デミオとX3

今回の旅のお供は、デミオでした。
ノートを期待していたのですが、4名乗車で300ｋほど走り15ｋ/Lほどの燃費はなかなかのものでした。
久しぶりに乗るデミオでしたが、走りは上々です。
しかし、リアシートの乗り心地が悪いという。
乗って5分も経たないうちにリアシートの2名からクレームが出たほど。

狭苦しいし、座りが悪いという。
前席は、割と座りが良いのでそこは残念に思いました。
レクサスの様にウィンドウが後方へ行くにつれ狭まるデザインを、マツダも採用する。
小さな車格でそれをすれば窮屈に感じるのは必至でしょう。
まぁ2日借りて7千円ですから文句もありませんけれど、4名も乗車するのであれば次回はケチらずに車格を上げようと思ったものです。
特筆すべき部分はありませんが、今回のデミオは青森という事もあって4WD仕様でありました。
ガソリンの1.3Lで6ATのフルタイムであるという。
かなり山坂道を走りましたが、FFであるよりも楽に感じたのは気のせいではないでしょう。
スポーツモードにしての走行は、普通に小気味いい程度。
本当に追い越しをかけたりすれば唸ってうるさいが、普通に山道を走るのにちょうどいい。

こんなレンタカーを2日ほど乗って、空港にあったF25に腰を下ろし走り出した途端、子供が「吸い付く様に走る」とか、、(笑)
まぁF25が大好きな様ですから盛ってしまってはいるのでしょうけれど、何って車格が違います。
明らかに大きなものを動かしているという感覚に安心感はありますが、ゴルフを運転している様な小気味良さはない。
十分なパワーを持ち合わせている為に小気味いいのではないかと勘違いさせるほどに走るのだが、先日久しぶりに7.5GTIのハンドルを握って改めて気がつきました。
小気味いいって当然パワーだけではなく、そのバランスなんだと。
F25を幾ら飛ばしても、GTIの様には走れないし、またその躍動感はない。
踏めばがーんとではなくガツンと、ハンドルを切ればグィっとではなくカクッとするのがホットハッチであったのでした。

話逸れましたが、F25は大人しい部類に入る。
それは0-100がとかではなく、加速している際の車内の静けさやその高揚感などをトータルで見ると、間違いなくスポーツという車両ではない。
そこに一抹の寂しさを覚えますが、家族はたいそう気に入っているらしい。
私以外の者は、揃って今までの車の中で一番いいかもとか。。。

確かにいい車ですし、速いし、見てくれもイマドキである。
そして乗り味に癖はなく、なんだかアルファードを運転しているくらい薄味であるような気がするのです。
それくらい操作系は軽く、車重も感じさせない走りを実現させているところを見ると、BMWも車種によってはかなりメルセデス寄りに来ているのだと思うのです。

タイトル画は、十和田湖休屋でのワンショット

RIB TOUR

今回の十和田湖、実はリブツアーに参加したくて決めたもの。
最近、体験型の旅行でないと、どうも満足度が上がらない私にはうってつけでした。

たっぷりと寝て、朝風呂を浴び、8時半の朝食という若者の様な時間帯は不本意であったが、同行の年配者に気遣ったもの。
11時に予約を入れていたツアーでしたから、まぁ余裕です。
ツアーの集合場所に着けば、何と雨、、、
これってキャンセルとなるのかなどと不安に思いながら待っていると、小雨に。
そして催行者から、このポンチョを着てくださいという案内がありました。
これがあれば平気だろうと思う代物で、出発場所のマリーナへ向かった。

ご自慢の軍用ボートが凛々しく数艇とまっていた。
ベルトなどないシートに次々と座っていき、その座り心地と開放感に心弾む。
そして出発となれば、十分なパワーを持つエンジンとその舟艇の安定感に舌を巻いた。
湖であるので基本的には揺れないが、湖面を跳ねる様は安定感抜群である。
一たびアクセルを閉じれば、あっという間に減速し止まるのであった。
プロペラを逆回転しているのだと思い聞いてみれば、「滑らないようにつくってあるボート」であるとのこと。
信じられないくらい止まるのです。
曲がっても、そのバンクは気持ちよく、釣りをする人はこんなポートがあればと思うに違いないほどに高性能なボートでした。

肝心なツアーでは、二重カルデラ湖であることや、最深部では300ｍにも達すること、その雰囲気だけでなく神々しい湖である由来などを教えてもらいました。
とにかく十和田湖の周りにはコンビニがないくらい俗されておらず、他の湖とは一線を画す佇まいが素晴らしい。
何処を見ても大自然を感じますが、このツアーの目玉と言われる「野生動物との遭遇」には至りませんでした。
超運が良ければ、ツキノワグマ
運が良ければ、カモシカ
吉ほどの運で、イヌワシ
という話でしたが、イヌワシさえ見ることはできませんでした。(^-^)
まぁイヌワシなんて見ても見なくともいいですし、カモシカもいいです。
出来る事ならば熊が見たかった。。ですが、雨が上がって素晴らしい天気の中ツアーに参加できただけで大満足でした。

昼飯はB級グルメのバラ焼きを食べ、ご自慢の青森りんごをたっぷりと使ったアップルパイをいただいた。
十和田湖の自然に魅了され、時間を忘れてゆっくりしてしまったのです。
車に乗り込み次の目的地である八戸の市場を入力すれば、到着が17時50分と出た。
19時の飛行機ですので、八戸から三沢までの移動時間までもを考えれば、それは無謀であると知ったのです。
目的地を空港に変え、デミオを飛ばした。ほんとうに信号のない中快調に走ることが出来、空港でお土産タイムが十分に取れたのですが、、
三沢空港には、売店は１つ。レストランも１つ。
まぁ迷うことなくさっさと決められたのは良かったのですが、市場はどんなだっただろうかと、、
流石は三沢基地です、搭乗口で待っている間に戦闘機がばんばん飛んでいく音は圧巻でした。