2020年もどうぞ宜しくお願いいたします。
ご健康とご多幸をお祈りいたします。
さて、下記したのは1月1日に出されたそごう・西武の新年メッセージ。
「さ、ひっくり返そう。」です。
大逆転は、起こりうる。
わたしは、その言葉を信じない。
どうせ奇跡なんて起こらない。
それでも人々は無責任に言うだろう。
小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
今こそ自分を貫くときだ。
しかし、そんな考え方は馬鹿げている。
勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
土俵際、もはや絶体絶命。
ここまで読んでくださったあなたへ。
文章を下から上へ、一行ずつ読んでみてください。
逆転劇が始まります。
とあります。
回文のようで回文ではない、今までに見たことのなかった手法です。
視点を変えれば、マイナスもプラスへとその見え方も異なることを教えてくれてもいます。
最近、私の身の回りでは「アウトソーシング」という語が大流行です。
それは特色を打ち出すことを外注することで、組織の色付けができるという考えもあるようです。
しかし、私はそれには懐疑的です。
なぜならば、外注で色付けできる特色は他の組織も簡単に真似できるからです。
他社(他者)が真似できないような独自性が求められている時代であると思われます。
しかし、それは簡単なことではありません。
誰とも違う発想や工夫を駆使して、
確たる信念を持ち大いなるエネルギーや時間を投入してこそ、成しえる独自性。
自分自身が独自であり、それを組織に何らかの形で還元したいと思います。
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