チエの目日記

石川県の能登島えの目町からお届けしております。

巻きブリ♪

2008-03-07 00:52:20 | 能登のごっつぉ
数年前から噂に聞いていた、”巻きブリ”
今年、その巻きブリ体験に行って来ました!

私が食べた事のある友人に聞いたのは、“生ハムみたいよ”とのこと。
その、”生ハムみたい”という言葉に、くらくらきて、もういてもたってもいられません。
そして、私が友人に伝えた”生ハムみたい”という言葉につられて、金沢からも3人やって来ました。

今回の巻きブリ体験は、大呑グリーンツーリズムの主催。
超旧家の池岡さん宅で行われました。
ここのおじいちゃんが、巻きブリの達人だとか。
囲炉裏のあるおおきな座敷で体験させて頂きました。

もう、この日を心待ちにした熱いファンが既にたくさんいるようで、定員はすぐにいっぱいになったようです。

 


まずは、自分のブリを選びます。
2週間程塩漬けしてから干してあったブリです。大きさによって値段が決まっています。
もちろん七尾ブリ!天然です。
こんな、七尾の天然ブリを巻きぶりになんて、超贅沢です。

そもそも、巻きブリは今の時期に作って、夏に食べる保存食です。
夏の暑い時に、汗だくになって働く中で、この巻きぶりの塩分が聞いたものがとても良かったのだと思います。

 

ブリを選んだところで、作業開始。
フィルムと紙にブリをくるんで、藁の中に入れます。
その回りを、固く、固く、縄を巻いていくのです。
これ、相当力いります。
私は、カメラ担当!?ということで、実は体験せず。
というか、旦那がせっせとやっていたのです。多分、彼はやりたかったはず。そして私にはこの作業を任せられなかったはず。
金沢から参加した友人は、手のひらにできた豆をつぶしながら、一生懸命縄をまいていました。

そうこうして、縛り上げた巻きぶり。あとは、池岡さんの家の軒先に吊るして夏まで待ちます。
出来上がる頃に、みんなで集まって食べるそうです。
とーっても楽しみな夏、早く来ないかな。