富山きのこクラブ

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シモフリシメジ最盛期

2005年10月29日 | きのこ

10月31日〆切の原稿を東京出張の際にやっとの思いで丸善へ送った。全ては今日の為(さもなくば土日は缶詰になってしまう)だが…また雨だ!来週はきのこ鍋会が2つ計画されているので、実利を採るのだ。
昨年は有峰に通ったが、今年はしつこい位にY村に通っている。

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シモフリシメジは最盛期を迎えている。落ち葉の影に隠れて見つけにくいが…唐松林の平地にも大きな固体が発生していた。ホンシメジは虫食いでボロボロの状態だった。ホントに惜しいことをした。美味しそうなクリタケが花盛り。

DSCN0852DSCN0855紅葉の身頃は来週中~後半だろう、まだ黄緑色をしている。ショウゲンジがまだ出ている。ナラタケは終わりだろう…全て鍋会用にストックした。
しかし、どこかのJAではないが、誤って鍋の中に毒キノコを入れたら…えらいことだ!


東京駅地下きのこ

2005年10月27日 | きのこ
東京駅地下で福島県白河町の特産フェアが行われていた。

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ほだ木に発生したシイタケを「体験採取-200円/8個」、袋詰めシイタケ200円で販売している…木を切って、種菌を打ち込んで、きれいに並べて、収穫して…採算が取れるのだろうか?
中国産のおが屑栽培に圧されているとも聞いているが…。しかし、集客力は無いみたい(^^;



シモフリシメジがお目見え

2005年10月23日 | きのこ
朝起きたら、晴れていた…今日はてっきり雨だと思っていた。
「今日はどうするの…?」
「一昨日、シモフリシメジが出てたけど…行って見る?」

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シモフリシメジ[Tricholoma portentosum (Fr.) Quel.]は非常に見つけ難い…ここに有る!と信じて探すと見つかる不思議なキノコだ。脆いので運ぶのに一苦労するし、クリーニングにも手間が掛かる。「シモフリシメジは美味しい」と言われるが感激する程の事ではないと思う…やはりホンシメジには負ける。

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ナラタケ[Armillariella mellea (Vahl:Fr.) Karst.]には色々種類があるようだが…今後の課題としよう(^^;
ムキタケ[Panellus serotinus (Pers.:Fr.) Kuhn.]が出始めた。時計回りに、ナラタケ・チャナメツムタケ・シロナメツムタケ・ハナイグチ・クリタケ・ショウゲンジ・(外)シモフリシメジ、(中央ムキタケ)。

DSCN0844クリタケの和風スパゲティ…シャキシャキの歯ざわりと醤油味のソースが絶妙のマッチング。
ヌメリのあるキノコは「ご飯の友」に、シモフリシメジは炊き込みご飯となった。







宮川村/洞⇒デパ地下きのこ

2005年10月22日 | きのこ
午前中、宮川村/洞へ行ってきた。
昨年の台風で壊滅r的な打撃を受けた高山線の復旧はあまり進んでいない。杉原のヤナ場も当分、再開できないだろう。道路が跡形も無く削れている。

DSCN0823DSCN0824今日の目当てはムキタケだ。チョット早い気もするが、植物園に持ち込まれている様だ。カノシタが沢山出ている。成熟したツキヨタケが満開状態だ。こんな奴をヒラタケやムキタケと間違う奴はいないと思うのだけれど…。
出始めのクリタケ1株、ムキタケはまだ赤ちゃんだ。ここは毎年、アケボノサクラシメジと出会える所だが、今日は時間が無く退散。

夕方、家内と大和デパートへ買い物に行った。昨年はハイイロシメジ(?)らしきものが「大黒シメジ」の名で販売されていて、富山きのこクラブで話題になった。
P1000001P1000002今年も出ていた!
八尾産/ハタケシメジ:630円、芝茸(アミタケ):1050円だと!
間違いは無いようだが…高いなァ~
野生のきのこの販売は注意が必要だ。デパートの仕入れ係は、市場に出たきのこを買うだけで、鑑定する訳ではない。市場に出す人が間違えたならどうなるのだろう?消費者はデパートの表示を信じて疑わない。さすがに殺虫剤や防腐剤をまぶした中国産・朝鮮産マツタケは出回ってないかも知れないが…。




ご飯の友

2005年10月16日 | きのこ
雨模様だなと思いつつ…ソラの散歩中に電話が鳴った。

「今日どうするガ~、晴れるみたいだけど」(エエッ~!)
「今日は足が無いんだよネ、昨日も出勤だったし……」
「じゃー、8時半頃、迎えに行くっちゃ」(エエッ~!)

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山吹峠へ行く前の谷へ入る。シロナメツムタケが出始めた。クリイロチャワンタケ。川沿いの柳の木にはヌメリスギタケモドキが沢山…朽ち果てていた。唐松林にハナイグチの姿が見えない…出遅れたようだ。

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 いつもの林へ行く。オニナラタケ(ナラタケの名前は判らん!)、チャナメツムタケ、アイタケ、ネズミシメジ、ハナイグチ、ホンシメジがでている。…が、ここも人が歩いた跡がある。無視されたのか?カノシタが沢山出ていたので、有り難く頂いた。シモフリシメジにはまだ早いようだ。

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 道を越えて、山側の林へ入る…きつい斜面。ズキンタケ、クリタケが出始めの様子、ショウゲンジはもう終わりの季節のようだ。ここも誰かが歩いた跡がある。

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ヤマブシタケ、ホンシメジ、マイタケの痕跡が3株ある。なんだかパラダイスだ!
割と沢山の種類のきのこを見ることができたが…きのこ狩りにしては伊藤家の始動時間は遅いようだ。
帰路、ヤマボウシの実を集めたりしながら…街に着く頃にはすっかり日が暮れてしまった。

DSCN0821カノシタとクリタケの煮込みに鶏肉が入っているようだ。これにご飯を入れると…これがまた、美味しいんだなぁ!
ハナイグチ、シロナメ・チャナメ、ナラタケは醤油で煮付けだ。これが簡単で…でもヌメリがあって美味しい!伊藤家では「ご飯の友」と呼んでいる。
あとは全て鍋会用のストックだ。面倒だからホンシメジも何もかも一緒に入れてしまえ(^^;)