ダンナのぼやき

あられダンナの日々のぼやきです。
色んな事を思い、考えぼやいてます…。

小説版『パシフィック・リム』、そして…。

2013-08-03 18:15:07 | 本・雑誌
当ブログにて熱狂的プッシュ中の『パシフィック・リム』。
その日本公開が、遂に来週に迫りました!



当日はバッチリ平日なのですが、既に仕事帰りのレイト・ショーでチケットは購入済み。
もう興奮と期待で鼻血が出そうです(自嘲)。
ただ現在、仕事がまた例によって多忙。
その忙しさが来週、更に加速しそうなので出来れば良いコンディションで本作を観たいですが…(苦笑)。



さて、そんな中ですが『パシフィック・リム』の小説版を読みました。
もう、あまりの面白さでアッと言う間に読めました(笑)。
小説版を読んでいて良いのは、劇中のセリフだけでは判り難い心理描写や細かな設定等が判る事。



本著を読んで気になったのはマコだけでなく、ローリーやスタッカーも日本語を話す事。
『キル・ビル』や『ラスト・サムライ』ではないが、日本語を交えた会話は可笑しな事になるので心配です。



あと「エルボー・ロケットッ!」でお馴染みになった必殺技の音声入力。
コレは小説版では登場せず、デル・トロ監督が劇中に付け加えたものでしょうか?!
何はともあれ、『パシフィック・リム』と言う作品が早く観たくなります。



あと小説版を読んで…。
俄然、気になるのは「続編」の事。
以前、興行面でアメリカでは苦戦していると言いました。
しかし、その一方で世界規模では大ヒット中であります。
今後のソフト化、更にキャラクター・ビジネスにより続編への期待が高まります。



その「続編」、以前にワーナー側から打診がありデル・トロ監督が既に動き始めたとも言いました。
ワーナーとレジェンダリー社の決裂により、本作の権利をどちらが持つか気になります。
ただ本作の大部分を出資しているレジェンダリー社が持つと思われますし、続編は新たなパートナーであるユニヴァーサルで製作されるでしょう。



そんなビジネス的な話は別として、デル・トロ監督自身が「続編」に関するアイデアを幾つか明かしています。
デル・トロは日本の怪獣映画的に、続編を「更に強力な怪獣とイェガーの登場」による単なる“怪獣プロレス”にはしないと言いました。

・物語のメインは“アンティヴァース”の謎の探求。

・より強力なジプシー・デンジャーIIが登場する。

・イェガー・シリーズと怪獣のハイブリッド・タイプが登場する。

コレだけ聞くと「おぉ!」となります(笑)。
前から“アンティヴァース”について、その謎を更に解明していくと言うのはデル・トロ自身が明言してました。
小説版では、既に新型イェガーのプロト・タイプの設計が終わっている事実は明らかにされてます。
そこに来て「イェガーと怪獣のハイブリッド・タイプ登場」ってのはビックリ!
平成ゴジラ・シリーズ的に言えば機龍、昭和のヲタクから言うとマシンザウラーを連想します。


(注意:ネタバレ含みます)


あと小説版を読んで、コレって続編へのネタフリでは?と思える箇所も幾つかありました。
まず、怪獣を「神」として崇める“怪獣教”と言うカルト教団の存在。
更には怪獣の脳にドリフトした、ニュート・ガイスラー博士。
“アンティヴァース”の存在、更に怪獣を生み出し操る“先駆者”と呼ばれる宇宙人(異次元星人)の存在を知ります。



ガイスラー博士は地球環境の変化が、怪獣出現と襲撃の原因と推察。
更に怪獣との戦いにより、地球環境の変化によって人類側にもミュータント誕生の可能性を示唆します。
劇中、小説版にあった部分がどう描かれているかによって事は変わります(笑)。

まぁ~あくまでも個人的な続編への妄想ですが…。

・怪獣教、武装テロ組織化。
核弾頭により、新たなゲートを海底に開ける。

・PPDC、新型イェガーとして怪獣とのハイブリッド・タイプを開発。
そのパイロットは、怪獣との対話とドリフトが可能なミュータント(絶対にナウシカ的な美少女!:笑)が搭乗。

・“アンティヴァース”の研究者として、主人公ローリーの亡き兄ヤンシーの恋人が登場(コレは初期の設定にあった)。

ってな感じ?!
まだ本作も観てないのに、続編の事を話すのも変ですが(自嘲)。
とにかく8月9日!
絶対に本作を劇場で観る!!


PS:コレは凄い! そして素晴しい!! 同時に「怪獣映画」への愛に感動した。