富山きのこクラブ

富山のきのこ情報・きのこ料理の情報が集まります。

早くもオオセミタケ

2007年02月22日 | きのこ

今日、庭の掃除をしていたら、いつもの所に早くもオオセミタケが出ていました。丁寧に掘り採ったつもりですが、恥ずかしながらギロチンをやってしまいました。
 暖冬の影響? 随分早いですね。
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_/_/_/_/_/ 上市 武田宏 _/_/_/_/_/


「カヤネダケ」の和名が変わりました

2007年02月19日 | きのこ

富山きのこクラブの皆様へ

植物園の橋屋です。
昨日付の「ささやき」を見ていましたら、これまで「カヤネダケ」と呼んでいたきのこの学名が変わったことを機会に、このきのこの和名を「スナジホウライタケ」と変えようと書かれていました。

和名には決まり事(学名には命名規約がある)がなく、自由に名付けることができます。
ですので、「カヤネダケ」に使われていた前の学名が指す種(日本に分布する種類かは現在不明。でも海外には実存するらしい。)がある以上、この学名と和名をセットに考えると、学名を変えたので和名も新たに決めた方が混乱が生じ難いという理由です。

この考えも理解できるものの、「カヤネダケ」という和名でインプットされたきのこのイメージを、「スナジホウライタケ」という名前に置き換えられるかという私たちの頭の中の方が問題でしょう。

(糟谷さんの書かれた「ささやき」の文章)
今月4日と6日のささやきに,カヤネダケことMarasmiellus mesosporusについて述べた.このきのこの和名について,その後,共同研究者の竹橋さんと相談し,沖縄の高橋春樹さんや指導教官の柿嶌先生のご意見も伺った結果,スナジホウライタケと改めることになった.その理由は,カヤネダケという和名は本来,川村清一によりCrinipellis scabella(川村はMarasmius caulicinalisの学名を使用)に対し命名されたためである.すでに別の菌に命名された和名を,再び別の菌に用いるのは混乱の原因になると判断したため,今回,新たな和名を与えることになった.砂浜のきのこに普段から親しんでいる人にすれば,カヤネダケという慣れ親しんだ和名を改めるのはちょっと心残りもあるが,新たな混乱の原因をわざわざつくるわけにはいかない.したがって今後,これまで我々がカヤネダケと呼んでいたきのこは,スナジホウライタケと改めることになる.
(ここまで)

_/_/_/_/_/ 富山県中央植物園 橋屋 誠 _/_/_/_/_/


きのこ染め

2007年02月17日 | きのこ

妻が中央植物園友の会 きのこ部会 きのこ染め講習会の準備会に参加してきました。
これは今後の部会の活動アイテムに加えようとの「お試し会」で、6人の有志が集まったようです。

Dscn1346今回は、ロクショウグサレキンを使って青緑色に絹を染める実験に取り組んだそうで、橋屋さんからの染色のケミカルな部分のレクチャーにはついて行けなかったようですが、青緑色に染まったスカーフには満足の様子でした。

来年の今頃…「きのこ染め」をやるそうです。
今年は染色用のきのこ集めに奔走しなければならなくなりそうですネ。どんなキノコがご用達か?調べてみましょう!!


ムスロン

2007年02月16日 | きのこ

14日のチョコレートのTV番組できのこ入りのチョコの話がでてきた。
「クーベルチュールを生クリームで溶いて、刻んだムスロン(野原のきのこ)を入れ、ガナッシュに仕立てる。」
画像で見る限り、ハラタケの仲間のようだったが…ネットで調べると面白いブログに出会った。

イギリスのきのこ事情

2月8日付けの記事で、マーケットにフレッシュなきのこが並んでいて、きのこのパテまで売っている様子。
とても羨ましい限りだが…日本とはきのこが発生する時期が異なるのだろうか?


バレンタインディ

2007年02月14日 | きのこ
今日はバレンタインディだった。
Dscn1344唯一いただいたチョコは妻からの3色の「きのこポット」であった。
Caffarel社製FUNGHETTIはトリノオリンピックの公式チョコレートだったが…とても甘い!
ヤマドリタケ風やベニテングタケ風等3種類のチョコが入っている。
ともあれ妻からのプレゼントは怖い…「3倍返し」の暗黙の要求なのだ!