富山きのこクラブ

富山のきのこ情報・きのこ料理の情報が集まります。

顕微鏡講習会 中級

2015年06月28日 | きのこ

富山きのこクラブの皆様

富山県中央植物園/友の会/きのこ部会の顕微鏡講習会(中級)が開かれ、7名の熱心な部会員が参加されました。講師は栗林さんです。

 栗林さんが採集されたきのこが並んでいます。美味しそうな奴がありますね。

センニンタケ
Albatrellus pescaprae (Pers.:Fr.) Pouz.
お初にお目にかかりました。北陸のきのこ図鑑での食毒判別は要注意だから喰えないですね。

本日のテーマは「アセタケ」
3種類のきのこが用意され、各々、スライドガラスの上に落下胞子が用意されています。
胞子紋は褐色。

胞子は円柱状、表面は平滑。

シスチジアは…見えない。
クロトマヤタケ(Inocybe lacera (Fr.:Fr.) Kummer)かとあたりを付けていましたが…「不明」(^^;

四つ木さんから連絡
次のきのこ部会の行事は、7月12日のきのこ観察会@太閤山です。
午前9時半頃、展望塔に集まりましょうとの事です。暑さ対策・虫対策をお忘れなく。

野澤さんから連絡
北陸きのこ会3県交流会に参加される方は、野澤さんまでお申し込みください。
9月12・13日、有峰で観察⇒吉峰に宿泊⇒吉峰で観察の予定です。

美味しいヤマドリタケ食べたいな〜では。

 


150613‐14 富山県中央植物園 きのこ講演会

2015年06月14日 | きのこ

富山きのこクラブの皆様

恒例の富山県中央植物園/きのこ講演会が開かれ、21人の参加を得ました。

◆きのこの話
◆博物館の仕事
◆千葉菌類談話会
◆きのこを通して出会った人
相良先生の話に続いて、アンモニア菌の研究を俯瞰
「アンモニア菌の発見を経て、ナガエノスギタケの誤解に満ちた研究が始まり相良直彦は、一人一種を提唱するようになった」と結んでいます。
◆動物の糞から発生するきのこ
 糞生菌類とは?・糞生菌の研究史・採取方法
◆ヒトヨタケ類のわけかた&糞生菌類
「ヒトヨタケ類の分類にあたっては、ヒトヨタケ類を分けていた分類形質は依然として有効であり、旧ヒトヨタケ属を分けていた、形態による分類方法や節の分けかたをまなぶのは、重要。」

翌14日は吹春さんとともに、来月観察会が予定されている太閤山ランドへ様子見に行きました。

帰りに、四ツ木さんが観察中のムレオオイチョウタケを見学してお別れしました。

吹春さん、とても楽しいお話をありがとうございました。アンモニア性菌と糞生菌の違いを理解できました。早くカタログを作って頂きますようお願い申し上げます。

 

きのこの下には死体が眠る!? ~菌糸が織りなす不思議な世界~ (知りたい!サイエンス 57)
クリエーター情報なし
技術評論社


150613‐14 富山県中央植物園 きのこ講演会