sptakaのブツブツDiary

sptakaさんは、毎日ブツブツ発言しています。

7月31日(火)自民党小僧の敗戦

2007-07-31 00:48:55 | ブツブツ日記

 実は政治なんてものには、今でも大して興味はないのですよ。田中角栄が昔5億円の賄賂を貰って、いまじゃイチロー君は10億円の年間ギャラで、トヨタに負けたGMの最高責任者もそのくらいの給料で、ゴールドマンサックスの社長は100億円のボーナスだとか言われているけれど、いくら貰ってもいいから、しっかりやってくれよと、私給料安くても、下衆の妬みはさほどもたないんですよ。育ちがいいわけじゃなくて、世俗な嫉妬心ほど、愚かしいものはないと、子供の頃からそんな風に思っていたわけですね。
 ところが、20歳の頃に、その角栄という親父が、政治家は利権構造こそが大事で、自分の庭に新幹線を通して、不動産の値上がりで儲けて、下請けその他から賄賂をがっさりもらうに至っては、汚職というもんはろくなもんじゃないと、普通は思うわけですよ。ところが角栄というのは、いつもトップ当選を続けて、新潟三区の選挙民は、汚職大歓迎で、自分の家が太れば、悪代官でもOKなんだと、そのまま30年がようやく経過して、そのろくでもない自民党というのは、ようやく負けたわけですね。しかも政治とカネ、社会保険庁の役人の汚職という、30年前と何も変わっていないわけですよ。ということは、私が20歳のときに50歳の特攻隊の残党がいて、連中は何がどうあっても自民党だといい、それが今は80歳になって死に絶えて、ようやく日本人は若年層に浄化されたのかと、その意味じゃ、人間というのは、子供の頃に教育されたことは金輪際変わらずに、馬鹿は死ななきゃ治らないと、昔の人は大胆なこといったけど、全くその通りだったのかと、30年待ち続けたことが一回だけ起こったとしても、それは清清しいとそういう風に思いますね、とりあえず。
 ところが政治屋というのは、死ぬまでに大臣は一回くらいやりたいという、権力欲というか、おぞましい連中で、民主党が大臣になるためには衆院の解散総選挙が必要だというわけで、それじゃこの間小泉がやったことを、また左から同じことやるんだと、これじゃ何にも進歩しないよと思うわけですよ。ただの国会の縄張り争いですから、猿以下ですよね。
 政治家として何がしたいのだ。名誉欲の権化でもいいけれど、とにかくこの10年、没落ニッポンの再生が必要なわけで、そこで何かやって名誉欲残すならいいけれど、だ~れも、な~んにも、そんなこと考えていないんじゃ、これじゃ困るというわけだよね。構造改革なんてのは、中曽根の時代からいつもいっているわけで、あれから20年たっても、ちっとも改革してないというのは、いつも八百長やっているだけだからねえ。
 新幹線の岐阜羽島には、誰か政治家の銅像があるけど、浦佐には角栄で、所詮新幹線やダムに政治家の銅像があるのは、まあ情けないわけで、あんなものはそのときに誰がいたとしても、どうせ富国強兵で誰かのときに、誰かがやったわけだ。しかしこの10年は、政治家の銅像ってのは聞いたことがないよな。というもの、な~んの成果も誰もやっていないわけで、まあ当時よりも円レート、株式も大暴落しているところを見ると、新幹線やダム作った頃よりも、いまは誰もがひどいというそういうことになる。いまさら新幹線じゃ、当然ダメだけど、それは今中国がやっていることだ。
 田舎は今でも市役所かJAしか就職先がなくて、30年前も同じだったけど、そういうの、本当に何にもできないとしたら、どうしたらいいのか方法も分からないとしたら、本当に愚か者の集合体です。衆参両院はいらないということになるわけですよ。

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7月30日(月)馬鹿(自民党)が負けて、阿呆(民主党)が勝ったが

