sptakaのブツブツDiary

sptakaさんは、毎日ブツブツ発言しています。

9月30日(土)東京ドーム971億円赤字

2006-09-30 00:42:14 | ブツブツ日記
 何もしなければいいのに、つまらない助平根性発揮すると赤字になるといういい例がこれだ。東京ドームが971億円の赤字だと出ている。ドームとホテルだけでこれだけの赤字を作るとは、誰かが500億円くらい持ち逃げしたのかと思うほどだ。
 東京ドームも福岡ドームも、建設費は500億円くらいだった。ああいうものは、普通は永久に赤字である。建設費は回収できないわけだ。つまり通常は国立競技場もそうだが、役所がポケットマネーでそれを作って、後の運営くらいはトントンでやってくれというものになる。ソフトバンクの福岡などは、絶対そうだと言い切れる。つまりそれ以下の競技場、野球場はすべてそのとおり。横浜サッカー、調布の味スタ全部そうです。ところが東京ドームだけは違った。立地があまりにも良すぎる。しかも巨人戦はこの間まで満員だった。
 野球観戦が一人3千円平均だとして、満員の5万人では、1億5千万円の売り上げになる。その売り上げのうち野球場の取り分というのは、1割から2割。1500万円から三千万である。巨人戦は年間に140試合あって、ホームゲームはその半分で70試合足らず。3千万円だとしても、21億円にしかならない。これでは500億円の建設費は、その利息程度しか埋まらないというものだ。500億の4%は20億円。利息とはそんなものだ。ところが野球以外の日にもドームではイベントができる。コンサート、展示会。就職相談会なんてのもある。それが野球と同程度あれば、倍の40億円。3倍なら60億円。しかし野球と同じくらい儲けるというのも難しいはずであるが。
ところがドームは成績優秀につき、もう20年前くらいに建設されたのであろうが、建設直後の7,8年で、すでに500億円の償却は終わって、あとはウハウハ儲かるだけの状況になっていた。こんなことができるのは世界中で東京だけかもしれない。福岡では絶対に無理だ。福岡ドームは当初は、ダイエー中内のポケットマネーで建設したよ、返済はいらないといいこと言っていたが倒産同然でソフトバンクに買い上げられた。
そのドームが今年は900億円の赤字というのだから驚く。その一つというのが、関越道を石打で降りたところにある、舞子後楽園スキー場という田舎スキー場の経営らしい。かつてスキー場が儲かったという話はあるのだろうか。タダで雪が降ってリフトかけているだけで赤字というのは、物凄い体たらくだと思えるのだが。
ドームの赤字などは、何もしなければ、野球だけならそれで御の字というのに、余計なことして大赤字くらうまあ見本みたいなものです。それともテレビ朝日の5億円横領社員みたいのがいたのでしょうか。

