毎日が、始めの一歩!

日々の積み重ねが、大事な歴史……

五輪開催費に上限設定

2016年10月05日 | 政治

五輪開催費に上限設定=豊洲問題「重く受け止め」―小池知事が初の論戦・都議会


 東京都の小池百合子知事にとって就任後初の論戦となる都議会の代表質問が4日午後、行われた。
小池氏は、2020年東京五輪・パラリンピックについて「開催経費の上限設定は検討すべき重要な課題だ」と述べ、圧縮に向け上限を設ける考えを示した。
その上で、ボート・カヌー会場となる「海の森水上競技場」など都が整備する3施設の見直しに関し、「1カ月をめどに都として一定の結論を得るよう努力する」と明言した。都議会公明党の東村邦浩氏への答弁。

 都の調査チームは、今の五輪推進体制では開催費の総額が3兆円を超えると推計する報告書を公表。海の森水上競技場のほか、
競泳会場の「アクアティクスセンター」、バレーボール会場の「有明アリーナ」について大幅な見直しを提案した。

 これに関連し小池氏は「見直しを行う最後の機会だ」と強調。警備などの経費見直しも検討する考えを示した。追加種目に決まった野球・ソフトボールの福島県での開催に関しては、
「復興五輪として意義がある。実現に向け後押ししたい」と述べた。

 開催費や仮設施設(大会後に撤去)の建設をめぐる役割分担の見直しについては「年内の公表を目指し、国や組織委員会との協議を進めたい」と強調。
都の出資団体である組織委への指導・監督強化を検討する考えも示した。共産党都議団の大山とも子氏への答弁。

 築地市場(中央区)からの移転が延期された豊洲市場(江東区)の建物下で土壌汚染対策の盛り土が行われず、地下空間が設けられていた問題にも質問が集中した。
小池氏は「トップとして非常に重く受け止めている。弛緩(しかん)した空気は都庁にとって危機的状況だ」と指摘。移転時期に関しては「安全性を確認し、総合的に判断したい」と述べるにとどめた。都議会自民党の高木啓氏への答弁。 

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パリ協定、11月に発効 EUが締結、日本は間に合わず

2016年10月02日 | 政治

パリ協定、11月に発効 EUが締結、日本は間に合わず

朝日新聞デジタル 9月30日(金)20時31分配信
 
パリ協定発効の条件

地球温暖化対策の新しい国際ルール「パリ協定」が11月に発効する。欧州連合(EU)が30日、環境相理事会で協定締結を決めた。
これを受け、EU加盟国ですでに国内手続きをほぼ終えた仏独など5カ国が先行して締結。2日に締結するインドを加えると発効の条件を満たし、30日目に自動的に発効する。
日本は開会中の臨時国会で審議する予定だが、日本を待たずに発効が決まった。

 協定は、すべての国が二酸化炭素CO2などの削減にとりくむことを定めた温暖化対策のルール。
産業革命以降の気温上昇を2度未満に抑え、今世紀後半の温室効果ガス排出を「実質ゼロ」にすることを目指す。
55カ国以上が締結し、総排出量が全体の55%以上になることが発効の条件だった。

 国連によると、9月30日時点の締結国は米国や中国、ブラジル、北朝鮮など61カ国、排出量の割合は47・8%。
締結を決めたEUのうち、国内手続きが済んでいる仏独など5カ国の排出量4・4%、
2日に締結する世界第4位の排出量国インドの4・1%が積み上がり排出量の条件を満たすことになった。

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百合子都知事が『スマスマ』に登場

2016年10月01日 | 政治

小池百合子都知事が『スマスマ』に登場 - カラオケ十八番をSMAPと熱唱!?