2007-07-29 23:37:26 | ブツブツ日記
 馬鹿が負けて阿呆が勝ったのだが、小沢が言っていたのは、年金と農業だった。すでにもう私は飽きが来た。年金ばら撒きは美濃部都政の失墜と同じことで、今更日本の農業に政策などはあったものじゃない。けっきょく田舎の百姓を騙して、民主党が勝っただけの話で、官僚主権、官僚ボッタクリは何も変わらないことがすでに目に見えてしまった。
 どうせ株価は暴落する。日本の景気は下降線の一途。Jリーガーだの、どこかの県議の女議員などは、小泉チュルドレンと大差がないわけで、官僚連中がニヤニヤ笑っているのが目に見える。ほとんどぶっ潰れた泥船を、官僚だけがまだ食いつぶしているのは何も変わっていないというだけのことだ。
 二大政党になったら、政党政治などは辞めて欲しい。主体は個人。そして議員立法。党拘束の翼賛会みたいな決め事など辞めて、民主と自民は同等でいい。それが大人の政治家というものだ。数揃えの雑多な議員の首を切って、参議院は定数半減、公務員の定数も半減。民間にどんどん権限委譲して、小さな政府を目指せばいいわけだ。そして公務員などは、どこにも就職できない派遣で十分。そういう国家にしなくちゃ行けないのだが、先行き100年後に実現できるかどうか? その前に夕張の他に市町村が倒産しないことが願いだけどね。

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7月29日(日)久米宏のラジオ番組

2007-07-29 01:59:42 | ブツブツ日記

 知らなかったのだが、久米宏が1年くらい前から土曜日にTBSでラジオ番組を持っていた。昨日初めて聞いたのだが、なんだか入れ歯か脳梗塞か、ろれつが回らない。黒柳徹子や筑紫が、オバオジで聞き苦しくなったのは仕方がないにしても、久米が早くも聞けないんじゃ、ストレスの反動だったのかね。でも彼のNステーションなどは好きだった。
 20年もあの番組やっていたわけだから、いつぞやは30%の視聴率越えて、外野からワイワイ言っていたことは多かった。けっきょく今になってみれば、司会者、DJ,パーソナリティとして、実に主体性があって、当たり前の司会者だっただけなのだが、今はこういうキャラが濃い連中が誰もいなくなった。何も彼が時代に取り残されたわけでもなく、濃すぎるキャラクターは、ついにテレビ局からも嫌われたというだけの、マスコミ低下、言葉狩りの犠牲者、切り捨てられただけという、それだけだったような気がする。
 確かに自民党は長期政権ですけれど「古臭いよ」。「親父臭い」「若さがないよ」という、そのコメント最後の捨てゼリフ、最後っ屁とも言われたが、それに好き嫌いがあって、しかし好きという人がいるだけで十分。今そういう発言できる司会者皆無だからね。しかもNステじゃ、年間200回出演5億円というギャラ貰って、局の制作費切詰めの犠牲でもあったわけだ。まあ、あの程度の男もニュース番組に出演させて置けないようなテレビ局じゃ、いかんともしがたいとも思うけど。
 ラジオ番組もまあ面白かったのだが、司会者、アナがそこまで喋りが聞き苦しくなると、さすがに嫌悪感もある。いつまでも早口やってないで、少しは落ち着いてものを喋るようにすればいいのにと、思うけど。みのもんたの、肉厚、厚顔無礼だけじゃ、嫌気が差すというものだ。
 
