昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

そうかい恥ずかしいかい

2007年07月02日 | Weblog
「議員に選んで恥ずかしい」 8.9式典出席辞退要求 被爆者団体(西日本新聞) - goo ニュース

 この長崎の被爆地選出の衆議院議員九間章生氏がそんなに間違った発言をしたとも思わない。長崎のアメリカによる原爆投下の被災者たちがこの『九間発言』により日本人としての民族意識(ナショナリズム)に目覚めたとしたら誠に結構なことである。『しょうがない』=『原爆による人体実験の容認』だといい、それが許せないというのであれば、その加害者は言わずと知れたアメリカ合衆国である。・・・・それならそれで、ただの一度でもアメリカに原爆を放棄せよ!、或いは長崎に謝罪しろ!と示威行動をしたことがあるのか。私は、一度もそんな威勢のいい報道に接したことは無い。・・・・ここは、韓国人のようにアメリカ本土に上陸して、謝罪しろ!謝罪しろ!と大デレゲーションに打って出たら宜しいのではないか。己が不甲斐なさを地元選出議員に代弁されたからといって、時の首相に抗議するなど蛆虫の念仏に等しい。・・・・非難の対象は現在の核保有国に向けられるべきだろう。

 ちなみに、広島の被爆記念碑には「安らかに眠ってください、過ちは繰り返しませぬから」と刻まれているそうである。その心根は、日本人が悪かったのだから、原爆のお仕置きを受けて当然であったという意味らしい。・・・・これを見た小野田寛郎氏などは日本人ももはやこれまでと思ったということである。

 国際的に見て、なんとおこがましい自己嫌悪であることか!。こんなことをしているから、中国人や朝鮮人に足元を見られ、同盟国アメリカからも屁馬鹿にされ続けるのである。

 馬鹿に成り下がった日本のマスゴミとそれに踊らされる国民は九間氏の首を取らずには置くまい。したがって、本人が詰め腹を切るか安倍首相が引導を渡すかの選択肢しかないのであるが、松岡氏の前例もあることだし、ここは首相が早急に引導を渡すべきであろう。 

Cuando Caliente SHIZUOKA#77

2007年07月02日 | Weblog
 El Hombre Maximo del Mundo=El Sr. Osamu Suzuki

 現在、鈴木修氏は経済産業相訪印 随行団長として、遠くインドの地を踏まれているだろう。平成19年6月30日の静岡新聞に訪印に関して抱負を語るインタビュー記事が掲載されていたので、書き留めておきたい。この方には、いつも人を元気にさせるバイタリティーがある。

 インドのインフラを整備する「産業大動脈構想」を促進するため甘利明経産相が30日、訪印し、大手20社の最高幹部の訪問団が随行する。団長を務める鈴木修鈴木修スズキ会長に巨大プロジェクトの意義や経済交流の展望などを聞いた。

 ・・・日本企業に先駆けてスズキがインド進出したのは25年前。今のインドをどう見ますか?。

 「戦後の焼け野原から高度成長した日本のように目覚しく変わった。日本にとって中国は燐保だが、インドは長く英国と緊密で考え方も街も親ヨーロッパ。インドに行くと欧州が近く感じる。彼らが、素晴らしい数学やITの力を工学の生産システムに生かせば、もっと発展するだろう」。

 ・・・日本企業生産拠点、市場としては?。

 「一人っ子政策の中国を超え、やがてインドは人口世界一になる。まだまだ可能性がある、BRICsの次に控える巨大市場は中近東とアフリカ。あと5年もすればそれがはっきりする。インドは双方に近い。これからの『前線基地』は中国でなくインドになる」。

 ・・・大動脈構想とは?。

 「まずデリー・ムンバイ間1500キロに自動車輸送もできる高速貨物鉄道や港湾を整え、将来はバンガロールやコルカタとも結ぶ環状になる。30兆円規模の大事業。一部を日本の官民で拠出するが、それだけの価値は十分にある。世界中の未開地を米国、ロシア、欧州が奪い合う。インドで日本は自動車で先行したが、家電などは韓国が強い。主導権は日本が握らなければならない」。

 ・・・インドの今日を見通した上でスズキは進出を決めたのですか?。

 「巨大な人口と政治の安定は分かっていたが、偶然だ。当時のスズキは日本の業界ではほとんどビリ。何かで世界一になろうと士気を高め、生き残るためだった。大手は先進国に出たが、ウチのような『下級武士』は途上国で小さい車を造るしかなかった。ただ、やるからには志を抱こうと。私は『やらまいか』の言葉が嫌い。人に呼びかけるのでなく『やる』『やるぞ』だ」。

 ・・・団長として、パイプ役を任されたことをどう受け止めていますか?。

 「インドでパイオニアとして精一杯やるうちに日印の経済協力が進んだ。浜松の田舎の中小企業でも、やりよう次第でここまで来たということ。スズキが投じた一石がプラスになったと思えば喜ばしいし、皆さんのためになりたい」。(以上引用)

 『Que sera?』、先のことなど分からないとはいえ、鈴木修氏のこの気迫には圧倒されてしまう。浜松から日本、そしてインドへ、その先は世界ということなんだろう。中国しか眼中に無かった連中との差がどのように出てくるか注目していよう。(これは余談ですが、静岡県遠州地方には素朴に信じられている「遠州を征した者が日本を征する」といジンクスがあります。縁起については知りませんが、おそらくこれは徳川家康にあやかっているのだと思います)

 ひとつ言えることは、日本の政界にこういう志と強靭な精神力を持った人材がいないことがとても不幸だと思います。