レッドソックス上原浩治、田沢優勝やったね

「しんどい」だとか、眠いとか文句言いながらも、上原浩治は、メジャーで優勝したよね。まあ、メジャーのフレーオフってのは、アメリカの一人よがりってもんで、国内のリーグなのに、なんだか「ワールドシリーズ」と勝手に命名して、好きにしろというしかないよ。それに家族だけの特別待遇っていうのも、殺人天国のアメリカじゃ、家族大切にしないと、生きている根拠がないというわけで、試合後のグランドに、ざわざわ人が入り乱れて、サッカー風に言うなら「下品な試合終了後」。選手以外は誰も入れるなと、欧州では思うけどね。しかもファンにとっては、上原の女房とか子供なんて見たくもないわけで、それ平然とアメリカ人はいいんだね。それがアメリカ流ってわけで。
　やっぱあのアメリカメジャー社会を思うと、松井秀喜は、覆面女房に選手寿命を縮められたと思うよね。好きでそんな女房選んだからというか、宗教の父親のいいなりになって、選手は４０歳までだけど、人生は８０歳までだとか、つまらんこと吹きこまれたんだと思うなあ。これからパレードで上原も妻も子供も、学校行かなくて参加するけど、アメリカ流ってのは、それオープンにしないと変態にされるわけで、シリーズで過去にMVPにもなった松井秀喜が妻も誰もパレードに呼ばないとは「人前に出せない気の毒な妻」というわけで、そんな選手は「トレードに出せ」と奥さまサークルから言われたとしても、いい訳できないってわけで。今でもそうだよ。あんなものNYじゃ異端児だからさ。
　まあ雑草魂とかいって、ひねくれていた上原も、これで大手で普通にふるまってよ。それに一人っ子じゃなくて、もう一人さ。どうせ元妻も売れないオスカーの水着タレントOBだったわけで、んなもの女子アナと変わらんし、前身なんてなんでもいいけど、ひねくれないで楽しくやろうよって思うよ。田沢も早く外人嫁さんと結婚するとか、しなくても、ジェット機乗り放題の指名彼女がいればいいわけで、楽しいメジャー生活送ろうね。来年は勝てる保証はどこにもないし、今だけ。

馬鹿アホ星野、これが楽天クソ野球の正体

　中継ぎも抑えもいない、楽天のヘボ野球。マー君なんてのがいると、こんな野球しかできなくなったか。
　６回から交代したどこかのオッサンが、９回まで投げている。前もホームラン打たれて、今日もホームラン打たれて、そいつにまた投げた。内野エラーは、子供投手が緊張しているだけで、こんな子供に続投させるなって、星野が子供だから。
　こんな野球で仮に勝っても、その理由ってのが楽天にはないよなあ。勝てる必然性がどこにあるんかい。見てて呆れて、つまらなくて、ノムさんが星野相手にしない理由がよく分かった。やってろ、いつまでもこんなクソ野球。勝ってどうする、ヘボ野球。延長で何する？

上原浩治の「しんどい」って、楽しいって訳せばいいのかい？

　大阪人の「しんどい」って、全然意味分かんない。真面目に考えると、不愉快になる。
　上原がメジャー大活躍して、毎日投げているんだけど、聞かれるといつも「しんどい」。それって東京人が訳すと「つらい」と、聞こえるよ。好きでメジャーで野球やっているのに「つらい」とは、じゃ辞めて帰れよ。何のためにやっているんだ。五億円ももらってよ。
　どうせ抑えなんて、１回投げるだけで、年間１６０試合全部投げたって、投球回数それだけ。２００回投げるやつだっているんだぜ。抑え、中継ぎは、毎日１回投げるで、何文句あるんだよ。
　会社の社長に「キミ成績いいね」と言われたら「しんどい」って答えるのか。大阪人はふまじめか、上原がおかしいか。どっちだ、不愉快だ。
「もうかりまっか」と聞いて「ぼちぼち」ならいいよ。「しんどい」は、「もうからない」に聞こえる。じゃ、辞めろそんな商売。上原も「ぼちぼち」と言えよ。ぼちぼち楽しいのか？
　何だかふまじめ、こういう会話賛成できないね。

