いっぽいっぽまたいっぽ

今年度44歳。14年前に地元の役所に就職した田舎者が、巨大組織で働きながら、日々思うことを綴る日記です。

2014.12.23 Xmasケーキの勧誘の思い出

2014-12-23 21:10:30 | 日記
学生時代、回転寿司屋でバイトをしていた。

その店は、パチンコやボウリングを経営する会社の飲食部門として営業されていた。

寿司屋と同じく、某ファストフード店も営業しており、二つの飲食部門が一つの建物の中にあった。

よって、寿司屋の店長=ファストフード店の店長であった。

思えばこの時期、ファストフード店が取り扱うXmasケーキの販促があった。

アイスケーキ、と言えば、あのブランドだと分かる人もいるかもしれない。

そして、一つ千円だっただろうか、そのケーキをバイトに買うように事務連絡がなされた。

経験年数の長いバイトは2個、それ以外は1個、と基準?目標?が示された。

そして、バイト全員のリストが事務所に貼られ、注文個数が記載されていく方法が取られた。

当時の私は、アイスケーキというものを知らなかったし、ブランド名も分からず、価値が全く分からなかった。

だから1つも買いたくなかった。

しかし、周りは自主的にか、押されてか、買う人が多かった。

なので、ある年、渋々私は1つ買った。

初めてのアイスケーキに、大した感動はなかった。
チラシのような華やかさなどなく、少しデコレートされた大きな丸太状のアイスがあるだけで、見た目のインパクトがあるだけ。味は普通のアイスクリーム。

満足度なんて、一切なかった。

しかも、買った時、店長からお礼を言われなかった。その不本意さを今でも覚えている。

買うことが強制ではないし、ペナルティもなかったが、学生からすれば、押されて買わされた、と言えるレベル。

感謝されない意味は大きい。

だから、私は翌年から頑なに買わない姿勢を貫いた気がする。



民間企業は利益が最優先で、そのために「ノルマ」が付いて回る。

だから、店長も自身の店舗のノルマ達成に必死だったのだと、今では分かる。

ただ、10~20代の学生のバイトにそれを強いるのは、苦渋の策なのだろうが、やはりいい感じはしない。

もし自分が店長だったら…と考えると、どうしていただろうか?

店長の友人、知り合いだったら、買ってあげていたかもしれないなぁ。
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