葬式がつまらなくなった。葬式がつまらないものだと相場が決まっているなら行きたくない。つまらなくしたのは昨今商売繁盛の葬式屋だ。昔の葬式は面白かった。
故人というのは、大往生ならば思い出話があり、若くして亡くなったら病気はどうだったのかという話になる。しかし最近のゆとり教育の連中は、形式だけは国歌斉唱が重要に思うように、建前主義が一段と進んでいる。中味が伴わないのは私たちの年代以上にひどい。葬式は遺族が「あいつは来た、あいつは来なかった」と思われるのが嫌でいくだけになっている。
通夜も葬式も、清めの酒を飲む場がある。しかし会葬者内輪で飲むだけで、知り合いがいなければ「3分で帰れ」ということになる。そんなことで亡くなった人が喜ぶと思ったら大間違い。
喪主は、前のほうで参列するだけじゃなくて、さっさと参列者を接待しなくてはならない。喪主が涙に明け暮れているというのはウソだ。どうせ喪主は「葬式はABCのどれにしますか」というボッタクリ葬式屋とすでに打ち合せしていて、泣いている暇などない。私も家族を亡くしたことがあって、事実泣いている暇などなかった。だから、くだらん坊主の経など聞かずに、参列者を接待するべきだ。そして参列者の愚痴を聞くことが、亡くなった人への喪主の責任である。それがなされていない。
結婚式も、新郎新婦がひな壇にいるだけで、客は2時間見るだけでおしまいという下らん挙式は流行らなくなった。手作り挙式というのは新郎新婦も客を楽しく歓談する。同じことだ。
そもそも葬式は喪主は参列者に頭を下げる必要がないというのが本来である。召されるものの介添えで、来る客は勝手に来るというのが寺の教えである。坊主に布施を渡すにしても「ご苦労」と坊主は言うことになっているが、「有難う」と昨今は言う。馴染まないわけだ。頭を下げないというのは。喪主は片隅で頭を下げている。しかしそれだけじゃ、あまりにもつまらない。客は喪主に声を掛けたい。100歳で死んだなら、「生前は怒られました」でもいい。「妖怪だった」でもいい。そういう場が葬式にも通夜にもない。それはどんどん形骸化しているだけだ。
偶像崇拝はいけないというのがキリスト教始め主流の宗教の教えである。死んで焼かれるその寸前がいいとか、事故で死んだその現場がいいというのは同じく少女趣味である。どうであれ、亡くなったものは天に召されるとすれば、各自の心の中でそれを弔う。せめて焼かれる前日であれば、そこに言葉をかけたいのだが、その相手が参列前列で黙っていたのでは、これは何もできない。どうせ昨日まで会っていた人が亡くなる場合はそう多くない。半年、1年、5年前に会ったきりの人が死ぬ。身内同士は親族でいちゃいちゃ泣きあえるが、友人は「3分で帰れ」とは、遠くの身内よりも近くの友人を大切にしていない。どうせ本来「死人に口なし」と日本人は他人が死ぬのを喜ぶ。形骸化するのは面白くない。喪主は、友人の愚痴、恨み、小言、借金、全部引き受けてくれ。それが喪主の責任である。
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9月29日(金)森本あきガン病死52歳

2006-09-29 08:50:12 | ブツブツ日記
 胃ガンの転移で死ぬことなんて今でもあるんだろうか。どうやら最初の発見が遅かったかもしれないね。朝食を吐くようになってから医者にいったといわれたのだが、その2年前くらいから調子が悪かったようだ。
 昨年に彼女に聞いた話では、いい感じで快方に向かっているようだったけど、今年になってからも入退院を繰り返して、本当にガンというやつは、初期治療が遅れただけでも取り返しが付かないという残念なことになる。ガンのレポートしたときの、(ケースNO1)モデルがまあ彼女だったわけだけど。人生分からんものだよな、残念だ。
http://www.ops.dti.ne.jp/~sptaka/newpage1.htm
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9月28日(木)定年しない爺さんたち

2006-09-28 14:57:00 | ブツブツ日記
 定年は60歳であり、少しずつ長くなっていると言われる。とりあえず65歳が妥当なのであろうが。ところが何故か政治家は定年しない。総理大臣を辞めたものが、のこのこ政治家などやっている国は日本だけである。大統領はさっさと辞めた後には、年収1億円くらいの年金が付いて、好きなことしている。一回500万円の講演会もしている。
 仮に政治家にも65歳の定年を一律全うさせたほうがいい。役人がそうしないと、民間も真似しないのが日本だ。デブの森にしても、尾身という爺さん閣僚も、綿貫も、大体小泉自身が間もなく65歳になる。辞めさせてくれ、老いたものは。
 中央国家公務員が定年後に天下りして、80歳まで特殊法人で儲けるのも同じことだ。65歳過ぎたら働かせるな。そうしないと特殊法人の天下り温床はなくならない。
 政治家は夜の5時過ぎたら仕事をしないでくれ。連中の真夜中の仕事にも、時間外手当がでる。ハイヤーを深夜まで待たせればそれだけ経費が上乗せさせる。悪い習慣である。一昨日も組閣の後に、午後7時に天皇に会い、9時に会見した。5時になったらさっさと辞めて、翌日続きをやれ。
 同じことだ。天皇も65歳で定年させて、浩の宮に継がせてくれ。連中が模範示さなくて、どうして民間が従える。しかも時間外にダラダラしている。
 老いぼれ政治家というのは汚職の温床でしかない。福島はどこまで老いぼれが知事をやっていたのか。人生先がないと思えば何でもやる。死刑になっても、明日老衰になっても同じことだ。老人の刑期は子供に相続させるというと困るが、いやそれでもいい。5億円もらって有罪のまま死んだ角栄の刑期は、真紀子が継ぐという方法もある。じゃなければ、老人には去ってもらおう。悠々自適に生活させるのは老人労わる道じゃないのか。
 国会開催中に、真夜中まで牛歩戦術という馬鹿投票の方法がある。あんなものも辞めさせてくれ。国会の電気無駄遣いである。

