sptakaのブツブツDiary

sptakaさんは、毎日ブツブツ発言しています。

4月27日(木)ヨセミテ~サンフランシスコ~モントレー

2006-04-28 12:59:37 | 旅行
 海の方にもいってみたいというお上りさん連れだから、サンフランシスコの方に向かう。途中モデストという町付近を通ったのだが、カリフォルニアオレンジ、イチゴ、スイカなどの果物畑の中を通る。昨日まで三日間は砂漠の中の移動だっただけに、何だか心が和む。この日朝飯をろくに食べないで出発したから、そのあたりのスタンドに寄ったが、そこがコンビニ果物やでこれが安い。マンゴーのシャーベットをコップ一杯入れたのだが、こんな甘くてうまいもんは日本にはない。食いながら運転でサンフランシスコに着く。
 ゴールデンゲートを車で渡ろうということになって、ここは向こう行きがただで、こちら戻りが5ドル。なんと往復。日本にも本州四国の巨大橋が出来たりして、まあ同じようなもの。海岸でシーフード・ビールでうだうだした後に、海沿いをLAに向けて走る。少し南のモントレー近くのモテルで宿泊。海が見える部屋。この日も350マイル。疲れた。
 そうそうサンフランの南のサンノゼは、シリコンバレーの中心地で、夕方たまたまかしら、5車線もある高速なのに渋滞していて、やはりこのあたりは全米1景気がいい町だったかもしれない。車も新車ばかりが走っていた。

 日本車の減少
 前回のアメリカ旅行は5年ほど前だと思ったが、その頃よりも走っている日本車が少なくなった。それでもトヨタはまあいいとしても、ホンダと日産が少ない。対して日本ではポンコツと言われているクライスラーのボンネット系のレトロ自家用車なんてのが走っている。簡単な理屈だ。年収1千万円くらいの家庭は年間300万円くらいの所得税を支払っているのだが、自家用車を買い換えると免税するという政策は、簡単に言えば、自家用を買い換えても買わなくても、300万円の税金を支払いなさいという政策であって、だったら、税金に車代を取られるよりもいいというわけで、誰もが200万円の自家用をこの3年の間に買い換えたというだけの話である。しかも日本車を買ったばあいには半分の免税であり、アメリカ国産車の場合には全額免除となれば、皆GMやらクライスラーを買う。アメリカの車対策の保護貿易というわけだ。
 簡単にいえば、およそそんなもんだろう。国の政策と言うのはこういうものだ。即効性がある。タバコの値段を一気に倍にして、タバコを国内から消滅させようというのも、そういうこと。10年という時間があれば、国は大きく変わっていく。日本人観光客よりも、中国系が多くなった。この10年日本は大きく衰退している事が良く分かる。
 そして何より、おじさん、おばさんの旅行熱は、フロンティア精神に基づいているものなのが、昨日もニューヨークから夫婦でロングドライブというのがいた。夕方になると、走っているのはトラックかキャンピングカーかばかりで、定年後の生活は旅行だというわけだ。子どもが独立すると、広い屋敷を売り払って小さなマンションに住み替えて、差額でキャンピングカーを買って、3年かけてアメリカ中を旅行するなんていう話は、20年前にも聞かされていたが、さながら嘘じゃないと思えるし、今でも続いていると思える。元気な国だ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 4月26日(水)目指せヨセミテ | トップ | 4月28日(金) モントレー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事