日本山岳・スポーツクライミング協会、日本勤労者山岳連盟、日本山岳会、日本山岳ガイド協会は、自粛解除後の山岳スポーツ再開に向けたガイドラインを発表した。
内容は、「近距離でできるだけ都道府県を跨がない登山から始めましょう」「登山中でもマスクを着用しましょう」などがあり、ガイドラインを遵守することで山岳救助関係者、医療関係者、山城圏内の住民、そして山岳スポーツ仲間への相互感染を防ぎ、第二次感染症拡大防止に貢献できるとしている。
これを山岳4団体というようになった。多分東京2020と大騒ぎ始めた6年前くらいからだ。そもそも京浜山岳連盟(岳連)という民間団体があって、戦後文科省が山登りにも口出しするようになって、東京都山岳連盟(都岳連)という名称になった。その全国組織が日本山岳連盟。ところがこれが日本体育協会に入ることになって、それは文科省の下部組織のことだが、そのとき連盟という言葉がよくない。それを協会という文言にしたいと、日本山岳協会と呼び名が変わった。そのうちについにゲレンデ岩登りが五輪競技になるに及んで、ここがスポーツクライミングも兼ねるようにして、長ったらしい名前になった。念願なのだ。体協組織で五輪種目がないのは、山登りだけ。こんなものは大人の道楽だったのだが、何故か文科省に組み入れられて、予算が出て、体協組織にも入って、ならば競技にしたいがならなくて、ついにあの猿のゲレンデ登りが競技になったから、嬉しくてたまらない。
それが一つ目の団体で、次に労山、さらにガイド協会は分かるが、日本山岳会ごときが、この政府の4団体の中に入っているのが、しかもトップらしくて、落ちぶれ貴族が政府とねんごろになったかと、毎度呆れるわけだ。
今でもそのはずだが、日本山岳会とは何だと先方に聞けば「私たちは、ただの趣味の団体ですよ、おほほほ」ちょっと前は、事務のおばさんが答えていたものだ。その辺にある、南千住山岳会と同じで、ただの民間の鼻くそ団体が大きくなっただけと、そこは答える。なのに、どうしてか政府がいう4団体の一つに参加していることが、火事場泥棒と以前は言われたし、芥川とか徳仁とか、かつての貴族や今の皇族が好き好んで入るただの団体なのだが、歴史は明治でルーツは日英同盟で、イギリス山岳会を日本で盗作して組織したのがこれだ。だったら、それらしく趣味に生きればいいのだが、落ちぶれ貴族はいつも出たがりで、ついでに偉そうに文句を言う。今はコロナ明けの登山のやり方とやらの口上なのだ。
登山の基礎とは、好きで登山するだけなら、政府ごときのデタラメさえにも従う必要もなく、クマやシカを撃つわけでもなく、森林伐採するわけでもなく、頂上に登ってそれだけで満足するというなら、アホ扱いされこそ、何の規制もない、自由人だ。国有地だろうか、私有地の山であろうが。どうせ万年億年前の造山運動を観察にいくのに、所詮百年前ごときの神社の地所だとか、組合の入会地だろうか、スキー場が管理したなど、後から出てきたアホウが何をぬかす。すべての自己責任の中で、万年、億年前の地球の歴史を探索するだけのことなのだから、その自由行動を規制するな、放っておけ。それがアルピニズムでありクライミングで英仏から上陸した文化なのだが、島国の気の狂った貴族どもが占有して独自の解釈くっつけて、それを権威にしただけのお粗末。基準が欧米にあるというのは、実にいいことだ。島国の阿呆の指示ごときに従う必要は何処にもなく。だから、これを4団体と決めつけて、バカを言い出していることに、毎度アホ笑いが止まらない。