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9月27日(水)日本は北朝鮮にも勝てない

2006-09-27 12:59:05 | ブツブツ日記
「また日本について「戦争犯罪国家で、アジア諸国を侵略し、罪のない人々を虐殺しながら、歴史を清算せずにねじ曲げている」
 国連会議でこう言ったのは北朝鮮である。もちろん日本も反発していたが。
 文章を読んだだけでは分からない。この映像をニュースで見たのだが、圧倒的に北朝鮮が勝っていた。大体英語力が違う。連中は何故だかネイティブの発音に近い。声も大きい。日本人よりも上手だ。しかも原稿見ながらも目線を敵国日本に向けていて「私たちは復習したいとも思っている」とまで話す。内容は問わない。ディベートの展開の様子である。
 対して日本は、大使館の何ものかが、目線はすべて原稿だけをみて、そんなものはアンチョコだと学生時代には言われたものだ。発音はヘタクソで聞き苦しい。しかも「私たちはすでに反省している」とうい弁解に終始する。こんなもので国際論争に勝とうという根性が間違っている。
 要するに、どれだけの人間がその人の発言に賛成するのかということだ。そこに世論が形成されて、法案が動く。明らかに北朝鮮の言っていることが本当のように思える。つまり、日本はそういうでしゃばり国家の下請けにしかならないというわけだ。過去日本はアメリカの下請け車会社として成立してきた。しかしいまや中国が世界の下請けになっている。北朝鮮のアジ演説レベルのデタラメ論理に、何一つ抵抗できないのが、在米国日本大使館だとしたら、おそ松くん。
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9月26日 台風の特異日か?

