、中学に進学したらスキー部を作りなさい」と冗談で言われたのが都のスキー幹部で、それを真に受けて、ふざけ半分に、次男坊を中学でスキー部に入れた。きっかけが津南だったのだから、因縁が深い。すると、都のスキー大会というのが、その12月にあって、私が参加していたのは、その大会の後夜祭のようなものだった。
 子供が毎年クリスマス前後からここで1週間の都の合宿に参加するようになると、中高生だというのに、1泊8千円のそれでも格安料金で合宿するようになって、そんな裕福な真似事していて、まともに合宿など出来るわけがないと思っていたのだが、本当にまともじゃなかった。どうせ吹雪の日には練習が休みとなって、引率の教師と「今日は、大貧民でもやって、時間を潰そう」とか、暇つぶししていた。すべて私立の中高スキー部の連中で、公立中から一人参加していたチビは、それでもそういう仲間に混じって遊んでいたようだった。
 ある年には、津南ではまったく雪がなくて、その大会が中止になったときもあった。地球温暖化で、もう雪は降らないのかと思っていたが、今年などはすでに3mの積雪がある。まったくおかしいもんだ。
 そしてまた、宿泊客の朝食バイキングというのは、やはり公務員ホテルだけあって、学生食堂みたいなもんで、どうにも子供っぽくて、すっきりしなかった。
 以前は石打でインターを降りてから、山道のノコノコ進んでやっとたどり着いたみたいなところだったが、長野五輪の後になると、その道も実に走りやすくなった。野沢温泉で五輪のバイアスロンが開催されて、その途中にある津南は、五輪のおかげで陸の孤島と言われたところが、開けたものだった。
 それでも、あんな山の中に隔離されたようなスキーホテルが、「リゾートでござい」みたいな経営で、続いているのがおかしいと思っていたが、やはり毎年赤字だったようで、わずかに2億で売却されたというのだから、最初から経営感覚なんてもんは、ゼロだった。大体スキーゲレンデにしても、裏山のつまらない斜面でやっていたわけで、いくらゲレンデ族だとはいえ、そんなところに何度も行く人の気が知れない。
 今後2億円で買った人は、どういう経営にするんでしょうか。行く機会はもうないとは思うのだが。
 ところで昨日は事務所の忘年会で、フランス料理店なんてとこで開催しました。

12月23日(金)人口減少

2005-12-23 06:09:56 | 生き方
 昨日の新聞に、明治以来初めて国内の人口が減少したと出ている。いずれこんなことはくるのだが、本当にきた。
 減少は悪いことか?老人の医療費負担が増えて、税金が増える。しかしこんな狭い国に1億2千万人も住んでいるのはおかしいわけで、7千万人程度が理想だというなら、自然減少も歓迎される。
 人口が減るわけは簡単なことだ。教育費がかかる。子供を生みたくない。いま子供を公立小中高校だけに進学させて、塾もいかせず、カルチャーも何もさせないと、多分この子は不良になる。中学生で男は金属バットを振り回して暴力団に入り、女は中学売春を始める。
 うちの長男が小5の頃だ。公立小学校など、夏でも水泳の授業などは3回くらいしかない。その3回目に「水泳能力テスト」をするのだという。「何にも教わってないんだから泳げないよ」。その通り。しかしかなりの同級生がスイミングスクールに通っていて、50mを40秒そこそこで泳げるものがいて、偉そうにそのテストというのは、ご苦労なことに10段階ほどに分かれていたのだ。
 そう公立学校というのは、塾やスイミングスクールにみんなが通っているという前提で、授業を行なっているわけだ。こんな八百長教育されたら、何もしない子供ははみ出して、イジメにあう。学校というのは、現在何も教えていないのと同じ。子供はみんなつまらないから授業中には寝ている。だから子供にせがまれて親は塾、カルチャーに通わさざるを得ない。本当は学校などに行くのは時間も無駄で行かない方がいいのだが、義務教育というふんぞり返ったシステムがあるためにそれはできない。こんなんで、安く子供が育てられずに、女は子供は生まない。ほんの一例だ。
 しかも義務教育は無料だとはいっても、PTA会費、給食、修学旅行、運動着、全然無料じゃない。私学は合格したとたんに、併願が受かると、入学金をせしめる。前期の授業料までせしめる学校もあって、それは裁判で負けた。まったく教育というなの、ずる賢い連中というか、国家。
 けっきょく、子供を埋めない女は、もう達観して、30歳になる頃に、犬猫を買い始める。これは「男は要らない」というサインに違いない。彼女の家に遊びに行って、犬猫がいて、それを可愛がっていたら「俺とどっちが大事だ」と思うのが男の普通の反応。犬猫より、子供が100倍可愛いのだが、女も去勢されて、勘違いで生き始めた。
 久しぶりにフィリピンクラブで、25歳を相手にしていたら、彼女は8人兄弟だという。その末っ子。長男は私と同年代だった。マニラの普通のサラリーマンお父さんだというのだが、それで8人も育てられる現実があるというのだから、あの国は日本よりも先進国といっていい。
 しかもフィリピンは、母国のタガログ語という言語は、間もなく消滅するかも知れないわけだ。昔はスペインに占領されて、だからフィリピンの一部女性はとても美しい。スペインの血がいま世界では一番美人に育てるといわれる。中米のコスタリカが美人の産地だというのも、同じこと。ところが2次大戦では、日本その他に攻められて、救ったのは、USネイビーだった。だからいま公用語は英語となり、小学校から英語を教えて、タガログは教わらない。間もなく祖母、祖父が死ねば、この言葉は消滅する。そんな非道にあってもなお、今の国は正しいと彼女たちは言っている。
 日本は三島由紀夫の亡霊で、右翼がいま幅を利かせている。日本語を消滅させるというと、烈火のごとく怒るが、まあそういうことはない。簡単なのは、フィリピン、中国、韓国から適齢期の女を毎年10万人国内に入れれば、少子化など簡単に解決する。私の会社にもフィリピン女性と結婚したのが二組いる。
 ところが、右翼日本人はそんなことはしない。今どき何を考えている?天皇家といったって、藤原氏の時代まで遡れば、皆海峡を渡って、半島や本土からきた連中じゃないのか。アジアの小国が、たまたまGDPが世界二位だと、のぼせているうちに日本は滅びる。