いつまでたっても子なき爺のくそ送りバントだけの楽天のヘボ野球

　終わってみれば、５－６で楽天が負けたよ。こういう打撃戦の中に、一体何度子なき爺の送りバントやったんだ。しかもno out 1塁から、２度失敗して、1out1塁としてるんだよ。こういうの自爆テロ以下、どうせ特攻隊のアホ野球。だったらせめて打たせろよ。打てないならサッカーでもやってろ！
と、百万回言っても、毎度のごとく一度として理解しない百姓日本人のクソ野球観。星野に至っては、どうせ理解不能だ。ちょっとチャラけた桑田に言わせれば「それが野球とベースボールの違い」だと。知ったこと言うぜ。自分の首絞めて。
　７回くらいの楽天の攻撃に、no out 1塁で、たまたま成功した送りバントがあって、1out2塁。誰か三振の後に、聖沢が２塁打で、１点。３塁内野安打で、１・３塁。その次アウトで終わったがね。
　これって送らなくても、１点入っている計算だ。しかも２アウトで１，２塁になる。それと比較すれば、送りバントは悪いでしょ。２アウト１，２塁からどれだけ点が入ってると思ってるかね。送りバントさえしなければ、今日は楽天が勝っていたのに、野村でもそういうこと言わない。誰ひとりそれ言わない。どうして？？？？？？？？？？？
せめて１点だけ欲しいときに、送りバントなのに、打撃戦の真っ最中にそれやって、何ですか？　こんな子なき爺の星野野球でよくぞ楽天は優勝したなと思う。これで勝っても、PL高校の野球と何が違うんだとね。アホらし。

伊豆大島のヘリも騒音だけど、防災無線も騒音なんですが。

東京都大島町は２１日、報道機関に対し、報道ヘリコプターの飛行自粛を書面で要請した。
　同町によると、台風２６号の被害が発生して以降、複数の報道ヘリが上空を飛行する際に出る音で、住民向けの防災無線や、屋外で捜索活動に携わる関係者の間で使われている無線連絡が聞こえにくい状況になっているという。


　ヘリがうるさいとは、山岳遭難の救助にしても、お間抜けな遭難者の救助に、静かにハイキングしたい大勢の中に、ドカドカと騒音出しているのは、ヘリのことで。
　いや遭難なくても、警戒だと、県警ヘリがホバリングで山に留まっているときには、竹槍で撃ち落としてやりたいと錯覚にかられるね。春の富士山でそんなことあったよ。それに積雪期には、ヘリが来ると雪崩が発生する場合もあって、それは人災なんだと。ほとんど県警と自衛隊のヘリだ。殺人ヘリ。
　大島ではメディアのヘリがうるさいらしいが、しかし有名キャスターなどは、芝浦の倉庫の屋上から、片道３０分で現地に行くから、自宅から大島出勤で毎日被災報道やっているよ。知事の猪瀬だって、ヘリできたからね。
　相模原や沖縄辺りの米軍戦闘機の方がずっとうるさいね。菜々子の実家の相模原に遊びにいって、米軍がグオーンと空飛んで、いちいち見上げるのは「ど素人の、よそ者」だとすぐに笑われる。沖縄でも。現地人はいちいち戦闘機が低空で飛んだくらいじゃ、屁とも思わない。墜落したら別だけど。
　実は一番の騒音そは、その防災無線というやつだ。１５分に一回くらい何か放送する。「今日は船が出ない」「元町港は被災中だから、岡田港から出る」「おれおれ詐欺がある」「インフルエンザだ」。要するに、住民は住んでいるだけで役所の家畜なのだ。納税するための家畜。前は年貢を納めろだったけど。一日中騒音だ。こんなもの静かな基本的人権の生活すら成り立っていないわけだ。大島に限らない。日本中の田舎がそうだ。空襲警報の時代と同じだ。
　ちょっと前に、一流と言われるタワーマンションに遊びにいったけど、室内にも聞こえるインタホン警報で「どこのクルマが駐車違反で移動しろ」とは、彼女と楽しい時間過ごしていて、そこに無理やりこの程度の防災無線。馬鹿ですね。エクスタシーが飛ぶよ。人間の感覚がバカなんです。
　静かにしてくれと、それだけなんですよ。雨の日でも汐入の噴水は一日中今でも水出して、電力の無駄遣いも、都は平気ですから同じこと。
　無線、拡声器の類は、一切使うなと、決めて下さい。まずは、区議会選挙のあのバカ拡声器、乞食、票が欲しいが一番悪い。いつまでたっても家畜しか住めない国家。