2006-09-26 21:56:52 | ブツブツ日記
 今日は台風の特異日らしい。といっても大昔に伊勢湾台風がきただけで、その後何もきていない。今日は南岸低気圧になっているが、まあ台風よりも少し弱いというだけで、天気が悪いといえばそのとおりになる。50年前に私がこの日に生まれたが、そのときから特異日だといわれて、今日まで同じなのだから、これは資料を更新していないと思われる。冥王星だって、小学校の頃と今は違っているのに、気象庁のこういう資料はだらしなく50年に渡って垂れ流しているだけで、私この50年間、この日は注意しているけれど、天気はあまりよくないにしても台風など来たためしがない。翌日に来たことがあったのだが。ま、何事もその程度の不真面目さ。
 不真面目の一つに、最近は子供が殺された親というのは、まるで喋る権利があるとでもいいた気にしゃしゃり出て「犯人を死刑にしてください」という越権行為を平気で喋り捲る。人に対する刑罰は裁判所が決めるもので、子供殺された程度で素人が、偉そうに物を言わないでくれとおもう。そう言うのを許しているマスコミ世間はだんだん短絡的になってきた。殺された仕返しに何でも喋っても許されるという、これは子供社会に等しい。
「小林被告にはこの死刑判決を受け、少しでも真摯(しんし)に受け止めてもらいたいです」
 こういう生意気なことを行っているのは、今日死刑判決になった、被害者の親である。たかが被害者程度に、どこにこういう他人の刑事事件を評論する資格があるのだろうかと、呆れる。つまりこうなると、未開国の「目には目を」と同じになる。子供が殺されたら、遺族は犯人を殺してもいいというこういう紀元前並みの短絡さ。それじゃ法治国家が成り立っていかないだろうということを誰も注意しない。
 最もこうした論評は、本来マスコミ自身がするべきものなのだが、そうなると余計な評論したといわれかねなく、そうした世間評判に怖くて、せめて被害者なら、何を言っても許されるというこれは幼稚国家である。「犯人の刑事罰を見守って生きたい」それで十分。真摯に受け止めろとは、どの権限で言えるものなのかと、越権行為に唖然とする。
 最もその発端というのは、北朝鮮拉致の横田めぐみさんに始まる。国家は何もせずに、両親が20年に渡ってそれを訴え、安倍がようやく気がついた。遅すぎる。これじゃ、被害者は自分で犯人を探せといっている無法国家と同じであって、やっぱり所詮すべてはその程度かと、なお落胆する。
 さてこの奈良の一人殺して死刑判決であるが、殺しのほかに、死体写真をメールで親に送ったというのと、反省していないという点で、死刑になったと思われる。しかし殺人に対して、メール嫌がらせと反省のなさは、せいぜいグリコのオマケ程度の付属品であって、それで死刑とはおよそ世界が死刑廃止に動いている中で、しかも2人殺して死刑という前例のなかで、これも短絡的な判決でしかないと思える。しかも、最近の判決文というのは、99%までが駄文に等しく、「何も罪もない幼児を殺した」だとか、罪がある幼児がどこかにいるのか?と哀れみたくなるほどの幼児文章。こんなものは検察の陳述丸写しだけで、死刑にした理由だけを明確に論じろと素人の私でも思う。その理由は上記二点に過ぎないわけで、じゃそれだけもっと詳しく書けよと思う。裁判官は、あのダラダラ1万文字だか10万文字だか、字数を埋めるというアホ作業に判決3ヶ月もかかるわけで、省略化してもっと効率よくしないと、法務の改正には程遠い。
 さてその法務改正にしても全く国会では取り上げられないのだが、多分刑務所が満杯でこれ以上犯人を捕まえたくないという事情があるというのは本当か。しかし刑務所人間は人件費ゼロでいくらでも仕事させられるわけだから、刑務所の一個二個は自分たちで建てさせるというのはどうか。そういうアイデアは全くどこからもでない。談合その他、福島の県知事弟などは、さっさと実刑にすべきで、その実刑中に刑務所建築のセメント運び人夫でもやらせろと思うのだが。
「殺害行為については、民法上の「時効」が経過しているとして、賠償責任は認めなかった。」
 むしろ問題はこの26年前の殺人が時効になっているということだ。これは前から指摘されていることで、殺人事件の時効は廃止しろという世論になっている。でもまあこの程度のことは刑事訴訟法の改正が必要で、安倍が教育基本法改正だけで内閣作ったように、総理大臣がいの一番に法改正の命題にしないくらいにならないと、改正できないものらしい。春先の平塚5人殺しも、4人は時効になっていた。殺人は時効なしくらいで臨まないと、殺し得になってくる。務所に無期懲役で入るのと、時効待ちで逃げ通すのは同程度なんて、こんなへんてこな国はない。
なを言おう。
 「埼玉県川口市で「小鳩保育園」の園児らの列に乗用車が突っ込み」
 園児の人身事故とはどうして言えないのか。NHKの女子アナも「突っ込み」「突っ込み」といっている。そこでいやらしい「突っ込み」を考えるのは私だけか。あまり女子アナがこれを言うと「欲求不満ですか」と思わず笑い出す。


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9月25日(月)紅葉の頃

2006-09-25 20:31:34 | ブツブツ日記
 週末はハイキングに出かけてきた。山スキーをやるものは毎年6月までスキーをしている。7,8,9月は、オフといってもよくて、山も暑くて大いに嫌われる。そして紅葉の今頃から、また登山は始まる。11月までは涼しくて、大歓迎の季節であり、12月からまたスキーが始まる。シーズンスタートというわけだ。
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9月23日(土)屁理屈まかり通る