小池百合子東京都知事が、10月30日(22:00~23:24)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『SMAP×SMAP』のスペシャルに出演することが30日、発表された。

看板コーナー「ビストロSMAP」に登場する。

小池知事のオーダーは「ラーメン」。トークパートでは、テレビ番組のキャスター時代から都知事になるまでの歩みをVTRで紹介し、
都知事の1日のスケジュールや、プライベート、そして、日本中の関心が集まる話題に、中居正広が迫っていく。

ほかにも、中居が「支持率さがりますよ(笑)」と言うほどの、稲垣吾郎と都知事の意外な関係性が発覚。
クイズ企画では「最近イラっとしたこと」「好きな男性のタイプ」「今までで一番印象的だったデート」などの問題が出題され、都知事のカラオケ十八番をSMAPとともに熱唱する。

この日の放送では、ライブコーナーにJUJUをゲストに迎え、小林明子の名曲「恋におちて」を、SMAPとカバーする。

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都議会開会 所信表明

2016年09月28日 | 政治

小池知事、初の都議会開会 所信表明で豊洲問題に言及

 東京都の小池百合子知事が初めて臨む都議会定例会が28日午後、開会した。小池知事は所信表明で、施設下の盛り土をめぐる問題が発覚した豊洲市場(江東区)の安全性の検証や、
情報公開などの都政改革を進める意欲を示した。知事選で対立した自民党など各会派との論戦が注目される。

都議会で所信表明演説をする東京都の小池百合子知事=28日午後1時19分、関田航撮影© 朝日新聞 都議会で所信表明演説をする東京都の小池百合子知事=28日午後1時19分、関田航撮影

 小池知事は所信表明で、豊洲市場の問題について「都政は都民の信頼を失ったと言わざるを得ません」と指摘。信頼回復のために「誰が、いつ、どこで、何を決めたのか。
何を隠したのか。原因を探求する義務が私たちにはある」と述べた。また、「都民ファースト」の都政実現へ、情報公開などを進めるとした。

 小池知事は7月の都知事選から、敷地の安全性や施設の使い勝手などについて検証が必要と主張し、先月末に築地市場(中央区)からの移転延期を表明した。
その後に土壌汚染対策の盛り土がされていないことが発覚し、調査結果を月内にまとめる方針を示している。

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さい帯血からiPS細胞

2016年08月29日 | 政治

再生医療へ重要な一歩

公明新聞:2016年8月28日(日)付

さい帯血から作ったiPS細胞提供までの流れ
さい帯血からiPS細胞


対談
山本香苗さん(党造血幹細胞移植推進PT座長)
高須直子さん(京都大学iPS細胞研究所副所長)
京都大学iPS細胞研究所は23日、病気やけがで失われた臓器や組織を復元する再生医療に役立ててもらおうと、赤ちゃんのへその緒や胎盤に含まれるさい帯血から作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)を、研究機関などに提供することを始めました。今回の意義などについて、高須直子同副所長と山本香苗・公明党造血幹細胞移植推進PT座長(参院議員)が語り合いました。

研究機関に提供開始

成人血液に比べ高品質 山本
日本人の約17%カバー 高須

山本香苗さん山本 昨年7月、厚生労働副大臣だった時に山中伸弥所長から「さい帯血から作ったiPS細胞が間もなく出来上がる」という話を聞いて、今か今かと待っていました!

高須  iPS細胞を作ったのは昨年でしたが、その後に品質評価を徹底的にやり、それが終わったのが今年7月末でした。

山本  さい帯血由来のiPS細胞は、成人の血液から作った場合に比べて、遺伝子変異が少ない点で高品質なのが特徴ですね。

高須  はい。加えて、iPS細胞をたくさん作れる点でも優れています。

さい帯血由来のiPS細胞と、昨年8月に提供を始めた末梢血(手足など末梢部位を流れている血液)由来のiPS細胞のうち、その後に分化させたい神経、心筋などの細胞に適した方を研究機関に選んで使ってもらいます。

山本  患者に届けるまでには、まだ時間がかかりますが、極めて重要な一歩です。

高須  研究所では2013年度から、このように他人の細胞からiPS細胞をあらかじめ作製し、保存しておく「iPS細胞ストック」を進めてきました。
      患者本人の細胞を使った場合より、時間や費用の削減に寄与できるのが利点です。

