富山きのこクラブ

富山のきのこ情報・きのこ料理の情報が集まります。

JRよまじめにやれ!

2010年04月29日 | 日記・エッセイ・コラム

4月12日
夕方6時過ぎにはくたかに乗った途端にとまった。糸魚川での強風のためだという。結局、泊(黒部から3駅先!)で停車したまま運休となり11:30に自宅に逆戻り。翌日朝一番で東京へ行くも、会議には遅れてしまった。

4月27日
夕方5時半、会議中に携帯メールで知らせ有り。強風の為、北陸本線が止まっている由。確認すると、またも糸魚川で強風のためだという。これでは帰れないので、明朝戻ることにした。

4月28日
越後湯沢ではくたか2号に乗ったら、先の電線にビニールが引っ掛かっているので撤去するという。結局、40分ほど遅れて出発し、富山には1時間半遅れて到着した。何のためにこの電車を選んだのか…。

最近のJRは弛みに弛んでいて、昔の面影や乗客目線の対応はまるで無い。列車で動けないのであれば、代行のバスなり乗用車なりを用意すべきだろう!

連休明けには台湾へ出張だが…なんだかとっても不安だ。


山菜きのこ

2010年04月25日 | きのこ

富山きのこクラブの皆様

風は冷たいものの、良い天気。そらとの散歩を早々に切り上げて、学習参観日の妻を尻目に、出撃することにしました。
マツカサチャワンタケを求めて、立山寺(りゅうせんじ)へ行きましたが…姿かたちもありませんでした。ちょっと出遅れかもしれません。日向はポカポカと心地よし。
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モミの根元に発生していたのですが、何気なく…プチッとむしってしまいました。冬虫夏草の仲間でしょうか?Dscn0399
頭にツブツブが観察されます。
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山越えして早月川/鍋蔵谷へ。剣岳登山人・岩魚釣り人・山菜取り人・茸探索人…結構な賑わいを見せておりました。
剣岳が美しい姿をみせています。
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「タラの芽」
Dscn0402 チョット早いですが…収穫してしまいました。

桜の倒木?に硬質菌が出ていました。
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一瞬、ヒイロタケかと思いましたが…
Dscn0403同じ木に、途中まで染色された個体も出ていました。

Dscn0404どうやら、ヒポミケス菌に侵された○○タケの様です。

コゴミゼンマイ
Dscn0406まだ、少し早いようです。

帰りに吉峰に寄って来ました。
コシアブラ
Dscn0411コシアブラご飯が美味しいと、もっぱらのうわさです。

ニガクリタケ
[Naematoloma fasciculare (Hudson:Fr.) Karst.]
Dscn0412 あまりにも美しい風情!思わず撮影しました。

ワラビ
Dscn0414まだ出掛けです。

タマキクラゲ[Exidia uvapassa Lloyd]
Dscn0416チョット色が茶色ですけど…木耳じゃないよ。

山菜とキノコが入り乱れ…まるで私の心境のようです。pm3:00、中田さんが大漁のタラの芽・コシアブラを持ってきてくれましたが…私はこれから東京へ出張(^^;
美味しい天婦羅で一杯やれるのは何時の日でしょうか?
北海道はどうなのかな?カタクリやニリンソウ・行者にんにくが顔を出すのにはチョット早いよね。

では。

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アミガサタケ2種盛り

2010年04月20日 | きのこ

富山きのこクラブの皆様

寒暖の差が激しい日々が続いていますが、如何お過ごしでしょうか?
あっという間に桜が散ってしまいましたが…今年は花を愛でる余裕もありませんでした。

アミガサタケ2種の「穴谷の醤油漬け」
Dscn0396_2 最近、我が家で流行の料理(?)法です。出汁醤油に漬けるだけ…輪島の魚醤や秋田のショッツルなどに浸けても美味しいと思います。

では。

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アミガサタケ

2010年04月14日 | きのこ

富山きのこクラブの皆様

至る所で春祭りが開かれ、桜の開花が聞かれるようになりました。
今日は生憎の雨模様、桜花も雨に煙って儚しげな風情です。
先週に引き続き、大沢野へトガリアミガサタケを収穫に行きました。大小取り交えて、まだまだ発生する気配でありました。
トガリアミガサタケ[Morchella conica Pers.]
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帰りに大沢野の「塩の千本桜」を見物しました。見えてる川は神通川で、対岸にも桜並木が続いています。ここは夏には鮎釣りの竿が並びます。来年はお弁当を持って、ここで花見をしよう!
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午後からシャグマアミガサタケの観察をしに石川県七尾へ行きました。氷見うどんが食べたいね…などと、なかなか現地に辿り着きません。
今年も出会えました。切通しの法面やモミの林の中にも沢山発生しておりました。
ツチグリ[Astraeus hygrometricus (Pers.) Morgan]
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シャグマアミガサタケ[Gyromitra esculenta (Pers.) Fr.]Dscn0384Dscn0389 Dscn0390_2

帰りに温泉によって、久々にリフレッシュできた一日でした。
今週はずっと出張が続くので、早々にシャグマの処理を済ませました。30分の煮沸を3回繰り返したのですが…やり過ぎのような気もします。
Dscn0393 取り敢えず、今日はここまで。今年はどうして頂こうか?缶詰にでもしてみようかしらん。

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挑戦! コチニール染め

2010年04月04日 | ニュース

富山きのこクラブの皆様

今日は部会女性有志の「コチニール染めに挑戦しよう」会。久しぶりの快晴となりました。高岡のN村さんのお宅にお邪魔して…作業の前にお茶をご馳走になって…ようやく始まりました。
コチニールはメキシコのサボテンに住む貝殻虫が原料。高級な口紅に使用されているそうですので、「素人でも安心」して扱えることから、今回の(橋屋さんのご指導なしの)勉強会となりました。
Dscn0309 「事前に試してみたの?」「いいえ!(^^)」ということで、殆どぶっつけ本番です。

大体、25グラムのコチニールをすり潰します。
Dscn0352 ここから既に誤り…ガイドでは被染色物の10%が目安と記してあるのに…アバウト!写真の秤は未使用です。

細かくすり潰したコチニールを2重にしたお茶パックに入れて煮出します。(筆者注:このコッフェルは私のキャンプ用品を提供したものです)
Dscn0355 Dscn0356 ガイドによると4~5回は繰り返し、煮出して使用できる様です。

今回はミョウバンで媒染です。被染色の絹織物を水に浸した後、1時間ほど煮立てます。
「分量はこんなもんか?」「アバウト・アバウト!」橋屋さんが居たら気絶したかもしれません。
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この間、お菓子が並べられ「宴会」が始まってしまいました。皆さん、日向でのおしゃべりに美味しいお菓子のおもてなしを頂いて、大変楽しそうでした。(筆者注:野外用のテーブルと椅子は私のキャンプ用品を提供したものです)
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媒染した絹織物を水洗い…井戸の水は温かく、水仕事も気にならないそうです。
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染液を加熱(アバウト80℃くらい)しながら、30分ほどムラにならないよう攪拌し…染めます。
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最初の「赤い」色調から、紫がかった色調へと変化してゆきました。
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ホントかウソか?冷却過程で色素は沈着するのだ…との意見で、ゆっくりと冷まします。
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丁寧に水洗いして完成ですが…これぞ井戸端会議!
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結果良ければ全て良し!予想以上の出来栄えに皆さん大満足でした。
Dscn0370 今日はとても充実した一日を過ごすことができました。N村さんホントにお世話になりました。次回も宜しくお願い致します。

P.S.
昨日のトガリアミガサタケがトマトソースのパスタになりました。
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