富山きのこクラブ

富山のきのこ情報・きのこ料理の情報が集まります。

ダイコクシメジ登場!

2007年10月21日 | きのこ

昨夜来の雨も上がって、現地に着く頃には晴れ間が出てきた。永瀬さんが数日前にシモフリシメジを採ったとのこと…
Dscn2375 Dscn2383Dscn2391Dscn2379Dscn2381Dscn2387 Dscn2395Dscn2396アブラシメジ、シモフリシメジ、ナラタケとシロナメツムタケのセットが出ている。ホンシメジも…あった!やはり今年は、例年より1~2週間ほで遅くなっている様子だが…クリタケ・ムキタケがもう出始めている。これはこれで、これからが楽しみ!

夕方、植物園に昨日のカンゾウタケを届けに寄った。
定時を過ぎてもまだ、きのこの鑑定を依頼する方がやってくる。
橋屋さんが丁寧に応対されていた。
きのこの食毒の判定となると責任も伴うしほんとに大変!と思うが…採取したきのこの判定に一喜一憂する様子を見ていると無下には断れないのだろう。
頭が下がる思いである。


カンゾウタケ@立山寺

2007年10月20日 | きのこ

富山きのこクラブの皆様

午後、時間ができたので上市の立山寺へ行ってきました。
樅の並木の周りにはアカモミタケが出ていました。杉の切り株には、今は見向きもされないスギヒラタケが満開でした。
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大椎の木の根元からはカンゾウタケが顔を出していました。以前試食したものは薄く平べったい形をしていましたが、今回のは肉厚で…フランス名に納得…まるで牛タンそのものです。
橋屋さんいわく「貧乏人のステーキ」は、酸っぱいのです。分厚く切ってステーキにしてやろうかと思いましたが…植物園のサンプルとなりました。


万波・満開・ハナイグチ

2007年10月14日 | きのこ

妻が山へ行くと言う。今日は宮川村へアケボノサクラシメジを見に行く予定だった。
現地へ行くと「入山禁止」の看板が立っていた。仕方がないので付近の山をうろついたが、チチタケを先頭に夏のきのこが頑張っている。…踵を返して万波へ

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万波の落葉松林は予想通り、満開のハナイグチ。昨日、遅くまでクリーニング作業を強いられたので、今日はセーブ…のはずだったが、幼菌だけを選んで採取することにした。

Dscn2350Dscn2354今日のハナイグチはビーフシチューの中に納まった。イグチのぬめりがとても美味しい!
伊藤家の定番は、ハナイグチを甘辛く煮付けて「ご飯の友」にする。煮汁ともども、湯豆腐にトッピングしてもいけるよ!ナラタケは味噌汁なのだ v(^^)p


ショウゲンジが…

2007年10月13日 | きのこ

永瀬さんと山の村へ行ってきた。
本来ならば例年のごとく、妻の友人と4人で行く予定だったが…女性陣は敗退してしまった。

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唐松林ではハナイグチ、ハナイグチの黄色いタイプ・シロヌメリイグチをゲット。今が盛りとばかりに咲いている。

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ピンボケ「ナラタケ」はもう遅い・ショウゲンジ・立派なカノシタ…例年ならばホンシメジがでてもよい時期なのだが、今年は遅れているようだ。ショウゲンジも思ったほど発生していない。

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左上から、カノシタ、ハナイグチ、キシメジ、ショウゲンジ、ヌメリスギタケモドキ、シロヌメリイグチ。ハナイグチはクリームパスタに仕上がった。


日和田ミニ観察会

2007年10月12日 | きのこ

富山きのこクラブの皆様

10月7~8日に菌懇会の「ミニ観察会」に参加しました。菌学会フォーレの帰路、有志11名が日和田高原に集って行われたもので、伊藤家も便乗させて頂きました。
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途中の道の駅では「太鼓ばち」ことショウゲンジ(少々開きすぎの感もあるのですが)が売られていました。収穫の期待が膨らみ、思わずニッコリ。12時にセンターロッジ前に集合し、昼食もそこそこに採取を開始しました。 オオツガタケやクリフウセンタケが林立しておりましたぞ(^^)v

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観察会は来年科学博物館で開催されるきのこ展のサンプル収集会も兼ねていて…特にベニテングタケをご所望されました。採取したきのこはドライアイスで冷凍保存され、これが凍結乾燥されて展示品となるそうです。

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午後3時に同定会が始まりました。90種類弱が採取され、私が初めて見るきのこも沢山ありました。加えて、きのこのていねいな解説もして頂きました。昨年は痛めた膝を抱えたり、雨に降られるやらで散々でしたが、今年は天気にも恵まれて私にとっては大変有意義な採取会となりました。

(菌懇会で初めて作った?!)鍋には、サクラシメジモドキ、オオツガタケ、クリフウセンタケ、アイシメジ、タマゴタケ、カバイロツルタケ、ヌメリスギタケモドキが投入され、味噌味でおいしく仕上がりました。(クロラッパタケは鍋には合わないからと井口さんが撤去)

「(ホンシメジを持ち帰ろうとした宮田さんに)そのきのこ持って帰っていったいどうするのですか?」(っていう質問が普通飛んで来るか?)とか
「食べるきのこは買ってくるんだよね」とか
「(傘と柄のある)きのこを持っているなんて、佐々木さんには似合わないよ」とか
「(同定メンバーを見ると)この鍋は日本一安全な鍋だね」とか
ちょっと、普通では聞くことのできない会話が飛び交っていました。

翌日は夜半から生憎の雨で、流石の強者たちもギブアップ…かと思ったら、佐々木さんがウツロイモタケ(?)を採取されました。
富山きのこクラブの皆様… 菌懇会恐るべし!…です。

PS
とうとうパソコンが暴走し始めてしまいました。メールが使えない状態になっていますので、ご了承ください。何とかしなくては…