不況ぼったくりの伊豆大島に被災の二重苦

　どうせ三原山火山が島の真ん中にあるんだぜ。「平地がない」とニュースは言ったが、当たり前でしょ、離島に平地があってどうする、それならとっくに海に沈んでいる。せめて島に平野があるのは、本土の関東平野くらいだ。
　だから溶岩流の被災にあったのが８６年で、３０年後の今度は、台風の雨土砂流だ。そのくらい覚悟して生活してきたんじゃないかと、知らないと思うが、でも５０人亡くなったことは気の毒ではあったが。なんか他人事。
　一般には奇妙な島だと思われているよ、やっぱ。都市伝説の貞子が生まれたのが大島で、それにゴジラにしても。二百三高地の撮影もあったしね。その前に木星号だかの飛行機墜落もそうだったでしょ。
　実態にしても、竹芝から大島へ、それは東海汽船の独占フェリーで、１時間半船に乗るだけで、片道７千円。往復で１万５千円といえば、名古屋までいけるぜ。いや今時北海道にも沖縄にもいけるよ。（島民割引ってあるけど）、観光客から「ぼったくろう」精神が、渡る船にもあるんじゃ、なんだか。
　離島ブームってのが、７０年代（昭和４０年代）にあったんだよ。離島の不便な田舎生活満喫しようってね。下田や熱海のブームと同じさ。ところが熱海の没落と同じで、こんな商売していりゃ、ダメに決まってるでしょ。歌舞伎町ぼったくりバーのことでね。
　つい先月も、大島じゃ東京国体の高校生の相撲大会が開催されたとかで、景気もちょっと上向きだったんだよ。でもその朝飯に、鮭の缶詰めをそのまま出したって、いつの時代の朝飯メニューだよ。東横インでもそれほどひどい朝飯はもうないよ。そういうこと今でもやっている。
　レンタカーもふざけたもんで、まあ今は被災地救援取材や復興のフィーバーで、島は焼け太り状態にあるんだか、カローラ２日借りて、１万９千円とはふざけるな。宿泊にしても、１部屋３千円でも十分なぼろに、二人泊まったら、１万７千円と、ヤクザもの。しかも震災前の予約客にキャンセルすると、「半額払え」とは、強要恐喝だよ。
　でなくても、島にコンビニとかセブンがないよ。まあ人口８千人じゃ、島内に弁当屋、おにぎり屋がないんだろうねえ。まあ日本中どこに観光にいっても、セブン一軒あれがそれで足りる時代になって、というのは逆にセブンがないと、何もできない。地元じゃロクな食い物屋もないというわけで。他はほとんどシャッター街。
　まず足元反省しろよって。平たくいえば首都に近過ぎる離島で嫌われているんだよ。被災は別さ。でもあまり同情できないのは、そういう下地があるからね。
　元々被災の神達なんて山は、ずっと前は牧場だったとね。牛や馬がいて、その牧場地主が、一合目茶屋やっていた山田一族で、今はモンターニュというピザ、スパゲティの山田敏子の婆さんだったよ。まだ行方不明だ。モンターニュなんて、仏語のマウンテンだろ。洒落た名前してたよ。先のブームのころは、登山客であふれて、茶屋なんて何売っても大儲かりしたって、今の富士山状態。
　その山田の姉妹が、ミス大島だった北原やす子（遺体発見）とか、飯塚久恵（不明）で、土石流のど真ん中だったから、みんな亡くなった。その周辺の分譲の「新島民」なんて言われたのも全滅。
　まあ雨水の流路作って、それにそって御神火スカイラインして、その脇に分譲したんだから、全部行政の責任みたいなんで。崩れたのはそのスカイラインに沿ってだから、工事が原因だとは素人でもわかるよ。
　人が住んでいなければ、山のなかじゃ、雪崩も起きるし、土砂崩れもあるけど、死んだからニュースでね。登山する者としては、被災の風景そのものは大したことないし、見慣れたもんだけど、ただそこに大勢が住んでいたというから、こんなとこに「家を建てるか？」と疑問だっただけだ。それはいつも思うが、阿蘇のカルデラの中に町があるのと一緒でね。
　それに、家が壊れたら残りのローンというのは、取り消しがいいとこでね。売った不動産も、許可した自治体も、融資した銀行も逃げて、買った庶民に付け全部残すって、こんなもの相変わらずまかり通るよ、日本だけは。素直にみんな従うし。こんなんじゃ復興無理。売却不動産の責任は、ローン終了の３５年後までは保証するってのが筋で。じゃなければ、国家的詐欺というわけでね。
　普段から過疎で辟易しているところに、被災だから、見てる方が辛い。本人たちも辛いよ。

