ダンナのぼやき

あられダンナの日々のぼやきです。
色んな事を思い、考えぼやいてます…。

「我々ハCARCASSダッ!!」

2014-05-02 23:55:41 | 音楽
「リヴァプールの残虐王」ことCARCASS。
その来日公演を、大阪 Umeda CLUB QUATTROで観て来ました。

結論を言ってしまうと、本当に素晴しかった!
何と言っても、もう滅茶苦茶カッコ良かったです!!



昨年、LOUD PARKでも彼らは観ています。
あの時の盛り上がりも凄かったです。
しかし、今回はあの時と較べものにならない程に凄まじかったと思います。
バンドの完璧なパフォーマンス、選曲、音響、そして熱狂的なファンのリアクション。
ただ「素晴しい」と言う言葉しか思いつきません。
あと個人的には、何か感慨深いものが色々ありました。
その昔、今ほどデス・メタル/グラインド・コアの認知度が一般的でもなければ、逆に批判的だった日本のメタル・シーン。
下手すれば、その露悪的な邦題によって「ネタ」にされる事も決して少なくなかったと記憶しています。
その中で、一部のコアなファンから「実はこのバンド、凄いじゃない?」と言われれていた彼ら。



正に「知る人ぞ知る存在」だった彼らが、一気に人気と知名度を飛躍させたのは傑作『Heartwork』。
そして紆余曲折を経て、本格的な再結成を果たしてシーンに放ったアルバム『Surgical Steel』。
当時と今では、日本のメタル・シーンは全く違います。
この『Surgical Steel』は、彼らの最高傑作と言われる素晴しいアルバムと言われます。
僕自身も『Surgical Steel』は彼らにとって最高傑作であり、今回のLiveが素晴しかったのも本作あってこそかと思います。
今、CARCASSと言うバンドはそのキャリアにおいて新たな大きなブレイクを迎えていると言っても過言ではないかと思います。
下手すれば『Heartwork』がリリースされた時、生まれてなかったのでは?と言う若いファン。
マイケル・アモット先導によって、期間限定の再結成と再評価によって彼らを知ったファン。
それこそ昔の「ドロドロ、グチョグチョ」の頃から、彼らを知るファン。
様々なファンの想いを、見事に受け止めて増幅して返すCARCASSの持つ素晴しいパワーに圧倒されました。
本当に素晴しいLiveでした!!

PS:ヨメが“シャイニング・スター”ビル・スティアー様にメロメロになっています(笑)