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7月28日(土)サブプライムローンはサラ金のことか

2007-07-28 11:36:47 | ブツブツ日記
 つい数年前まで米国のサブプライムも日本のサラ金も年利30%で金を貸し付けていた。その金利で住宅を購入しても、不動産価格が上昇するから後に借り替えれば、クレジット焦げ付き連中でもマイホームを持てるというのは、アメリカサブプライムで、それが破綻しそうだという話になっている。過去に聞いたこともあるぞ、こんな最初からぼろい話は。
 20年前はアメリカなどは、ボロクルマの市場で、マイカーなどはぼろいからマイカーであって、クルマに金を払うのは馬鹿げたことだと思われていた。新車を購入した場合は、15年50万キロ乗るというのが相場で、後半10年はローンもなし。ガソリン満タンが2千円くらいで、それで600キロ走った。あのアメ車のぼろさは、ボロが好きなのかと思っていたが、買うのはもったいないというだけの話だったか。サブプライムというのは、マイカーのローンからスタートしたとされている。
 昨年久しぶりにアメリカに旅行したのだが、マイカーの新車への様変わりに驚いた。すべて日本のマイカー連中のように、無傷で新車である。
 しかしサラ金金利で新車を買ってどうする。3年支払い続けても、金利返済であって、元金は減らない。そして滞るとなると、車を没収されるというのが、今のことで、マイホームも没収された連中と一緒に、米国ファンドが失墜しているということらしい。
 当たり前のことだが、サラ金に100万円借りると、毎月3万円返済していただけじゃ、元金は減らない。金利が安くなって、5万円返済すると、3年か4年後に元金もクリアになる。しかし毎月5万円を返せる人間が、どうして100万円足らずの金に困るんだ。すでにその段階でその人は破綻している。
仕組み自体が怪しいのがサラ金であって、サブプライムもそうだった。日本のサラ金が破綻したように、アメリカのサブプライムが破綻してもおかしくはないのだが、しかしそうしたファンドに乗っている私としては早急に手を打たないと困るんだよなあ。
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7月27日(金)北アルプス・大日岳裁判の結論ありき

2007-07-27 06:12:16 | ブツブツ日記

 北アルプス・大日岳で00年3月、国の冬山研修会中に大学生2人が死亡した事故をめぐり、遺族が国を訴えた損害賠償請求訴訟の控訴審第3回和解協議が26日、名古屋高裁金沢支部(長門栄吉裁判長)であった。双方が和解に合意し、国が原告に計約1億6700万円の損害賠償を支払う。

