チエの目日記

石川県の能登島えの目町からお届けしております。

軽トラ

2005-09-13 19:15:35 | 独り言
能登島では軽トラは一家に一台のようです。
やはり農作業するには軽トラは必須ですね。
これは能登島に限った事ではないのですが、軽トラに乗り馴れている人って結構スーツとか来ていても軽トラに乗っているんですよね。あと、通勤にも使っていたり。
軽トラってそんなに乗りやすい乗り物なのかな!?一回乗ると病み付きになるのかなぁ??
と、前々から疑問に思っていました。
そういう私も能登カフェの準備中の時にはよく軽トラ乗っていました。
ただ、私が乗っていた軽トラは実家の建築会社の軽トラで、でかでかと会社名やイラスト入りだったため、なんとなく精神的に乗り心地の悪いものでした。
でも能登島で走っているのはだいたい白い無地の軽トラ。

先日能登カフェ営業中に軽トラが一台やってきました。
『あ、島の人だな。』と、思う私。
稲刈りが終わって、一服しに来たのかなぁと。
ところが車から降りて来たのは若いカップル。
男の子が能登島出身能登島在住の高校時代の後輩でした。

そこで、『軽トラってそんなにのりやすいん?』と、聞いた所、『軽トラは限りなく足に近いんですよ』という答えが。
普通車に乗る時はちょっと気合いを入れる必要があるらしいのですが、軽トラはそれが必要ないとか。
限りなく日常的な乗り物なのですね、きっと。

それでよく見るある光景を思い出しました。
道路を走る軽トラと軽トラ、すれ違う時に止まって窓を開けて(もともと開いているのですね、窓は)おしゃべりしています。
歩く人と歩く人がすれ違う時に止まってしゃべっているかのように。

そしたら今日、島の道路を走っていたら、すれ違う車を見て『あああ、、!』と。
その、島の後輩が軽トラのっていてすれ違いました。
ちょうど用事があったので、しゃべろうと思い、ブレーキを踏み、サイドに停車しようと寄せようと思ったら、その後輩は当たり前のようにバックして来て、それで私もハッとしてバックして、車と車で会話しました。
私は車を横に止めて車から降りようとしていました。
まだすれ違う車と車の中からしゃべる事に馴れていないようです。
しゃべっている最中も前後から車が来ないか、来たら邪魔になるんじゃないかとそわそわ。でも、結局車は来なかったなぁ。

いやぁ、車と車の会話の経験が出来てちょっとにんまりの私でした。

ちなみに、私は軽トラには乗っていません。軽四です。
この軽四(けいよん)という言い方、一度能登以外の出身者に指摘された事があります。
私達は軽自動車の事を軽四と呼びます。
すると、『それって軽トラと区別するため?』と聞かれました。
『え、じゃあ軽四の事なんていうの?』
『軽』
そうか。。。