2006-09-23 00:20:36 | ブツブツ日記
 君が代問題は慎太郎も早速控訴すると息巻いてはいたが。一般的な65歳のオジサンが言っていた。
「高校教師とあろう者は、生徒に模範を示さなくてはならない。日本の国家を歌い、国旗を掲揚しなくなったら、日本の歴史を誰が子供たちに示していくのか。日本の歴史が終わってしまう」
 ふ~ん、言い方としてはかなり最もらしいのだがね。やっぱりねえ、そういう石頭オヤジに対しては、テロを起こすというと物騒な話になってくるけど、日の丸の歴史や、国家の歴史などは学びたくないという話になってくるわけだ。どうしていまさら、こんなことになるのかといえば、敗戦処理を完全に間違えたからだろうね。
 日本を軍国ファシズムとういなら、英米も同じだったという、こういう詭弁が今でもまかり通る。たまたま英米が勝利したからこうなったわけで、日独が勝っていたとしても、結果は同じだとか。ナチがユダヤを700万人殺したといっても、米国は広島で10万人、長崎で7万人、東京空襲では30万人を殺害したとこう言い出す。いちいち馬鹿馬鹿しくて反論したくなくなるよ。
 せめて一つだけいうなら、国体というヒロヒト主権の国家があって、そこは5千万人のの国民は、ヒロヒト一人のために全員が命を落としても構わないというのが、軍国ファシズムだったわけだ。いわばカルトに近い。そういうキチガイ国家の体制が、君が代日の丸の実態だということを、65歳のジジイも知らないわけだ。そんな馬鹿げて国民を愚弄していた国は、第二次大戦の中でも日本だけである。こんなものを歴史として学ぶならば、反面教師の材料でしかないし、それを「継続する」とは、よくぞ安易にそんなことが言えるものだと呆れるくらいでもある。
 慎太郎は荒廃した都立高校の生活環境の改善のために、君が代だと昨日辺りは話をすり替えていたのだが、だったらマラソンで十分だ。都立高校は教師も生徒も毎朝10キロマラソン義務付ければいい。従えないものは退学とすれば、明日にでも規律は守られる。規律と言い出すときに、必ず君が代日の丸が出てくるのは根拠が全く不明なのだ。こんな怪しい右翼の言いだすことに同調する人間が、未だに国民の大半だとは、なんなんだそれは?といつも驚く。

