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『児童虐待虐待にみる「結合」と「分離」』

2016-01-19 07:07:07 | Weblog

最近、ニュース報道では幼児・児童虐待事件が多いようです。

「生後4カ月の長女を自宅で殴って殺害」

「自宅で長男に暴行し、生後3カ月で死亡させた」

「生後2ヶ月の娘に虐待を加え重傷」

「熱湯を顔にかけ・・」

 本当に悲惨な事件だと思います。

何らかの理由や事情があるにしても、幼い子どもを殺してしまうことは決して許されることではありません。

 

 子どもへの虐待理由として考えられるのは、

「夜泣きがうるさい」、「言うことを聞かない」、「なつかない」等の親の身勝手さが浮かび上がります。

 子どもを飼い主に従順なペットのように期待しているとしか思えません。

従わなければ、暴力をふるって従わせるという思考。

血縁関係、親子関係で結ばれていた親子。

親の身勝手な暴力による結果として齎される弱者である子どもの死。

虐待は手段となり、結ばれていたものが離れていく。

「結合」から「分離」。

 

話は少々それますが・・。

15歳未満の人口は1633万人。(2014年)

ペットのイヌの飼育数は1153万匹、ネコは974万匹。

それらの合計数は15歳未満の子どもの数よりも多くなっています。

当然ですがイヌ、ネコなどの動物と人間は血縁、地縁などの結びつきはありません。

その関係は主従関係や、飼い主とペットという心で結ばれる関係です。

 

実の子を虐待する親が増えています。

対してペットを実の子のように扱う飼い主も増えています。

ペットは家族の一員。

例えば、しつけを目的とする「犬のようちえん」ではバスを出してペット犬の送迎を行っているそうです。その授業料は37万円。

ペットが亡くなればペット専用の火葬車で荼毘にふします。

さらに飼い主が離婚する際に問題となっているのが、どちらがペットの面倒をみるかというペットの親権だそうです。(親犬ではありません)

ペットと飼い主の関係は「分離」から「結合」ですね。

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