いっぽいっぽまたいっぽ

今年度44歳。14年前に地元の役所に就職した田舎者が、巨大組織で働きながら、日々思うことを綴る日記です。

2014.10.15 久々の読書。『虚ろな十字架』

2014-10-15 18:37:01 | 日記
夏が終わり、燃え尽き症候群だと書いた。
半ば焦るように、目標を探そうとした。

とりあえず、読書が必要かも、と思い、
なかんずく興味が湧いた本を幾つか買った。

その一つ。東野圭吾の『虚ろな十字架』。

久々の読書で、購入時にはそんなに興味も
なかったので、少しずつ読みはじめ、
数日かけて読み終えた。

昔娘を殺され、
その後別の人間に別れた妻をも殺された男が、
元妻の足跡を辿る中で「死刑」を考えるとともに、
妻殺害の真実を解き明かす…

身内を殺された被害者遺族の思い、
そして加害者家族の気持ち。
今まで気にしなかったことを気付かされた。

また、自分に照らし合わせると、
これから彼女と無事結婚でき、子どもが出来れば、
命に対してどう向き合うのだろうと
想像を巡らされた、印象的な本となった。

・・・・・・・・・・

というわけで、命、妻、子ども。
私は最近、そのワードに敏感なようだ。

昨日、レンタルDVDで『そして、父になる』を観た。
これも、結婚と子ども、命に興味が湧いた結果だ。

映画で泣いたのは久しぶりだった。

そういうところから、自ずと私の下半期のテーマが
見えてきているような気がしている。
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