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9月22日(金)君が代違憲で慎太郎の裁判負け

2006-09-22 10:08:39 | ブツブツ日記
 石原慎太郎は東京五輪をやるというこれはオチャラケ余興として笑ってごまかすが、カラス撃退、都庁公務員対策、ディーゼル規制、そのたスラム都政をこの8年間前向きにしてきたことは評価している。何しろ東京バブル景気のよさは慎太郎の成果でもある。
 政治家というのは、7割賛成、3割反対で、まあ合格だろう。
 その3割反対部分のなかでこの男の最も感に触っていることが、国旗掲揚と君が代斉唱の規律問題だった。昨日東京の一審では慎太郎側敗訴した。この男、国には「弱いものいじめの控訴はよせ」といっているのだが、これは多分控訴する。
 都立系教職員の荒廃というのは、明らかにひどいものがある。国立あたりの小学校では、校歌などは作る必要がないといい、卒業式にはディズニーランドのスモールワールドを歌っているという馬鹿げたのまである。基本的に公務員は横暴である。就職するときにはお願いしますと頭を下げて、中に入ると教職労働者の権利だと、働かない。連中未だに北朝鮮崇拝している堕落人間が相当含まれている。
 そういう馬鹿者を叱咤するのは、君が代と規律が手っ取り早いというのは、明治からの日本人の悪い習性なのである。非武装といえば中立であり、武装といえば君が代と天皇崇拝というこの日本人の短絡思考。んじゃ、アメリカでもヨーロッパでも、武装国家は天皇国王エンペラー崇拝ですか? 欧米のエンペラーはリベラルなものであり、日本のヒロヒトが軍国主義を助長したのは、簡単は昭和史ですよ。
 どこの国もまあそうですよ。人間は弱いですから、苦しいときの神頼みかキリスト頼みしますね。それに頼って生きている。ただ日本の神様はあるときに天皇だとすり替えた如何わしさがまだ十分に残っていて、そこにまともな人は違和感があるのです。
 本来は教職員の服務規程を忠実に実行すればそれでいいだけです。労働ストライキは遺憾、無秩序教育は遺憾、卒業式ボイコットは遺憾。そんなもの民間ならタダの常識ですよ。
 日の丸国旗というのは、本当にいやなものです。同じく万歳三唱というのもね。しかもそれが、卒業式とどう関係がある。都庁が毎朝出勤時に国家を歌うのは愚かな好みとしてご自由ですが、民間企業でこんなことしているところは皆無であり、強制されたら誰だって反対します。それだけのことだ。
 まあ君が代斉唱には、私だって抵抗感山盛で、起立したとしても、自分じゃ歌わないでしょうね。それでごまかせればいいけれど、口が開いていないから処分するといわれたら、相当抵抗するね「この思想警察野郎」とののしってね。
 私が子供の頃に習ったことと、この40年は何も進歩していないのです。欧米人は国家を歌うと元気になるが、日本人は厳粛になって戦う意欲などそがれる。だからサッカーの試合前に国家歌うと、弱くなる。欧米人は市民革命の誇りで家の前にも国家を掲揚するけど、日本人は赤紙召集令状を思い出してそんなことはしない。それだけのことですよ。日本に市民革命の歴史はなかったのです。
 この件慎太郎負けて当然です。こういうところが、慎太郎の右翼たるゆえんで、彼の能力の限界ってのがこの辺りだというわけですよ。まあこれで靖国問題も少し進歩してくれればいいのですがね。早くも3ヶ月寿命の安倍に逆風か。
 
