最近、CDを買わなくなった。かと言って、音楽的刺激
を欲しなくなったわけではない。そこで矛先が向かったの
が音楽DVD。昔、音楽のVTRは高額だった。当時、買い
逃した映像作品は多いし、そのVTRがDVDに企画変更し
再発されるにともなって「付録映像」がついたり、「ノーカッ
ト版」としてリメイクされる事も多い。
ここ数年は、そういうDVDを新品、中古を問わず買い漁
ってきた。当然の事ながら、ディスクユニオンの棚も見る。
ただ、最近、ユニオンのDVDの陳列方法が変わった。
かつては「新品のDVDの棚」「中古のDVDの棚」と2種類
だった。今は、中古のDVDの棚はなくなって、中古の商品
はCDのコーナーに並べられるようになった。しかし、これは
不便極まりない。
欲しいミュージシャン の作品が決まっていて探すのなら、
これでいい。しかし、「何か、面白そうなのがあったら買って
帰ろう」という人には困る。あの狭い店内をア行から、全部、
見てまわれとでも言うのか。そんな事があの混んだ店内で
できるわけがない。最初、この陳列は、私が知る限り新宿店
から導入された。そして、昨日、行ったら御茶の水も、この陳
列になっていた。
さて、どうしよう?音楽DVD作品の在庫が豊富な別の
店を探すよりないか。まったく、何してくれるんだよ。別に、
今までのままでいいじゃないか。
路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
http://pub.ne.jp/solo_solo/