富山きのこクラブ

富山のきのこ情報・きのこ料理の情報が集まります。

奥能登植物観察会

2007年04月30日 | 日記・エッセイ・コラム

4月28日から30日まで、恒例の「奥能登植物観察会」…とは名ばかりの(^^; 山菜取りに行ってきた。

途中、七尾の道の駅で、寒冷前線が通り過ぎるのを観察した。明るい空と黒雲がはっきりと分かれている。シャワーとともに海面に垂直に十数本の雷が落ちた。気温は11℃…寒い!前日開通したばかりの能登有料道路を通った。
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予想通り、現地に着いたときにはきれいに晴れ渡った。
早々に山へ…毎年観察しているエンレイソウはとうとう2株に分裂して、日当たりの良い場所へ移動し始めた。 アケビの花が咲いている…太陽に透かして見る紫が美しい。庭先に立てかけてあった鍬の上に巣が作られており、小さな卵が1個…キセキレイらしい。
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例年はゴールデンウィークの後半に訪れるのだが、今年は冬が暖かかったので早く訪れたのだが…最盛期にはまだ少し早いようだ。それでも、十分な収穫…庭先で火をおこし、始末をした。
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29日(日) とても暑い!
午前中、山へ分け入るものの、先客が居て思った場所へ入れず。
早々に引き上げ、国民宿舎「木の浦荘」へ行き温泉に浸かった。海岸端にある「二三味珈琲」で豆を仕入れた。
今年の蕨は美味しそう。灰汁抜きの灰は藁を燃やして作った…自家製。
30日 良い天気
蕗・せりを頂いてお暇をした。帰りは砺波の「ゆらら」温泉の岩盤浴で一汗流した。
2日間、世間で何があったか…全然知らない。とてもリラックスできた観察会?だった。

「お父さん…今年は山菜取りのテンションが上がらなかったね」
「そう?」
「キブシ探しの方が忙しかったんでしょ?」


キツネノヤリタケ<br />[Scleromitrula shiraiana (P. Henn.) Imai]

2007年04月29日 | きのこ

皆様へ
Dscn42841Dscn42901 キツネノワン( Ciboria shiraiana)の発生(4月19日)から10日程度経ったので、キツネノヤリタケ(Scleromitrula shiraiana )の発生を確認に出かけた。キツネノワンも先週よりかなり成長し、その回りを良く探すとキツネノヤリタケが沢山発生していた。

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掘出して洗ってみると昨年落下した桑の実が菌核化し、その菌核から発生しているのが良くわかります。キツネノヤリタケのほうが少し遅れて発生するようです。今の時期桑の木の下が少し湿気を帯びた草むらを探すと見つかると思います。ただし、桑の木は雌雄異株なので雄の木下には無いので注意。
_/_/_/_/_/ 栗林 義弘 _/_/_/_/_/


トガリフカアミガサタケ 1本のみ発生

2007年04月27日 | きのこ

富山きのこクラブの皆様
ご無沙汰しました。

私は、今日から待ちに待った連休の始まりです。
3日前の通勤途中に確認した薬勝寺池のトガリフカアミガサタケの写真を撮りに行ってきました。
Cimg1891結局は昨年と同じタイミングで発生したことになりますが、昨年は足の踏み場もないくらい多く出ていたものが今年はたったの1本しか発生していません。しかも既に朽ちかけておりました。さらに別の場所に出ていたアミガサタケも出ていなく、がっがりしております。
かなり念入りに幼菌を探しましたが見つからず今年はこれで終わりの気がします。残念!
_/_/_/_/_/ 四ツ木 _/_/_/_/_/


中国/蘇州へ

2007年04月22日 | 日記・エッセイ・コラム

19日から蘇州に出張
Dscn15314月20日 蘇州は初夏の風が吹き渡り、清清しい。 />ここの工業団地ははじめて見るが…地平線まで真っ直ぐな道路が続いており、信じられないほど広い。
はるかかなたに従業員用の高層住宅街が見える…タワークレーンが幾つも立っていて、開発進行中だ。
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4月21日 森ビルは上海・浦東地区で建設中の101階建て、「高さ世界一」のビルだ。いろいろ問題があったけど、来年8月には竣工予定だ。隣のビルも大きい!(ハイヤットホテルが入っている)この2本のビルを見るために…(有名な!?)テレビ塔に登る羽目になってしまった。
Dscn1541Dscn1544 地上345m(だったかな?)、生憎、空は霞んでいて視界が利かないが…2本のビルが眼下にみえる。(ちなみに森ビルは地上290mくらいだったか?)
それにしてもいつも思うのだが…このテレビ塔は品が無い。現代中国を象徴しているかのようだ。
自分だけは絶対!ここには上るまいと思っていたが…結局「馬鹿と煙は高いところが好き」ということかァ


キツネノワン<br />[Ciboria shiraiana (P. Henn.) Whetzel]

2007年04月19日 | きのこ

皆様へ
4月19日(木)天気が回復したので桑の木下を丹念に探すと、草の間にキツネノワン( Ciboria shiraiana)が確認された。まだ幼菌で小さな茶碗形である。すぐ傍に昨年落下した桑の実が菌核化している。
以前キツネノヤリタケ(Scleromitrula shiraiana )も発生していたので、探してみたが見当たらなかった。もう少し後日に発生するのかもしれない。
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_/_/_/_/_/ 栗林義弘 _/_/_/_/_/