クライマックスのファイナルステージとは、「イッた」ということか？

ア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦
クライマックス・シリーズ（ＣＳ）ファイナルステージで、


ボキャブラリーの貧困を、「ボキャ貧困」という。「アリーグ決勝戦」がわかりやすい。
「セリーグ決勝戦」でいいのだ。優勝決定とはばかげている。優勝を争うのがトーナメントなのは当たり前。「翻訳乞食」というわけで、翻訳ミスである。
　言葉は最小にして簡潔にしろと思う。名古屋人は１時間しゃべって、中味は３分。人生の浪費だ。結論を先に言うと「それを言っちゃおしまいだ」と言うのだが、それは最初からおしまいになっている喧嘩の前戯を５７分やって、３分を決勝戦。そんな暇があるのは、カトリックの後進ヨーロッパと日本だけ。

化学兵器禁止機関とは、私有地違法駐車禁止機関と何が違う

2013年のノーベル平和賞は化学兵器禁止機関（OPCW）に。内戦が激化しているシリアの化学兵器廃棄プロセスに深く関与するなど、設立以来これまで約80カ国で査察を行ってきた功績が評価されたそう。あなたは、この発表に納得？


またハーグかよ。行ったことねえよ。オランダなんてゲイの国で、空港降りたら、ゲイばっかで、観光価値あるんか？と。しかもドイツと同じで未だに売春合法で、パンパンは、公務員とか言い出すんじゃねえのか？まあ日本も実態は同じだが。
　ハーグにあるのは、人権委員会とか、小和田の父ちゃんの勤務先とか。人権委員会って、戦争やってもいいけど、「市民を巻き込むな」とかいうところだ。日本人が苦手なところでね。戦争なら、皆殺しでいいだろと思っている野蛮人は、ヒトラーとヒロヒトがやっただけで、普通はダメだ。殺していいのは、軍人だけで、市民は捕獲して捕虜として育てないと。それを踏みにじっているのが、どこぞの戦争だと指摘して「もっと穏やかに戦争やれ」とそういう組織だ。
　真珠湾のときでも、「奇襲攻撃がダメだ」といわれて、戦争やるなら、ちゃんと開戦宣言してからやれと。ルールにのっとって戦争やれというのが、欧米の考えで、日本は戦争そのものが無法だと言う理解なのだが、それは日本の世間知らずというもので。
　化学兵器委員会だって、どうせ国連の下請け機関。でも下請けには何がどうできるんだという、定理がないわけで。下請けはそれらしく自分の地位を「国連と庶民の間で取持て」と、それが評価されたというわけだね。日本にこんなのはない。
　じゃ、私有地違法駐車委員会でも日本に作れよ。私有地じゃポリは無関心。「道路じゃない」とほざく。ならば、私有地専有で取り締まれ。タイヤ止めをどうしてこれに採用できない。警察庁と裁判所動員して、委員会が、団地の管理組合の権限でクルマ止めやって、解錠はポリへいけと。夜間は営業してないから、夜中の２時に戻った運ちゃんは「朝まで待っていろ」と、こんなことがどうしてできない。できたら「ノーベル平和賞あげるよ」と。おお、できたオランダは日本より先進国だ。

