父が独断で決めたハウス。
これに数百万かかっているらしい。
相談なく決めたことに憤慨していた母。
設備投資をしっかり回収できるまでには
何年もかかるらしい。
だから、60歳を過ぎて建設を決めた判断は、
いかなるものか。
賛否両論あるとは思う。
ただ、後継者不足で、生産者が高齢化し、
傾斜の多い山間部での労働はキツくなる中、
作業のしやすい平地で、
値の良いミカンの品種を育てることは、
それなりに収入を得ようとすると、
止むを得ない選択ではあるようだ。
もちろんハウス栽培は、金も手間もかかる。
ついていくしかない母の支えは、
見えにくいが欠かせない大事なものだ。
高所作業に敏感になった私。
父や協力者がケガしないように祈るばかりだ。