いっぽいっぽまたいっぽ

今年度44歳。14年前に地元の役所に就職した田舎者が、巨大組織で働きながら、日々思うことを綴る日記です。

ベテラン上司のさりげないサポート。感謝。

2013-07-28 19:45:53 | 日記
今日は地元でスポーツ大会を開催している
いつもの団体に、毎年恒例の海レク。

人数は200人超。

こちらのスタッフは4人。

昨日から不安でならなかった。

昨日、50人の団体に右往左往したことも大きい。

昨夜、残業中に上司がふらっと施設に来た。
私の様子を伺いに来たのだと察知した。

なに食わぬ顔で来た上司を見て、
思わず涙が堪えきれなくなり、
私は咄嗟に外に出た。

少し泣いて、落ち着いて、事務所に戻る。
きっと感ずいたのだろう。
上司は私の方を見ず、プールの水質のことを聞いてきた。

大した内容ではなかった。
でもそれが彼なりのアプローチだったのだと思う。



今日、海レクに上司が来てくれることになった。
子どもたちで溢れかえるビーチを見て、
すぐに「わしはあそこに行くからな」と、見極めた。

その判断で、現場は不安がひと欠片もなく、
スムーズに流れた。

私を含め、ほかのスタッフも、
一体どれだけ負担少なくやり遂げられたか。



終わって事務所。
まだ夏の海レクは終わってないが、
今日で大きな山場を超えた。

安堵する私を見て、
「これでお前も少し楽になったみたいだなあ」
と、周りに聞こえるように言った。

はい、相当楽になりました。と返したが、

もしかしたら、上司も楽になったのかもしれない。
私のことを、いろいろ気にかけてくれてたのが
なぜかすごくよく伝わった。

ありがたいな、と思う。

彼なりの気遣いが、
さりげないからこそか、痛いほど胸に突き刺さった。



明日は大会。
子どもたちの引率とスタッフとして、
休み返上で頑張らねば。

もちろんそこに上司も来る。
それだけで、やっぱり頑張ろうと思う。
コメント
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