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24時間テレビ

2008-09-05 22:09:12 | Weblog
 前期の大学院の発表会で西武文理大学で教鞭をとっている瀬沼君(ただ単に瀬沼君と書くよりも肩書きを付けた方に重みが増すのは不思議ですね)がリアリティーTVについての発表をしていた。
 リアリティーTvを判りやすく言えば、日本の場合は『ドッキリカメラ』や『元気が出るテレビ』だそうだ。
 それは、リアリティー、つまり真実でもあるが計算されたものでもあるのだ。
本当のようなうそ。
 うそのようなホントである。
 日曜日に放映していたエドはるみのマラソンを見ていてリアリティーTVのことをふと思い出してしまった。
 走っていることは本当であるが、番組終了が近づいた時間帯にゴールする計画性。
 必ず、神奈川県から東京まで走るコース。
 日光から東京まででも良いのではないだろうか?
 これは憶測であるが、カメラスタッフ等番組制作者にとってこのチャリティーマラソンは正月に行なわれる大学駅伝用の練習となっているのではないか?などと詮索してしまった。
 そもそも私はこの「24時間テレビ」が大嫌いである。
 その理由は以下の通りである。
 確か今年の寄付金は3億円である。
 史上最高金額の寄付金が集まったと司会者は大声で歓喜していた。
 私はこの番組の収支を明らかにすべきであると思っている。
 企業から受け取る番組制作費はいくらなのか?
 出演タレントにはギャラとしていくら支払われているのか?
 それらと寄付金を合算した収支報告をぜひして欲しいと思うのである。
 番組を放映しないで、企業からの寄付を募金にまわすということではどうだろうか?
 テレビ番組タイトルは、「24時間テレビなし」
 平成11年の広告宣伝費データによると、
 トヨタ自動車995億、本田技研559億、サントリー514億、松下471億である。
 ちなみにテレビ広告には年間2兆円ものお金が投入されている。
 つまりトヨタの一日あたりの広告宣伝費は約3億円である。一日広告をやめ何らかの番組でトヨタは障害者に3億寄付と知ってもらうのも得策のような気がする。
 マラソンを走ったエドの報酬は、欽ちゃんの10分の一だそうだ。
 障害者についてテレビ番組を通じて多くの人に理解してもらうと言う趣旨は賛同できるが、どうしても「24時間テレビ」の製作方法には賛同できない。
 環境問題を考えるテレビ局としても24時間はいかがなものでしょうか?
コメント
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