そろそろ

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信のブログ

和田秀樹さんのようなことをすべきだ。音楽雑誌は!!

2022-09-09 14:29:21 | お茶の水博士と歩く楽器街
2022年。新聞の書籍広告を
見ていると和田秀樹という精神科医の
名前を見ない日は、ほとんどない。

多くの出版社の書籍担当者の
多くは、わかっていないと思うのだが、
あの方の素晴らしいのは、
「定年後」「老後」と大括りに語られていた
高齢期の問題を70代、80代、
あるいは、健康状態のよい人、
悪い人と分類して語り出したことに
あるのだと思う。

そう考えると、楽器のノウハウを伝える
ギター雑誌の情報伝達は、
まだまだ、大雑把なのだ。

例えば、楽器の機材を扱う記事でも、
大きな会場や最高品質の機材の
あるスタジオなどで活動する
プロの機材をよいものとして、
単純に紹介している。

例えば、多くの読者、プレイヤーの
活動をする場所は、
良い、悪いの判断を抜きにして語れば、
もっと質の低い環境になる。

読者としては、それに合った
ノウハウの方が、貴重なはずだ。
例えば、劣悪な環境でも
よい音が出せるノウハウや
機材という情報の方が、
意味があるのだ。


「一流」「最高品質」を伝える
という大前提を崩して、
読者にとって有益という発想で、
媒体全体を作り直した方が
読者は喜ぶように思えてならない。

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信


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