「ねじれた絆」（フジ）ご視聴有難うございました。映画「そして父になる」よりは、ずっといいでした

　フジの映画部が「そして父になる」を作って、編成がドラマで「ねじれた絆」を作って、なんで同じ話題が同時に二発もと思うのだが、社内崩壊して落ち目のフジは、それとこれを統括する部署がなくて、だから同じものが同時に進行しても知り合えず、放送スケジュールを出すときにようやく気が付いて「同じものやるなよ」とお互いけん制したという、組織崩壊とは内部から起こるとは、まさにこのこと。
　ドラマに対して文句を言えばいくらでもあるけど、取り違えた子供がチビの時代から、今の４２歳まで、２時間じゃほとんど駆け足でダイジェストだけど、一応描けたのだから、いいでしょう。取り違えとは、多くの苦労をしてようやく解決をみたのかなあと、それだけを理解するだけでも成功でしたね。映画じゃ「福山って格好いい」だけのプロモーション映像に終わっていましたから。福山なんてどうでもいいけど、尾野とか真木には、恥かかせてしまったでしょうかね。
　ノンフィクションにとらわれ過ぎて、もう少し脚色してもいいのに、演出にその勇気がなかったですね。アル中の母とか、識字ができない両親とか、言葉で言うから分かるんで（動画表現とはそれだけでOKですよ）、その他の映像ではちっとも分からない。阿川佐和子みたいのが、お利口さんのもの静かないい女だと思ったら、いきなりアル中とか離婚じゃ、話がピーマン（中身がない、意味が分からん）。初子を真奈美と改名するのはスミ子ですが、そういう強引さは全然ピーマン。さらに、最初は抵抗した真奈美が短時間にスミ子に馴染んだのも、ピーマン。
でも、ハリウッドドラマじゃないし、予算の関係上２週間で作ったんだから、許しましょう。何も、松本清張とか山崎豊子とか刑事コロンボのようなサスペンス期待したわけじゃないしね。
　当人の奥野修司さんも出ましたが、いや、ドラマの途中に該当のスミ子さんとか、島袋本人も出ましたが、それ、いらないです。「実録」という、自分の首締めました。あれじゃ、昼ワイドの即席ドラマと勘違いしてしまう。そういう部分をカットすれば、スミ子と美由紀をもっと描けましたね。
　俗に、駄作とか悪文というのは、赤線で削除できる部分が多いということで、ならば、２時間ドラマを４時間で作って、第三者が半分に縮めればいい作品になる。まだまだ無駄部分があったと言うことでしたね。
　だけどテーマの重要部分とは、美由紀が両方の母に気を使って生きてきたという、親が子に気を使わせたと言うストレスに、実は親が気が付いていないという、その親（スミ子）の浅はかさが、問題だったのです。
　大人になった今でも、スミ子は美由紀を実子のように可愛がるわけですね。生みの子じゃないけれど、ずっと自分を頼って今に至っていると。スミ子も婆年齢ですから、懐古趣味にもなっています。
　さて懐古のスミ子の人生にとっては、女の子が２歳、３歳の幼児期の記憶というのは、生みの子の真奈美に対してはないんですね。６歳のときにいきなり出会ったから。だから可愛い記憶というのは、美由紀にしかない。それを婆年齢は、もう直接本人に求めるわけです。遊びにおいでよ、昔話をしようよとか。しかし、美由紀としてはストレートにそれに答えるには、真奈美にも悪いし、その弟にも、実の島袋にだって悪い。そういう不安定な中で、これからも成長しなくちゃならないわけですよ。介護の問題だって、まだまだいくらでもあるでしょう。
「母ちゃんが二人いるよ」というのは、瞬間芸の自慢であっても、実生活はそれほど易しくない。生みの島袋はスミ子に嫉妬するし、スミ子に甘えれば、真奈美が嫉妬する。だから独立すれば、今度はスミ子が嫉妬する。
その大人のジェラシーは、まったく描けていませんね、難しいし。いや視聴者もそれ見ても、理解はできないでしょうから。
　でもまあ、ドラマとしては、およそどうにか合格の６５点くらいでした。ちなみに映画は、３０点ですから、落第です。

三鷹のJK殺害は、気狂っているのは分かるが、女優とは「性を売る」

　可愛いから、水着が素敵だから、若い時代の自己表現として、しかも美人に生れた特権だからと、モデル、水着、女優になるわけだ。まあ根拠はそんな所でもいいが。
　ただ女優は「プライバシーを売っている」と理解しなくちゃダメだ。理解できない人は反逆してくるが、かわいいとか、胸が大きいと、それは十分にプライバシーってわけで。なぜなら区役所の窓口婆さんの「胸が大きい」とは誰も思わないから、違いはそこだ。
　それで気の毒なJKは、映画の主役をやり、ドラマに出演して、それは不特定多数の男に、自分の性を売って商売してきたわけだから、一部の熱血なファンが、近寄ってみたり、触ってみたくなるもの、そういう衝動を起こさせるのが商売なのだから、それは歓迎しなくちゃならない。但し、踊り子さんに本気で触ったり、家に来たら、それは別の刑事事件で彼が捕まるわけだから。　
　そういう危険で堅気じゃない（言いかえればヤクザっぽい）仕事をしたわけだから、京都などに住む男など、最初から無視していればいいのだが、安易にツイッターやって、交際するから、最後に危険な目にあった。
「あんな男なら、付き合わなければよかったのに」
　なんていう婆さんの回顧録があったら、それは一番正しかったことになる。
　そういう理解が一切ないで、可愛いから、水着、モデル、女優やりたいなんて思うこと自体に、まったく幼児性を感じるのだけど。
　それで親が「厳しく育てた」と言っていたが、この親にして、この子。危険はだんだん欧米化してくるわけでね。