チエの目日記

石川県の能登島えの目町からお届けしております。

エコバック

2005-09-28 11:45:51 | 能登カフェ企画
前々から能登カフェオリジナルのエコバックを作りたいなぁと考えていました。
最近ちょっと具体化への第一歩を踏み出し始めたので、書くことにしました。

最近はスーパーなどでもエコバック/ショッピングバックなどを持っていくとポイントがついたりします。
ポイントがつくつかないに関わらず、エコバックは生活のあらゆる場面でとても利用されるものだと思います。

エコバックと言えば、素材の繊維です。
七尾市の隣の中能登町は昔から繊維業の盛んな土地。
どうせエコバックを作るのであれば地元の素材でと思い、探し始めました。
知り合いに尋ねたところこれがいいのでは!?と紹介して頂いたのが、和紙から作った繊維の”カミール”です。

「カミール」は特殊和紙を使用した新日本テックス株式会社が開発した全く新しいファイバー素材です。和紙の原料は、麻を約90%使用して造られております。W撚(下撚、上撚)によって柔軟性を出しました。麻の風合いを持ちながら肌あたりが柔らかく、洗濯するほどその風合いは増します。
その為、アトピーや、にきびに優しく、ダイオキシン問題もクリア。
エコロジーな製品です。
(新日本テックス株式会社ホームページより)

昨日の定休日に新日本テックス株式会社さんと中能登町の能登テキスタイルラボを訪ねてきました。
新日本テックス株式会社さんでは例の”カミール”素材の製品や布、糸などを見せて頂き、社長さん自らお話を聞かせて頂きました。2階には全国のいろいろな会社がこの“カミール”を使って作られた商品サンプルが並んでいました。
ニット、着物、靴下、ジャケット、シャツ、タオルなどなど。
カミールを使った布は、そのまんまですが、紙のような布のような、布のような紙のような、そんな生地でした。

カミールを始めいろいろな布にプリントできるよう特殊加工してインクジェットプリンターで模様なイラストなどをプリントできるという技術も紹介して頂き、その辺は能登テキスタイルラボのほうで見て来ました。
でもプリントできるように加工して、プリントするとなるとそれだけコストも増すわけです。

素材と強度、そしてコストのバランスを考えてもうちょっと詰めていきたいと思っています。
今後新日本テックスさんで分けて頂いたカミール布でサンプルエコバックを作ってみようと思っています。
お楽しみに!