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9月21日(木)本当に安倍に人気があるのか

2006-09-21 04:06:42 | ブツブツ日記
 安倍は成蹊だった。成蹊小学校から大学まで進んでいた。私似たような学校なもんで間違えていた。谷川の芝倉沢の虹芝寮(こうしりょう)は成蹊の小屋だけど、あんなもの国有林の中で自分たちだけの別荘などは、私物化だよね。私にも泊めてくれと思うけど、気に入らないのさ。
 その安倍が総理になるのだが、あんなものが総理になって本当にいいのだろうか。民主党の前原とどこが違うんだろうか。あれでいいなら、誰でもいい。そうだよ。総理なんて任期を1週間にすれば、460人の国会議員は、退職するときに全員が総理大臣になれる。その程度のものか。その通りだ。
 安倍に人気があると、言い出した法案は大体可決するらしい。北朝鮮の経済制裁にしてもね。言い出して可決させれば役人がそれに従うということか。そんな簡単に何でも法案通りますか。小泉でさえ郵政のためだけに参院解散させたんだからね。裸の王様と一緒で、あんなものを総理にしておいちゃ、横山ノックや青島幸男以下だと思うのは私だけか。「改革の聖火を引き継いで」なんてどっかの田舎の中学の教師が子供だましにいう言葉だと思うけど。まともな大人がこんな幼稚語で納得するのか本当に。しかもすべてのマスコミが安倍の提灯記事だけだぞ。小泉が5年前に「自民をぶっ壊す」と言ってた方がまだ面白かったが。しかし自民は全然潰れずに、参院の定数削減も、公務員改革も全くなされていないけどね。安倍は俗悪なカルトに過ぎないのだが、3ヵ月後くらいには皆も気が付くか?
 今の国家地方公務員に頼っていちゃ、何も変わらないと思うけどね。景気も益々悪化する。そもそも国家公務員は中国の科挙制度にならって、まあ優秀なものを上位からピックアップしてきたのさ。明治~昭和の頃は、未開国だったわけで、石炭、造船、鉄鋼の高度成長富国強兵などは、誰が音頭をとっても当たり前にできるよね。
 それが90年にピーク迎えて崩壊したというわけさ。それ以降は、役人の頭の中じゃ、理解できない進行だったわけだ。IT,通信、ファンド。もうすべてに予測がつかないね。しかも規制規制のオンパレードで民間が自由に商品化できないね。そして人件費の安い中国産がどんどん出てきて、連中あとは公金横領して、タコ足食って生きているようなものさ。
 知り合いにおもちゃ屋がいてね、仕事がないというわけだ。いまどきデパートにおもちゃ売り場はなくなったね。トミー、バンダイ、その他おもちゃ企業はすでに吸収合併している。といざらすも、日本撤退らしい。任天堂とソニー以外は売れないというわけで、リストラになったね。代わりに先日商法改正になって、自家用車の白ナンバーでも4台集まると運送業ができるらしくて、クロネコの孫受けでもするんだろうか。けっきょく役人とアホ議員が考え出すのはこの程度のことで、これで仕事が増えて需要が喚起できるとは笑い種だね。
 教育改革なんていってもさ、すべての塾が潰れるくらいに学校魅力的にしないとダメだね。いや、義務教育なんて小学3年までにして、後は塾に任せたらいいね。学校潰して、運動場施設は老人や私に開放してくれ。授業なんて午前中に3時間だけやって、後はスイミングでも卓球でも、好きな塾いって、塾代金は税金でだすのさ。それと都立の日比谷を中高一貫にして、都立は開成に媚びているのか? NHKが民放に媚びて、お笑い番組ガンガン垂れ流しているけど、見苦しいだけだけどね。だいたい進学する連中は学校の授業など全く相手にしていないからね。私の時代でもそうだったし、今ではなおさらだ。
 最近こんな話を聞いたよ。
 性教育を小中高がどうやっているのかはよく分からない。しかし15年前に都立高校を卒業した女性は「妊娠中絶のビデオを見せられた」といっている。中絶手術を内視鏡カメラで撮影したようなもので、子癇で体調5センチの子供の頭を子宮内で潰して殺して、水を送ってそれを体外へ垂れ流すという刺激的なものだったという。
 まあ車の免許を取ったものに、人を引くとこうなりますよと、血だらけで内臓が飛び出た肉の塊映像見せるようなもので、下品だといえばそうなる。
 それを見た彼女は、生来妊娠中絶するようなことには絶対になりたくないと誓った。そして適齢期を迎えたときに慎重に男を選ぶようになった。まずは経済力が必要であり、計画的な結婚をして、新婚当初は避妊をして働いて、時期が来たら妊娠したいと思った。
 ところが当初の段階で、優しい男にほれ込んでいく。婚前交渉に避妊するのはマナーを理解している男だと思った。ところが、男はホストで、遊びの女との間に子供が出来ては困る。2年たって気が付いて別れた。それを繰り返して今日にいたり「男運が悪い」となり「男見る目がない」と他人に言われる。
 友人に出来ちゃった結婚をした人がいるのだが軽蔑していた。しかしそこはなお円満に継続しているように見える。どうしてだ? 出来たときに本当に産める自信があったのか?
 出来ちゃった同棲は、ある場合妊娠は結婚の弾みとなる。同棲するくらい仲のいい二人なのだから、妊娠はむしろ歓迎されたこと。そういう思いが、彼女には未だに分からない。そのとき中絶することになったらどうするのよ? そんなことになるわけがない。と友人との会話は押し問答になる。
 結婚もある種の賭けではある。一般的には18才になると、子供は実家を出るのが世界標準になっている。そして同棲して結婚する。ところが日本は寄生虫息子娘が盛りだくさんで、賭けに出られない。最近の母親は娘が生まれると歓迎するというのは、自分の老後は娘に託すことができるからと、20歳代で80歳の自分を想像するなんて、夢のある社会と言えるのか。そう言う娘に限って母の望みは叶えられないね。
 その中絶恐怖の女性は、妊娠できる期限まで後数年と迫られて、人生の選択に迷っている。その原因が高校時代のビデオだったとしたら、それは何を勘違いした教師連中が、そういうことやったんだろうね。少子化の一端でもある。
 まあどこを拾ってみても明るい話は皆無であって、安倍がさらにすべてを絶望的にしても是々非々、その程度。日本はポルトガル程度の貧民国になっていくことは間違いないと思えるけどね。
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9月20日(水)どうせ外圧でしか変わらない

