えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

トゥインゴ終了

2023-08-03 | 車関連
ルノートゥインゴの日本仕様の生産が、2023モデルをもって終了となる。
おそらくロットでの輸入となるのでしょうから、この年末まであるわけではないと思われます。(余れば別ですが)
そもそも台数を見込める車ではありませんから、ひっそりと無くなってしまうのでしょう。

兄弟車であった、スマートフォーフォーは2021年に販売が中止しています。
その後欧州では、EVとしてあの姿で売っているそうですが、日本への輸入はありません。
同じ様に、トゥインゴも2020年からは欧州でEVを発売しています。
こちらもスマート同様に、日本での発売は無いと思われます。

その最大の理由は、軽自動車(EVも含め)がある事でしょう。
SAKURAをはじめとする軽自動車規格のEVと戦って、優位に立つのは難しいとの判断でしょう。
仮に価格がSAKURAと同様であったとしても、日本での使い方を考えると大方はサクラを取るのだと思われます。
全長が15センチほど長いトゥインゴやスマートフォーフォーの方が横方向にはゆとりがあるものの、縦方向、上方向では圧倒的に軽自動車に負けるものです。
駆動方式の違いとかではなく、ここは単にクラッシュセーフティと考えられます。
巡行速度域の高い欧州でのクラッシュの方が、日本の軽規格のものよりもシビアにセーフティゾーンを作ると思われます。
その結果、レッグスペースなどは限られたものになるのでしょう。

実際に軽自動車とこの手のアンダー1Lカーを走らせてみると、大きな差を感じ取ることができます。
第一に、トレッドの違いによる横方向の安定感は、軽自動車と大して違わない大きさとは考えられない程しっかりとしています。
軽自動車で高速を飛ばしていると、何かの際のパニックブレーキやハンドルさばきなどで飛んで行ってしまいそうだと感じたことが幾度もあります。
そのあたりの頼りなさは微塵もなく、普通自動車の様な安定感を持ち合わせます。

確かに日本の軽自動車は良く出来ていて、使い勝手は抜群です。
最近でこそ、少し遊び心を持たせた車種もありますが、デザイン的に軽自動車の粋を出ていないと感じます。
全幅がそうさせてしまうのでしょうけれど、最近の軽自動車の最高グレードともなると、ナビなどのオプションを含むと300万円近くになるものも多いと聞きます。
であれば、もう少しデザインでも魅せてほしいものです。

現行型のトゥインゴなど、老若男女誰が乗っても様になると思うデザインです。(N-ONEもわりにそうですが、飽きられたと感じます)
そんなユニバーサルデザインを、軽自動車にどんどん取り入れてほしいと願います。

タイトル画は、BEVのルノー5コンセプトですが、これがどうやらトゥインゴの後継モデルになるとか

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