12月21日(水)羽毛服・ヒマルチェリ

2005-12-22 13:58:23 | 生き方
 かつては羽毛服といわれていたが、今はダウンジャケット。カジュアルで街着になっているけど、本当に町で着ていると暑すぎる。私が持っているもので今でも使えるもので、最も長いのは、この羽毛服かもしれない。30年になる。数年着ていなかったが、最近また取り出して着てみたが、やはりこんな暖かい物は地球上に他にはない。
 山で実際にこれを切る機会は実はない。荷物になる。行動中は暑すぎてきていられない。けれど登山を始めたときに、これだけは持っていたいと当時は思った。あの頃は町の中でこんなものを着ている人はいなかった。電車に乗ると暑くて着ていられない。気温がマイナスにならないと、暑すぎる。
 あの頃は町の中でバックパックを背負っている人もいなかったのだが、最近は多くなった。クライミング用品の優れものに、登山をしていた人は30年前から何事も知っていたのだが、下界の人はこの10年でそれを取り入れただけとなる。
 女性はミンクのコートは一生ものだといわれて、若いうちに高級品を買ったという友人もいたのだが、どうせ30年前のミンクなどは、今ではデザインが古すぎて着ていられない。イギリスのカシミアのコートだといっても、オヤジが着ているように、全然冴えないデザインである。ただの箱型のブルーバードみたいなもんだ。
 けど30年前の羽毛服は、今着ても全然おかしくない。登山用品には機能性重視の優れものが多い。

11月25日(金)友人のタイ生活

2005-11-25 16:21:23 | 生き方
 20年くらい知り合いの友人がいるのだが、独身で、3年前に仕事を辞めてタイに行ってしまった。長編歴史小説を書くという格好いい目的である。その彼が数日前に帰ってきて、数人で飲む。今でもその生活を続けているという。朝8時に起きて、夕方までパソコンに向う。夜は食事に出る。そんな生活が面白いのかと思うが、けっきょく単身で生活している以上、場所は自分の好きなところがゆったりと住めるという話は分かる。彼は北海道出身だったが、のんびりしたところが好きだったとかで、タイは暖かく確かにのんびりしている。そうして生活費も安いから、貯金でまだどうにかなる。日本からの団体旅行などの口利きをバイトでしているらしいというのは、噂にすぎないが。
 メイドを雇ったとしても、1万5千円。それを住み込みにしたとしても3万円だそうだ、今でも、物価はやはり日本の10分の1か。彼は節約しているから、そのメイドさえも雇ってはいないと言っていた。半年ごとのビザらしいから、一々国外に一旦でなくちゃならないのが面倒臭いとか。日本に戻ってきたときはウィークリーマンションだというから、もうこちらに生活の拠点もない。そういう生活、過去には憧れたこともあったが、今はもうそうでもない。

