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若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

2007国防白書に思う

2007年07月06日 | Weblog
 少し静岡新聞記事を引用する。

 「安全保障環境」

 伝統的な国家間の関係(中国・インドの台頭など)から大量破壊兵器の拡散(北朝鮮の核、ミサイル問題など)、テロなどの新たな脅威(イラク、アフガニスタン情勢)などに至るまでさまざまな課題に直面している。イラクの治安情勢は依然として厳しい。

 北朝鮮 大量破壊兵器や弾道ミサイルの開発などに努め、大規模な特殊部隊を保持するなど軍事力を維持、強化。わが国を含む東アジア全域の安全保障にとって重大な不安定要因。弾道ミサイルの長射程化や固体燃料化のための研究が進められていると考えられる。2006年7月の弾道ミサイル7発発射、同年十月の核実験発表は重大な脅威。

 中国 急速な軍事力近代化の当面の目標は台湾問題への対応が中心。しかし中国の急速な発展と軍事力の近代化が長年に亘って続いていることや軍事力の透明性の欠如を背景として、中国の軍事力近代化の目標が台湾問題への対応などを超えるものではないかとの議論が引き起こされるなど、近代化の行方に関する懸念が高まっている。国防費の内訳の詳細を明らかにしておらず、一月の対衛星兵器の実験に関する説明が十分されないなど、軍事力の透明性の向上が望まれる。より遠方の海域で作戦を遂行する能力の構築を目指し、空母の保有にも強い関心を持っている。国土の防空能力の向上に加えて、より前方での航空戦闘能力、対地、対艦攻撃能力の構築を目指している。中台の軍事バランスは中国側に有利な状態へと向かって変化しつつある。

 ここまでは一般常識に照らし合わせて、納得がいくのであるが、問題はここから突然幼稚になってしまうことである・・・・すなわちGHQ憲法の面目躍如だということ。

 防衛政策の基本 憲法の下、専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるような軍事大国にならないとの基本理念にに従い、日米安保体制を堅持するとともに文民統制を確保し、非核三原則を守りつつ節度ある防衛力を整備する。(以上抜粋)


 こんなくだらない文章を書いたのはいったい誰なのか是非名乗り出てください。どうせ、東大卒のノーパンフリチンの仕業だろう。憲法上も専守防衛などという造語は無いだろうし、非核三原則など岸信介政権時代の日本国民おためごかしの奇策であったことも先般開示された米国の公文書でも明らかになっていることを、よくもまあ日本国民を屁馬鹿にして、(いつでも持ち込めるという密約があるにも拘らず)非核三原則などとよくも『シラ』を切れたものである。・・・そんな、二束三文の虚構を自ずから馬鹿になって必死に信じなければならないと思っていたのは我々日本民族だけなんだぜ。

 こんな愚にも付かない『非核三原則』を中国が本気で信じれば明日にでも私兵・共産軍をもって日本侵攻に打って出て来るではないか。・・・・アホ官僚よ、いかに『馬鹿』になるべく『洗脳』されたとはいえ、少しは『思考』したらどうだ!。