そろそろ

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信のブログ

国際通りでググっときたのは、ブルースハープを吹きながらアクセサリーを売る崎間武利さん。

2010-09-23 22:55:02 | 沖縄取材


で、国際通り。ここは那覇のメインとなる大通り。仙台で言
えばアーケード街のような場所。当然の事ながら、夜の9時を
過ぎるといたる所で歌声が上がった。興味を持ったのは、東
京の八王子から移り住んで6年になるというガムさんと、アク
セサリーを売りながら一人でブルースハープを吹きまくる崎間
武利さん。特に、崎間さんは、最高にかっこよくて、すぐにセッ
ションを申し込んだ(沖縄に演奏旅行にきていた友部正人さん
に、「貸してみな」とハーモニカの伝授を受けた事もある。導く
人がいなくてもつながる人は、つながるのだ。笑)。

  10穴ハープをはじめたきっかけはブルーハーツで、以後、
自己流でハーモニカと向き合ってきた。どうして彼がいいって、
ブルースハーブ1本だけで演奏しているから。ギターを従えて
ハーブなんて簡単な事なのよ。そこを一人で、しかもハーモニ
カ1本というのがぐっときた。

 彼の事は国際通りを歩けば、すぐみつかるはず。探してみて
ちょ。物売りをしながらのブルースなんて、1900年代前半の
メディシンショーみたいだよね。

路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
          http://pub.ne.jp/solo_solo/



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「持つべきは、ヒッピーな友達だ。サンキュー、13号倉庫!!」

http://www.stickam.jp/video/179719778


「えかった」。ゆっくり歩いた沖縄「首里城」。

2010-09-23 01:37:10 | 沖縄取材


せっかくバイクがあるので、国際通の牧志付近の市場や
米軍基地の状況も見てまわった。いいなと思ったのは、首
里城。

観光客の男達は、着飾った早口の女達に追い立てられ
て凄い勢いで通り過ぎる。「何のための観光?」と思ってい
ると、沖縄の線香(写真のように黒い)を炊く地元のおばさ
んに出会った。

曰く、「まず、ここをお参りしなければ。順序というものが
あるのです」。なるほどねと思いながら、ゆっくり進むと、誰
もが無視して通り過ぎるが、ちゃんとした装束に身を包んだ
ガイドさんも配置されていた。

沖縄の守り神、シーサーは中国に届けようとされたエジ
プトのライオン(途中で気候の変化に耐えられず亡くなり、
代わりに陶器がつくられた)がモデルになっている事。しか
し、高貴な方の守り神は、龍である事。また、龍にも位の
違いがあり、日本の龍は指が4本で中国のものは5本で
あるという事を教えてくれた。勉強になったのだ。

ひとり旅で、しかも、歩くのが遅くてよかったと思ったの
だ(笑)。では。旅は続く。





路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
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