山本  他人の細胞を移植しても拒絶反応が起きないんですよね。

高須  今回の「第1号」は、日本人に最も多い型のHLAの細胞(さい帯血)から作りました。
        日本人の約17%に拒絶反応なく移植できると考えられています。


当面の目標は、さい帯血や末梢血由来のiPS細胞を数種類のHLA型から作り出し、17年度末までに日本人のそれぞれ3~5割程度をカバーすることです。


さい帯血は“宝の山”

法整備で利用を後押し 山本
公明党の追い風に感謝 高須

山本  12年10月、ノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった直後の山中所長が、公明党の会合で「さい帯血という“宝の山”を、
         iPS細胞という違う形で患者のために使わせてもらいたい」と熱く語られました。
       それを聞いて、「さい帯血がiPS細胞となって、より多くの命を救うことができるんだ」と感動したことを今も覚えています。

高須   この年はさい帯血がiPS細胞作製に使えるようになった画期的な年でした。

山本   はい。9月には、白血病などの治療に有効な造血幹細胞(骨髄、末梢血幹細胞、さい帯血)の移植を一体的に進める法律が成立しました
         (14年1月施行)。


        35条には「さい帯血を研究のために提供できる」という規定があり、iPS細胞研究へのさい帯血利用が法的に担保されたんです。

高須   そうです。これは私たちへの追い風になりました。山中所長が同年春にNPO法人・さい帯血国際患者支援の会の有田美智世理事長たち
          に相談したりしていたことだったので。


山本    実はそれを知って法律に盛り込んだんです。

高須    初耳です!

山本    公的さい帯血バンクに凍結保存されているさい帯血は、移植のために提供されたものです。
          しかし実際は、保存から10年たったものや細胞数が少ないものは破棄されたり、研究機関に提供されたりしていました。

        こうした実態を踏まえ、各バンクがさい帯血を提供する際のルールを明確化し、法定化したんです。

高須    公的さい帯血バンクは、まさにiPS細胞ストックの土台です。本当に感謝しています。

山本    公明党は有田さんたちと共に200万人超の署名を集め、1998年にさい帯血移植への保険適用、
          99年に公的さい帯血バンクの設立を実現しました。また、多くの女性党員がさい帯血を採取した医療機関から
          保存場所への搬送に携わっており、今回のことをとても喜んでいます。


           今後も引き続き、再生医療の実用化に向けて党を挙げて取り組みます。

【HLA】

ヒト白血球型抗原の略称で、細胞の自他を区別する型。細胞にとっての血液型のようなもの。自身の型と異なる場合、体が「異物」と認識し、免疫拒絶反応が起こる。
たかす・なおこ

1987年、広島大学大学院生物圏科学研究科修士課程を修了。住友製薬(現・大日本住友製薬)の研究所および知的財産部を経て、2008年から京都大学iPS細胞研究所に勤務。15年に教授に就任し、16年4月から副所長。


再生医療へ重要な一歩

公明新聞:2016年8月28日(日)付

さい帯血から作ったiPS細胞提供までの流れさい帯血から作ったiPS細胞提供までの流れ

さい帯血からiPS細胞
対談
山本香苗さん(党造血幹細胞移植推進PT座長)
高須直子さん(京都大学iPS細胞研究所副所長)

京都大学iPS細胞研究所は23日、病気やけがで失われた臓器や組織を復元する再生医療に役立ててもらおうと、赤ちゃんのへその緒や胎盤に含まれるさい帯血から作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)を、研究機関などに提供することを始めました。今回の意義などについて、高須直子同副所長と山本香苗・公明党造血幹細胞移植推進PT座長(参院議員)が語り合いました。

研究機関に提供開始

成人血液に比べ高品質 山本
日本人の約17%カバー 高須

山本香苗さん山本 昨年7月、厚生労働副大臣だった時に山中伸弥所長から「さい帯血から作ったiPS細胞が間もなく出来上がる」という話を聞いて、今か今かと待っていました!

