30年前ならロマンチック街道は猫も杓子もで、日光~群馬が日本ロマンチック街道とダジャレ真似したけれど、あんなお城めぐりはいまどき廃墟で行く人がいなくなった。なぜか。
ぼろいお城と教会見るのは、わざわざ京都の寺行くのとおなじで、実はディズニーシーでも、ラスベガスのテーマホテルでも、コレ真似して同じような中世の綺麗なレプリカが、いまどき日本にもたくさんある。
ウィーンの古城も、プラハの町並みも、実は外側そのままレプリカ改装しているのが現実で、千年も前のぼろいままじゃ、ソ連に砲撃された焼け跡が残っていたり、それは汚い。ヨーロッパの観光地とは、全部がリニューアルされているし、それでもお城教会巡りは、大いに飽きる。大人になっても京都奈良観光するのか。あんなものは高校修学旅行で十分。皇室が出雲大社と結婚するなど、身内の婚姻で、世間はんなもの関心なし。というわけで、一度いったらもう行かないわけでね。
過去に十回も行ったのは、フランスアルプスであり、ノルウェーのフィヨルドであり、オーストリアのチロルだったが、田舎の山巡り、自然遺産がやっぱり好きなのだ。欧州はそれに限る。文化遺産の古びたものダメですね。