藤井聡太王位(竜王・名人・叡王・棋王・王将・棋聖=21)が9月6日、将棋「伊藤園お~いお茶杯第64期王位戦第6局」代替イベント、「ようこそ牧之原市へ 藤井王位トークショー」(静岡県牧之原市「牧之原市相良総合センターい~ら」)に参加した。本来なら第6局は5~6日の2日制で、同市「平田寺」で行われる予定だった。王位戦7番勝負は藤井が挑戦者の佐々木大地七段(28)を4勝1敗で下して第5局で決着したため、祝賀を兼ねたイベントへと変わった。
日本シリーズは4勝3敗、ワールドシリーズも4勝3敗が営業収入もマックスに膨れるのに、藤井聡太は先の王将戦では、4勝1敗で勝ってしまった。その前に棋聖戦でも3勝1敗で勝ってしまった。
ところが、その1敗とは、後手の横歩取りで、前進した飛車が、5段目でストップして、横に移動し、過去に藤井がそんなことしたことない。一般的にもない。悪手とは言わないが、相当不利な局面にして、相手の角打ちで餌食になり、負けた。どうして?
勤務時間の中に、二日かけてじっくり考えたい奇妙手がたまにある。実戦でやれる時がない。ならば、この時こそ。負けても1敗ならそれも実のある1敗。藤井くんはそうした。
勝ったときには「勝ちを拾わせてもらいました」と言えと、私の先人はいった。名言で、いずれ劣勢になったときも、そのワザとの控え目は役に立つ。そうしなかったのが、アホウな慶応の森林で、来年は西谷あたりに、笑われて、「勝つのは難しいよ」と脅かされる。
藤井はそれをしっていた。何故なら、代替えスケジュールは、昼寝をしたい日に、駆り出されて静岡くんだりまでいって、イベントになった。将棋はバブルであって、先方が顎足つきでも来て欲しい。藤井は知っていた。
王座戦で永瀬にとりあえず先に負けてあげて、あっさり勝てるだろうの予想はあるが、さて。にしても、21歳にして、かなりできている。
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