 同じ春スキーをやるものとして、注目していた裁判だったが、国が負けて、亡くなった大学生に一人8千万円とは大盤振る舞いだが、支払われることになった。
 登山が、野外教育なのか、野外冒険なのかは、40年前から争われていたことでもある。当時は中学生登山なら教育だが、高校山岳部ともなると冒険だと思われていた。つまり中学生の事故には教師が責任を持つが、高校生になると持たない。自然災害は教師の指導の範疇を超えるという見方だった。
 それが今では、大学生の新人訓練のような文部省主催の春スキーまで、当時の中学生登山の範疇に入った。時代の流れでその通りなのだろうと思う。多分社会人山岳会にあっても、1年目の会員の事故に関しては、同じようにクラブで責任を持たなければならない時代になったと思われる。要するにそれは「教育の場」であって、冒険のずっと手前の初心者指導という解釈だからだ。
 ところがこの裁判は、裁判の中で争われていたことは、雪庇の崩落が予測できたかどうかという、春山の細かい登山技術に踏み込んでいた。そして、ヒマラヤ経験があり、欧州のガイドでもある山本その他の指導に落ち度があり、判断ミスだったという一審の国の敗訴判決が出たのであるが、それが大笑いだと私たちは思うわけだ。私が懸念したのは当初そのことであった。
 事故原因は雪庇の崩壊。冬山春山では雪庇の崩壊は日常茶飯事である。予測できない自然災害というのは、隕石の落下、ジェット機の墜落、大地震くらいで、落雷でも洪水でも鉄砲水でもその程度は誰もが予測できる。つまり裁判は、事故原因に踏み込んではならず、この登山が教育の現場だったことと、予測できる事故だったという二つの事実が明らかになれば、国は負けることが可能だったという、本来の裁判の進行はそんなところが理想であろうと、思われた。
 ところが裁判は結論だけを見れば、国の敗訴という理想どおりだったのだが、その過程となると、ど素人の富山や名古屋の裁判官連中が、30mの雪庇が崩落したことを、プロのガイドが予測できなかったことは、しかもそこで休憩していたことが、明らかに判断ミスだったという、飛んでも判決を出していることだ。大体大日岳に30mの雪庇ができるとこの裁判を通じて論じられていることだが、それ自体が一体本当のことなのだろうか。昨日まで大日岳の麓に住んでいた人でも、雪庇は10mが最大といっているわけだ。しかも雪庇の上での休憩などは、誰だって少しくらいはやるものだ。そもそも大日岳で3月にスキーをして、無事故で帰ってくることこそ、相当の幸運を持っていると言い切っても差し支えない。こんな雪庇の崩落は、そのとき登っていた自分たちが遭遇するとは、これは誰も予測ができない。それこそ自然の不可抗力に近い。(山の中でどこかで毎日必ず雪崩や崩落があるのは知られているが、それが自分の足元で発生するという狭い意味において、予測は相当難しいといっているわけだ)。そんな登山の細かい技術に踏み込んで、そこにガイドの過失がありという無理やり結論を導いたことが私は不満であり、しかし結論としては正しかったという話である。
 村上ファンドも同じことだ。あんなものは合法に決まっている。しかし世論に迎合する裁判としては、どんな理由でもいいから有罪としたかったというだけの話。この大日岳も、どんな理由でもいいから、文部省や国を負けさせたかった。なぜなら二十歳の可愛い僕ちゃん二人を死なせてしまったという世間の趨勢を逆なですることを文部省がやってしまったわけで、世間に迎合する裁判としては、理由はともかく結論ありき。
 こんな裁判じゃ、やっぱり笑わせると私は思う。判決とは世間の趨勢を越えることができないという、やっぱり女王は、午前中から公園にたむろしている子育て母ちゃんの井戸端会議ということになるのか。

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7月26日(木)サッカー決勝はサウジとイラク?

2007-07-26 00:39:50 | ブツブツ日記
 イラクなんて、アメリカにボコボコにされていると思っていたのに、サッカー選手はどこで練習していたんだ?韓国に勝って、決勝に出てきたよ。
 そして日本は毎度のように、弱さ露呈してサウジに負けたよ。けっきょくサッカーなんてものは、国の景気と同じだね。オイルマネーは強いんだよ。日本じゃアジアカップに勝つ理由などどこにもないからね。選手のモチベーションもないってわけさ。
 そういえば女子サッカーは、北朝鮮が圧倒的に強いんだけど、これって何なんだ?といつも思うわけ。日本みたいなお嬢さんサッカーじゃ、アジアでも勝てないということ。


