先日、東京都の私学中高協会から「優秀教員」ということで表彰をされました。
職場の上司に推薦していただけた結果としての表彰です。
職場内には表彰制度等はありませんので
このことはとても有り難く思っています。
しかしながら、私は間違いなく優秀な教員ではありません。
私自身がそのように自分を褒めたり、
評価するならともかく、
他者からそのように評価されたり、
表彰されたりすることを、
性分として基本的には好まない人間でもあることを私自身が最もよく分かっているつもりです。
よって、本来ならば受賞を辞退すべきだったのかもしれません・・。
しかし、この賞の受賞者には教員免許講習が免除されるという特典がついていることもあり、その特典にもつられて受賞を快諾したしだいです。
教員免許更新で対象となる年齢は35歳、45歳、55歳です。
対象年齢者は大学などで1週間程、朝から晩まで講習を受けて試験に合格することによって更新が可能になります。
職場内の友人の話では、試験は答えを教えてくれたり、先生によっては答え合わせをしたりと落ちる人は出ない仕組みになっているようです。
そうはいえ、私はちょうど該当年齢にあたります。
この受賞はラッキーでした。
教員免許講習の免除対象者は、このような協会などの受賞者以外には理事長、校長、副校長、主幹教諭、指導教諭などの肩書きが付されている先生方も免除の対象になります。
よって、実は私も現時点で免除対象者でした。
結果として免除対象項目が2つになったので、申請書の二カ所にチェックマークをつけることができることになりました。もっとも2つ該当しても20年間免除にはなりませんが・・。
このような「優秀教員」表彰制度は教員免許更新制度が平成21年から実施されてから、始まった制度です。
実際にはまず始めに公立高校に勤務する教員対象に、このような免除制度が開始されました。
公立教員と同じように、私立学校に勤める教員にも更新免除制度を実施させてほしいという要望を東京都教育委員会に私中高協会が働きかけて実った制度だと聞いています。
東京の私学による優秀教員表彰は今回で4回目。
2回目表彰から教員免許更新免除が許可されたそうです。
全国の私学でこのような優秀教員制度が実施されているわけではありません。
なんでも埼玉の私学でもこのような制度実施を計画中とのことです。
形式的な表彰式に、その参加者たちの一人として参列。
式典後、あまりにも良い天気だったので私学会館そばの靖国神社まで散歩してきました。
初めての靖国神社訪問。
神社なのに駐車場には警察バス車両が配置され、数名の警察官が警備にあたってる不思議な光景・・。
印象深い1日になりました。