立場の強い人の「言ったもん勝ち」の社会だからか？

少し前、所属していた編集部のある
会社が買収された直後、
親会社となった会社から
素人同然の社長が組織に送り込まれてきた。

その時、青柳さんがしたのは、
経営の基礎基本にブレる所のない
松下幸之助さんや稲盛和夫さんの著書を
徹底的に読み込むこと。

バカな発想に煽られたり、
自分自身の発想や感覚が狂って
しまわないように努めた。

今日、新聞を見ていたら、広告の情報なので、
眉唾でもあるが、『論語』『三国志』など、
歴史的名著にかかわる本が売れているようだ。
る
金に目のくらんだ人達が
言ったもの勝ちで訳のわかないことを
公言する社会だ。

確固たるものに、
人々は、「本当に正しいことは
何か」の答えを探しているのかもしれない。

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信