やはり柏崎は角栄だったか?
柏崎の原発は、思ったように田中角栄の政治手腕だったと思われる。誘致計画当時、反対運動は1969年に始まったとどこかに書いてあった。70年前後の、なんでも反対というのは、それこそ自由主義で、インテリ民衆の政治行動だったらしいという、勘違いがそこにある。成田闘争もそうであり、この柏崎原発もそうである。
80年頃に、原発ジプシーという左翼系の単行本が売れたことがあった。実に幼稚なルポであり、原発でアルバイトした青年が「原発はこんなに危険ですよ」という本を書いたというだけの話。その数年前には、左翼の鎌田慧が、トヨタは間もなく潰れるという本も書いた。そしてマスコミはその風潮を煽っていたわけだ。アメリカ帝国主義という青臭いことを左翼大人は平気で口走って、どうも美濃部都政の残党は、反対すればそれがインテリと、未熟で幼稚な日本の70年代当時。
今も同じかねえ。地震で原発は1年間動かないといわれる。どうせ原発の基本設計などは日本オリジナルはどこにもない。世界基準がどこかにあるわけで、それを真似ているだけ。その世界基準に照らすとどうなるの?というだけの話で、柏崎は世界一の発電量があるというし、あれは全部東京に来るわけだから、放射能を雑巾で吸い取ったとは、感情的に怪しいというだけじゃなくて、それでいいのか悪いのかの?
んなことよりも、刈羽村というのは人口5000人の大田舎なのだが、平成の大合併をしなかった珍しい村なんだ。そんなの尾瀬の桧枝岐村くらいで、なぜなら村の予算の半分をこの原発から税金もらっているからね。原発様様であって、なのに、事故があると、県知事も市長も偉そうに東電に文句言い出して、お前天に向って唾はくなという話だ。それを誘致したのが角栄であって、彼の選挙区だったわけだから。
なんも東電なんて、さほど悪くないんじゃないの?どうせ原発施設などは三菱商事が建設請け負って、ヨーロッパの原発専門業者に世界標準で建設させるだけの話で、それが前代未聞に地震で揺れたら、業者も東電も、「これは世界で初めてのことで、さてどうしよう」というだけのことで、何もマスコミや1億人が青筋立てて説教するなんてもんじゃないと思うけど、違うのか? 世界初の経験を、さあどうやろうというフロンティアであって、放射能漏れがどうこうとは、女子高生の意地悪趣味にしか聞こえないけれど。仮にそれが広大に汚染されるようなことがあれば、世界原発にとって、初めての経験だったとうだけのことじゃないのかなあ? 猿真似国家が、初めて地震による放射能漏れを検証しましょうという、世界初の試みだと思うけれど。チェルノブイリなんて、愚かな共産圏の施設は除外しての話だけど。
省みると40年前に柏崎でも、どの議会の阿呆が、原発反対運動したといわけで、そいつ今更ながら敗軍勘違いを訂正しないのかといつも思うよね。成田の反対運動していた連中ってのは、飛行機に金輪際乗らないのか? 鎌田慧は、マイカー持っていないんだろか?タクシーにも乗らないのか?歴史の反芻ってのは、そういうことなんだが、「過ぎたことだから」とは、じゃあ、広島原爆投下されても、同じこといって水に流せるのかね。不思議で仕方がないよ。だらしないんだよな、ああいう連中は。
どうせ状況的に日本は原発辞められるはずないわけで、辞めれという連中は、もっと日本中にダムつくるとか、石油輸入して火力発電のみにしろという話だろうか。荒唐無稽でお話にならないと思うけれど。


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7月25日(水)文部省は廃止したほうが言いというひとつの説

2007-07-25 02:00:30 | ブツブツ日記

「東京大学は24日、来春2008年度の入試の後期日程について、これまでの「文科1類」「理科2類」といった科類ごとの試験を廃止すると発表した。後期は定員100人で一括して選抜し、合格者は入学時に、医学部に進む理科3類以外の好きな科類を選ぶ」
「理科3類は前期日程のみの選抜とする。医師としての適性をみるため入試で実施してきた面接は廃止し、入学後に講義の中で適性を判断する仕組みに切り替える」
 けっきょく時代は30年前に戻っただけである。当時国立一期校は、2次試験まであって、大学はオリジナルで入試問題を作成してきた。東京の学校から京都大学に入るのは相当難しくて、それは数学が東大以上に難問だったからである。
 ところがいつの間にか北辰テストのような共通一時が始まって、それはセンター入試となった。全く無意味な嫌がらせで、文部省はわざと自分たちの仕事を増やして首にならないための仕事を作った。そして入試を何故か二回に分けて、後期入試を始めて、論文と語学だけで合格させた。さらに知らない間に医学部では面接入試も始めたというのだが、こんなものに落ちる奴はいない。その無駄な後期入試や面接をついに東大も辞めたということだ。東大が辞めるというのは、文部科学省への抵抗である。大学は、権力を無視した自由な学問の場であったはずなのだが、いつの間にか国立大学でさえ、区立中学と同程度に文部省が口出しする。愚かな話だ。結果、ゆとり教育が盛んになって、今の二十歳は本当に馬鹿である。思考能力も全く弱い。父の日母の日に「僕を生んでくれてありがとう」と中学生になっても言うとは、お腹の中に金塊でも入ったまま生まれたのか? 三億円でも当たったのか? と勘違いするが、ただの普通の子供である。気持ちが悪い。
 そして文部省は、ダイエーを煽動して流通大学、保険大学その他、200学部を増やして、天下り先をこの20年で確保した。大学全入だというのなら、義務教育無料にしてくれ。
 行革行政公務員のスリム化といいつつ、時代は逆行している。あれはアメーバーのように勝手に増殖して、塩でもまかないと萎縮しないものだ。困った。本当に困っている。