9月30日(金)原油高の三重苦

2005-09-29 23:01:50 | 生き方
原油高の被害は漁師にもっとも辛くなっている。根室の沖合いでサンマ漁の船が転覆して5人も死んだが、銚子からもそこにサンマを捕りに行っている。
 漁師町とキャバクラというのは大いに関係があって、水商売で散財するのは漁師であり、百姓は絶対にそういうことをしない。だから日本は西のほうに行けばネオン街はとても栄えていて、愛媛の松山なんてとこは、今でもバーが2000軒あるらしい。新潟の魚沼にキャバクラがあるなんて聞いたこともない。西は開放的だ。同級生の女の子がキャバクラにいても、男子は平気で尋ねる。しかし北はそれは体を売るほど危険なことだと思われていて、東北地方の水商売は流行っていない。漁師は一攫千金の体質を持っている。
 サンマ漁にはA重油を20キロリットル必要とすると聞いた。昨年まで80万円くらいだったのが、今年は120万円になった。その船は25人乗りで一晩に60トンのサンマを捕るらしいが、今スーパーで1匹100円で売っているサンマは、水揚げの時には8円から10円らしい。キロに直すと60円くらい。だから総水揚げは360万円だと。それは燃料費の3倍でしかない。こんな能率の悪い商売は他にはないだろうと言われた。
 ふむ。私の車満タンで7000円のガソリンが入るが、それで400キロくらい走る。魚沼往復するとそのくらいだ。それを仕事として、一昼夜かけて400キロ走って、1万4千円のギャラだといわれたら、それは不景気の代名詞のタクシーやトラックの運転手よりも割が悪い。登山なら、一昼夜でもそういうことするが、仕事だといわれたら断る。10倍もらったらやる。
 昨年の漁師は80万円の燃料で、キロ300円で水揚げできていたと言われた。今年は豊漁だから値が下がる。ということは、燃料80万円に対して、総水揚げ1800万円で、それは20倍に化けていることになる。漁師というのはそのように、あるときには20倍も儲けられるし、あるときには3倍でしかないという。だから20倍の時に散財する。そういう船が転覆した。本来アリさんのように、堅実百姓がいいのかも知れないが、しかし人間はキリギリスみたいな生活を望む。

9月12日(月)バリウム検査で、喫煙OK

2005-09-12 18:57:35 | 生き方
 区のガン検診が誕生月にきて、バリウムの胃の検査は生まれて初めてやってみた。他に、検便と肺。過去には2lのバリウム飲ませられたらしいが、いつの間にか200ccでよくなったようで、それならと。受診後わずかに1時間で、便が出るはずなのに、バリウムが流れ出て、これが平常だったら消化不良の大問題なのだが、それでかなり気分はよくなった。
 さて、毎度のように喫煙の注意書きがあちこちに張ってある。肺がんでは15倍の危険性があると書かれている。根拠はなんだ?。必ず私は文句がある。
 登山をしていれば、それだけで多分その週末、平常人より100倍は危険な人生を送っているだろう。一般人が平日1日で事故で死ぬ確率が100万分の1くらいなら、登山者のそれは1万分の1くらいになる。じゃ「100倍危険なそんな遊びはよせ」と誰かが言うか?「健康にいいですね」という。危険じゃないと人生つまらない。
 その登山に車で行く。これも電車に比べれば100倍くらい危険かも知れない。電車で事故にあったという話はまず聞かないが、周囲に登山の行きかえりで、自分が事故起こした、起こされたは、いくらでもある。私も15年くらい前に、トンネルの中で突っ込まれて、怪我はなかったが、相手が私の車を修理した。1ヶ月以上もかかって、60万円程度はもちろん向こう持ち。
 だから15倍くらいの喫煙はいいだろうと、短絡しているのではない。まず、本当に喫煙が15倍危険か。せいぜい2,3倍。大体ガンの原因最大はストレスである。ストレスは100倍くらい危険だと思っている。ところがそのストレスなくす方法に、医者は対処していない。「スポーツしましょうね」の一言で済ませる。ストレスはそれ感じないようにするいき方というのが本当はあるのだ。教えてあげない。
 タバコ吸うのは、実はストレス発散と、エクスタシーでもある。なんといっても嗜好品であることは間違いないわけで、イカの塩辛食うのと一緒で、塩はダメだといわれても、食う。美味しいんだ、楽しいんだ、快適だ。喫煙も同じだ。喫煙できない人には、分からねえだろうなあ。
 すべての旅行、登山、住まい、快感を過ごすときに、その目的はと聞かれた場合に「喫煙」と答えるぞ、私は。
槍ヶ岳の頂上で、喫煙したいために、そこに登る。喫煙は趣味だ。読書が好きだは誉められるのに、どして喫煙は誉められない。同じ趣味、嗜好品の分類に入る。
 なら槍ヶ岳で喫煙したいといっても、しかも真冬の2月だといったら、「それは素晴らしい」とは絶対に言われないで、おかしいと思われる。
 タバコは山にも、ちゃんとタバコケースに入れてもって行って、オイルライターでしっかり点火して、思いっきり5分楽しむものだ。先週末でも、中ノ岳の頂上でも、小屋でも、下りの休憩でも、実にうまいものは、うまいとしか言いようがない。その楽しみのために、仮に15倍が危険であったとしても、差し引きプラスになっている。休憩しないで焦って下った@さいたまは、300m流されたわけだ。彼もタバコ吸わない。
 検診は受けましたよ、ちゃんと。しかも肺検診は、今週も「痰3日分取る」というの、継続しているし。
 他人の喫煙文句言う前に、文句言うキミが、文句ストレスで「ガンになる」と私は思っています。