富山きのこクラブ

富山のきのこ情報・きのこ料理の情報が集まります。

センニンタケの食味

2007年10月29日 | きのこ

富山キノコの部会のみなさま
四ツ木さま
ナガエノスギタケの発生場所を見失ったのは残念でした。
今後珍しいものは現場になにかしら目印をつけるのもよいかと思います。
10/27は雨の中傘をさしつつ新潟県糸魚川方面のセンニンタケおよびブナ林のナラタケ、チャナメツムタケなどを観察できました。
翌、10/28は山の村方面快晴の紅葉真っ盛り気持ちよい観察となりました。ホンシメジ、マツタケモドキ、ショウゲンジ、ヤマブシタケをアップロードします。
Pa280313 Pa280314Pa280318Pa280321 秋の気配を感じつつまだ夏キノコもちらほらの模様です。これから高山帯から里山へキノコが降りてくるでしょう。
センニンタケの味噌浅漬は微松香で大変歯ざわりもよくおいしかったです。(クロカワに似ている)
関係者の方々ご苦労様でした。

_/_/_/_/_/ 糸魚川 山田 _/_/_/_/_/ 


ナガエノスギタケ、ナラタケ

2007年10月28日 | きのこ

富山きのこクラブの皆様
山田様

今日は早朝からあちらこちらを廻ってみました。まず、まだ朝露がびっしょりの青井谷に行ってみました。

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ウラベニホテイシメジ、アミタケ、カノシタが少々採れた程度であまり多くはありませんでした。残念ながら、おいしそうなスギヒラタケは大量にあありました。
辛抱強く歩き続けた結果、松、コナラ林の中でひときわ大きく見慣れぬものがあり、まずは写真を撮り、抜いてみるが結構長い根っ子が?・・・最近の山田さんのメールを思い出しヒョットとするとナガエノスギタケ?帰宅後に図鑑での確認、やはりでした。生えていた3本とも持ち帰った為に根っ子を掘り出す場所はもう解りません。図鑑を見るに”食”とありましたが美味しそうではなくゴミ箱ゆきでした。
地元のキノコ狩り数人に出会い話を聞きました。
松茸を採るためには、朝から晩まで歩きそれを3年続けるときっと毎年取れるヨ・・・!でした。せいぜい2時間、1シーズン2~3回だと一生ダメと云う事になります。
午後からは刀利ダムに行き過去にナラダケを大量に採った場所に行ってみました。結果は前回の発生量の半分以下でしたが綺麗なナラダケが大きなナイロン袋に半分の収穫でした。ほかヒイロチヤワンタケ。
夜は今日の収穫でのキノコ鍋、大変美味しくいただきました。

_/_/_/_/_/ 四ツ木丈司 _/_/_/_/_/


シモフリシメジ

2007年10月27日 | きのこ

シモフリシメジの炊き込みご飯が食べたくて、雨の中を山の村まで行ってきた。山は紅葉の盛りだったが、霧で視界が全然利かなかった。
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まだ、ショウゲンジが出続けている。シモフリシメジはこれから最盛期を迎えるようだ。
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シモフリシメジがおこわになって出てきたが …これは失敗作、(後日、リゾットになった)。
ショウゲンジは中華風炒め物になった…こちらは美味しい!

明日は不調のパソコンと格闘だ。


スギヒラタケの中毒が出ました

2007年10月25日 | きのこ

富山きのこクラブの皆さんへ

植物園の橋屋です。
もうご存知の方もあるかと思いますが、新潟県でスギヒラタケらしい中毒が出ました。
ここ近年はスギヒラタケの中毒はなかったため注意の気がゆるみ勝ちでしたが、やはり注意が必要だと思います。
(新聞記事を引用)

スギヒラタケで発症か、魚沼

 県は23日、魚沼市の医療機関を受診した腎機能障害のある80代の女性が、スギヒラタケを食べて急性脳症を発症した疑いがあると診断されたと発表した。県内で同様の症例が確認されたのは2004年以来。県はスギヒラタケを食べないよう呼び掛けている。

 県健康対策課によると、女性は今月初旬にスギヒラタケを食べ、中旬ごろから発熱、けいれんなどの症状が現れた。23日現在も入院中で、回復しておらず「予断を許さない状況」(同課)という。22日に医療機関から報告があった。

 本県では04年、腎機能障害のある人を中心に、20人が急性脳症とみられる症状を発症し、うち6人が死亡した。全員が発症前にスギヒラタケを食べていたと確認された。

 スギヒラタケ摂取と急性脳症の因果関係は証明されていないが、3年ぶりに摂取が原因と疑われる症例が出たことから、県は警戒を強めている。医療機関に対し、原因不明の脳炎や脳症患者が受診した場合、県に通報するよう要請している。

新潟日報2007年10月23日

(ここまで)

来月頭の11月11日にはきのこ鍋会がありますが、スギヒラタケは絶対に入れないでくださいね。
またスギタケやツチスギタケ、コガネタケを初め、人により中毒するものや、「フウセンタケ属の一種」など種名が最後までわからないものもダメにします。
この行事は中毒者が出ればそれ以降実施が難しいため、特に注意してください。
よろしくお願いします。

_/_/_/_/_/ 富山県中央植物園  橋屋 誠_/_/_/_/_/


センニンタケが見えてます!

2007年10月23日 | きのこ

富山キノコのみなさま

気候の激しい糸魚川ですが秋の日和が続いています。
先週は能登のコノミタケが見たかったのですが仕事都合で新潟県に閉じ込められました。日曜日に体が空いたので乙見峠をこえ笹ヶ峰方面へオドタケを探しに出かけましたがなかなか在りません。
山であったキノコ採取の地元の方が見事なナガエノスギタケをみせてくれ何のキノコかと道端でたずねてくれましてラッキーでした。
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深山ブナ帯はまだナラタケからナメコの移行期でそれなりにいろいろなキノコはありますが本格的とはなっていません。一方里山はこれから面白くなりそうです。
糸魚川深山公園に発生のセンニンタケ(Albatrellus pes-caprae)をアップロードします。(今週中だと案内できます。)
それから先日は氷見方面でマユハキタケ、カンゾウタケに出会えて感激でした。友人たちに感謝です。
宮崎樹叢の観察も忘れないようにと思っています。

・・糸魚川から山田でした・・