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7月24日(火)灘高校物理五輪で金メダル

2007-07-24 17:12:28 | ブツブツ日記
 人間は永遠にコンプレックスを持っている。灘と聞けば、おおそ~かいと、対抗する。私の学歴コンプレックスである。しかし、村上ファンドや遠藤周作、将棋の谷川などOBの話を聞いても、な~んだ文科系かと、これは動揺しない。いやな話を続けるが、灘OBといっても、東大の医学部といえば、おおともなるが、法学部といわれれば、小和田雅子のハーバードに勝てるまいと、今度は屁理屈を言う。いいのだ、人間は誰でも限りないコンプレックスがある。
 理系は関西が今でも強い。物理五輪という高校生対象の世界大会があって、灘の二人が金メダルだったと報じられる。銀は開成だったか、麻布だったか。東京は理系にからっきし弱いのだ、ずっと今でも。
 可能性を伸ばせといわれて、結果がイチローや松井ならば、世間はどうして納得するのに、灘の物理小僧の話になると、納得しないのか不思議だ。どうせ世間は愛工大名電や星陵をどこか馬鹿にしている内心があるだけの愚かさ。
「負け犬」という言葉は、愚かなシングルマザーに育てられたたまたま上流にいるものが、下流を足蹴にするために生まれた言葉だと思っている。負けていることに耐えるのではなくて、負けを足蹴にしている言葉だという意味だ。それはたまたま上にいるものの品性が愚かで、どうしてそうなったのかは、ゆとり教育のおかげなのだが、二宮金次郎の爪の垢でも飲んでみろと叱りたくなる。
 この数年の使命としての山岳部OB歴史編纂の中で、昭和23年当時の教師で顧問だった木村先生という人は、90歳で健在だった。当時20歳代だったのだが、転職して定年まで民間会社に勤務した後に、なんと麻布高校で75歳まで教職員をやっていたというから驚いた。しかも平成元年当時の麻布には90歳の教員までいて、定年制はなかったと在学生はいう。
 働けるまで仕事をする。人望があれば、90歳でも教職員ができる。だからそこの生徒は、優秀である。好きな勉強ができるということは、好きな野球ができるということとイコールで、どこにもおかしなことがない。おかしくしたのはその後の文部省である。ぬるま湯な話はどこにも転がっていた。
 転じて、柏崎の全壊家屋は撤去に50万円くらいかかる。その空き地にプレハブ80坪3DKを建てるなら、それは100万円で足りる。どうせ10年以内に亡くなる高齢者なのだから、それで十分なのだが、皆仮設住宅に住んで自宅にプレハブを建てさせない。あんなものは家じゃない。建築法で許可されない。自宅とは登記できない。すべて建設省その他の悪法が邪魔しているだけのはなし。一戸150万円なら無償提供できるのだが、千戸あっても、たった15億円の話。すでに道路再建に40億円使っているわけだ。そうできない愚かさ行政の悪法がすべてを阻止しているのだが、誰も報じていない。被災復興の一週間は世界一の国民だというのに、その後世界最悪の国民性に様変わりしてしまう理由は、すべてここにあると見られる。
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7月23日(月)柏崎被災その後