2006-09-20 05:53:59 | ブツブツ日記
 マスコミの常套手段に、ワシントンポストでは、こう報じられているという書き方がある。いまは「安倍はタカ派で戦争肯定論者でしかない」と言われているという言い方だ。
 敗戦以降日本人はアメリカにからっきし弱い。右翼も左翼も、アメリカでこう言われているという言い方をされると、黙ってしまう。昭和天皇をヒロヒトと最初に言ったのはやはり外人で、「そういう名前があるなら、名前で呼べ」と日本人も気が付いた。私もそうだ。今の天皇はアキヒトである。浩宮はナルヒトだ。
 しかしワシントンポストの東京駐在などは、一人しか記者はいないものだ。過去に東郷という記者がいたのだが、淫行事件を起こしたような記憶がある。内容は高校教師レベルなのだが、その程度でもそこが書けば、NHKも報じる口実となる。
 5年前に小泉が総理になったときに、この男は離婚歴がある独身者だという珍しいキャラだった。その不思議に真っ先に駆けつけたのは相変わらずの週刊誌であったが、その元妻当事者は、日本のマスコミにはろくに取材に応じなかったものの、やはりワシントンポストとニューヨークタイムズの駐在記者の取材に応じた。そこでNHKも朝日もこれで取材が解禁になったと、遅れて駆けつけた。事情はすべてそのようなものだ。
 つまり外紙が報じないことには、国内では何もキャンペーンが張れないということになる。靖国神社のなかにある歴史館は、気持ち悪くなるほどの右翼思想で、太平洋日中戦争は、日本のアジア解放戦争だったと紹介している。戦争賛美であり、米国は帝国主義だったということになる。こんなものが天皇家菊の紋章の施設なのであるから、馬鹿げているのは誰に聞いても分かるのだが、ようやく最近外圧でこれも報じられるようになった。そして外紙は、ネオナチであり、ヒトラー賛美と何も変わらないと書く。
 日本語には「それと言っちゃおしまいだ」というのがあるようで、知っているのに言わないというのは、たった一つしか知らないわけで、普段は誰も何もいわないのであるから、他に百の知らないことだらけなのも、彼は分からない。
 地方の役人は、地方債権という借金で自分たちの給料を補填することに今年辺りから本気になった。大阪は年利2%で地方債を発行しているのだが、公金横領常習の大阪では、これを一般から集めたとしても、利息付で支払えるとは絶対に思えない。ということは、将来的に、府庁その他の府で持っている土地を銀行に担保として取られることになる。「不運にも借金返済できなかったのだから、土地で返済するのもいいでしょう」とそのときになれば、多分しらばくれる。都道府県は各地に相当な土地を持っている。実はあんなものは過去にはタダで手に入れたもので、いまそれ全部売りに出すとすると、まだ30年は地方は豊かでもある。すべての土地を売り切ってしまってから「行政というのは自分の土地を持たないものが正当ですよ」と多分また言い出して、借地に地代を支払うか、リースで家賃契約するかにしてくる。百万年たっても役人はこうして公金横領の手口を考える。
 晋三のアホが、戦争肯定して日米にひびが入る頃には、米中、米韓が親密になって、日本は西側では必要のない国になる。せいぜいトヨタが格安の車をアメリカに提供してくれるだけのことで、また原油包囲網が敷かれて60年前と同じ運命になる可能性もある。
 つまり60年前も、そういう独りよがりの協調性のかけらもない国際交渉の全くできない、英語の文盲連中の、ほとんどキチガイ国家が、日中戦争、日米戦争を起こしたのだろうとの予測は十分に考えられる。

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