高須 iPS細胞を作ったのは昨年でしたが、その後に品質評価を徹底的にやり、それが終わったのが今年7月末でした。

山本 さい帯血由来のiPS細胞は、成人の血液から作った場合に比べて、遺伝子変異が少ない点で高品質なのが特徴ですね。

高須 はい。加えて、iPS細胞をたくさん作れる点でも優れています。

さい帯血由来のiPS細胞と、昨年8月に提供を始めた末梢血(手足など末梢部位を流れている血液)由来のiPS細胞のうち、その後に分化させたい神経、心筋などの細胞に適した方を研究機関に選んで使ってもらいます。

山本 患者に届けるまでには、まだ時間がかかりますが、極めて重要な一歩です。

高須 研究所では2013年度から、このように他人の細胞からiPS細胞をあらかじめ作製し、保存しておく「iPS細胞ストック」を進めてきました。

患者本人の細胞を使った場合より、時間や費用の削減に寄与できるのが利点です。

山本 他人の細胞を移植しても拒絶反応が起きないんですよね。

高須 今回の「第1号」は、日本人に最も多い型のHLAの細胞(さい帯血)から作りました。日本人の約17%に拒絶反応なく移植できると考えられています。

当面の目標は、さい帯血や末梢血由来のiPS細胞を数種類のHLA型から作り出し、17年度末までに日本人のそれぞれ3~5割程度をカバーすることです。

さい帯血は“宝の山”

法整備で利用を後押し 山本
公明党の追い風に感謝 高須

山本 12年10月、ノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった直後の山中所長が、公明党の会合で「さい帯血という“宝の山”を、iPS細胞という違う形で患者のために使わせてもらいたい」と熱く語られました。

それを聞いて、「さい帯血がiPS細胞となって、より多くの命を救うことができるんだ」と感動したことを今も覚えています。

高須直子さん高須 この年はさい帯血がiPS細胞作製に使えるようになった画期的な年でした。

山本 はい。9月には、白血病などの治療に有効な造血幹細胞(骨髄、末梢血幹細胞、さい帯血)の移植を一体的に進める法律が成立しました(14年1月施行)。

35条には「さい帯血を研究のために提供できる」という規定があり、iPS細胞研究へのさい帯血利用が法的に担保されたんです。

高須 そうです。これは私たちへの追い風になりました。山中所長が同年春にNPO法人・さい帯血国際患者支援の会の有田美智世理事長たちに相談したりしていたことだったので。

山本 実はそれを知って法律に盛り込んだんです。

高須 初耳です!

山本 公的さい帯血バンクに凍結保存されているさい帯血は、移植のために提供されたものです。しかし実際は、保存から10年たったものや細胞数が少ないものは破棄されたり、研究機関に提供されたりしていました。

こうした実態を踏まえ、各バンクがさい帯血を提供する際のルールを明確化し、法定化したんです。

高須 公的さい帯血バンクは、まさにiPS細胞ストックの土台です。本当に感謝しています。

山本 公明党は有田さんたちと共に200万人超の署名を集め、1998年にさい帯血移植への保険適用、99年に公的さい帯血バンクの設立を実現しました。また、多くの女性党員がさい帯血を採取した医療機関から保存場所への搬送に携わっており、今回のことをとても喜んでいます。

今後も引き続き、再生医療の実用化に向けて党を挙げて取り組みます。

【HLA】

ヒト白血球型抗原の略称で、細胞の自他を区別する型。細胞にとっての血液型のようなもの。自身の型と異なる場合、体が「異物」と認識し、免疫拒絶反応が起こる。

たかす・なおこ

1987年、広島大学大学院生物圏科学研究科修士課程を修了。住友製薬(現・大日本住友製薬)の研究所および知的財産部を経て、2008年から京都大学iPS細胞研究所に勤務。15年に教授に就任し、16年4月から副所長。
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