2007-07-23 10:53:29 | ブツブツ日記

 上越市の市会議員が言っていたらしい。「中越沖地震でよかった」。つまり「上中越沖地震」となっていたら、観光客のキャンセルでいい迷惑したという話だ。笑い話である。
 前も書いたのだが、新潟の区分というのは、本当に分かりにくい。地元の上越、中越、下越というのは、西の方角(京都に近い方角)から三つに区分してそうなっている。しかし、上越新幹線という場合の「上」とは、東京上野のことで、東京と新潟をつなぐものは、すべて上越という命名だ。だから谷川岳も「上越の山」というし、新幹線の終着新潟駅も上越の駅だと東京人は思う。だが地元では、谷川岳は中越の山だというし、新幹線などは、中越新幹線でいいとさえいう。だって、上越市を通っているのは、上越線でなく、信越線という複雑さ。じゃあ、信越市はあるのか? 信州~越後だからない。さらに、中越市でも作ってくれ。二度と作らないだろうな。地震とは県内でも鬼っ子である。あんなものは向こうに行け! 仕事で「この辺りは被災も多かったんじゃないですか?」「いえいえ、全然全く揺れませんでしたよ」おい、ウソもいい加減にしてくれよ。県内の近親憎悪というものである。
 新潟の田舎は、東京で一旗上げることを願っている。リケンという自動車部品工場が被害を受けて、トヨタでさえ操業停止になったときに、地元紙は、「地元中小企業が、世界の50兆円企業を動かした」と報じた。おい、甲子園の優勝じゃないんだよ、被災の弊害だというのに、この騒ぎ。しかしリケンというのは、多分昭和30年代の工場そのものである。いまどきトタン壁の工場など前時代の遺物といってもよく、サロン姫、スナック愛子の昭和40年代のモルタル長屋風俗が耐震していたというのに、トヨタの下請けがぶっ壊れて洒落にもならん。
 トヨタの下請けイジメというのは、世界的に有名だ。百姓に生かさず殺さずなんて次元じゃなくて、乾いた雑巾をさらに絞るといわれて、つい昨日までトヨタはそれを自慢していた。いいだろべえ、その理由が発覚したというわけだ。国内では唯一のピストンリングの工場でさえ、社屋建て替えられないほど下請けを安く使っていたという話がバレただけ。そのトヨタはプリウスの工場に太陽電池エネルギーを導入するとかで、今日も工場の建て替えをしているというのは、嫌がらせに聞こえる。
 柏崎の田舎者は、日本の田舎者の、イチローがゴルフの藍が、世界で活躍するのをめくら同然で誉めているのと同じで、いくらリケンが苛められようが、世界のトヨタの下請けに君臨するだけで、それは素晴らしいことだと思い、他のことにはめくらである。そんなものだ。トヨタはリケンが操業停止被災したことを、恥だと思え。


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7月22日(日)やっぱり就職先は市役所だけ?

2007-07-22 14:43:46 | ブツブツ日記

 まず宣伝。昨日土曜日の日経新聞朝刊最終面の「交遊抄」ってとこに、私出演していました。友人の作家奥野が私と遊んだこと書いたんですね。

 ところで、昨日は柏崎からの帰りに、どこかお散歩でもしようと思ったけれど、あいにく雨。んで仕方なく、一昨年の豪雪の話題秋山郷でも経由して帰ろうと、私あそこまだ未経験でした。んで下道走って、十日町を通りかかったところ、ん? という大きな変化。知っていた道際のビルが新築されていたんです。なんか古い話なんですが、学生時代にバイトで知っていたR子ちゃんの自宅が、その交差点かどのビル。この30年に3回くらい会って、3回くらい手紙のやり取りしていただけだから、音信は不通に等しいわけ。
 結果的によ~く思い出してみると、最後にここを通ったのは、04年2月だったんですね。息子福島の裏磐梯でスキーやった後に、野沢で練習したいから連れて行けということになって、その帰りだったですよ。その後、十日町は04年10月の中越地震で、相当被害を受けていた。その鉄骨ビルも傾いて廃墟。その半年後に建て替えられて再建されたの全く知らずに、昨日通りすがりにビックリして立ち寄ったという話ですよ。
 そのビルで化粧品の店を構えていたR子ちゃんは、震災から一週間車の中で寝泊りしたというし、自宅も傾いて大混乱。今回の柏崎の震災よりも、3年前の地震は十日町でも大きな災害だったというわけです。「あんとき、何も援助してくれなかったじゃない」と言われても、全くそのとおりで無関心でした。自衛隊のヘリがガンガン飛んできて、被災者をヘリ空輸してそれこそ柏崎の病院へも搬送したらしいのだが、そのヘリが飛ぶたびに、傾いた家はさらに傾いて、そうですヘリが山に来ると、雪崩を誘発するわけで、あれは下から狙撃したくなる。同じことだったようですよ、その他もろもろの被災。ぜ~ん然知りません。で彼女本人とか、母親から、柏崎へもボランティアに行きたいほどと切実な話があったんですが、被害は当時の十日町よりも少ないと伝えておきましたよ。
 彼女三人の子持ちで、長男はすでに成人して、東京の大学卒業してめでたくUターン就職して親孝行とは言っていましたが、やはり勤務先は地元市役所でした。そうですか。
 よくある話です、以前からず~っと続いている話で、今でも田舎は市役所しかちゃんとした就職先がない。私の就職年代の30年前でも同じこと。一体田舎に過疎がなかった時代はあったのだろうかとね。知り合いの就職先としてはめでたいのだが、しかし何だか喜べないわけだ。
 被災した柏崎でもそうだ。被災住民は困っているとはいうものの、援助する市役所職員はいつも思うのだが、他人事のように見えてくる。いなかじゃ、市役所の職員は天下であって、彼らより偉い人は多分誰もいない。下水道、ガス、道路工事、建築すべてがそうだ。下請け職人が許認可を申請するたびに、頼りなさそうに、しかも面倒くさそうに相手するのが、役所の窓口で、その彼らが地元の天下であり、高給取りとあっては、やはり田舎に発展がない。いつも思う。アメリカワシントンなどは下級国家公務員の黒人の巣窟で、ホワイトのビジネスマンはワシントンなどは全く相手にしていない。民間でなくては国家を押し上げられないし、その税金で細々公務員か食ってこそ、それはまともな自由主義だと思うのだが、日本の今は、30年前と何も変わっていないとすれば、どこに国家の発展があったのかと、嘆かわしい。
 毎度馬鹿の自民党と、アホの民主党で選挙はやっているのだが、結果的にはどちらであっても、間抜けに他ならない。いつも思うぞ。
1、全国市役所町役場村役場のあの化け物的な豪華市庁舎を、今すぐに全部売りに出して誰かに買い上げてもらって、役所はそれこそ被災の仮設住宅プレハブに移らないと、財政の再建は困難である。
2、役所公務員の給料をすぐに半減して、同じく参議院の定数も半減。そんな法案を提出できる人気議員が出ていて、裏づけとして、かつてのヒトラーいや、小泉程度でもいいから大人気の世論の後押しを受けるような、大改革が起こらない限り、日本の再建は困難。
 私20歳代の頃から思っていましたよ。何故日本がダメなのかというのは、市民革命の歴史がないから、自由はいつでも与えられたものに限るというこの勘違いなのだと。ところが学校教職員日本政府は、明治維新こそが、フランス革命以上の無血革命として評価できるというウソ教える連中は今でも主流で五万といるわけですよ。でもこの年になっても、30年前に自分が思っていたことは全く正しいことなのだと、本当に改めて思うわけなんだな。

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