えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

高級路線へ戻るメルセデス

2023-03-12 | 車関連
目を疑いたくなる記事というものがあります。
最近目にした「新型Bクラス運転支援システムを満載して537万円~」というものでした。
対話型インフォテイメントシステム(MBUX)を採用し、MBUX ARナビゲーション、安全性や快適性を高めるアダプティブハイビームアシストなどを標準装備
そして、運転支援システムの充実は最先端なのかもしれません。
ステレオカメラに加えレーダーセンサーおよび超音波センサーなどを採用している。アクティブステアリングアシストは、車線が不明瞭でもガードレールや他の車両を検知してステアリングアシストを行う。また高速道路での渋滞時、30秒以内であればドライバーの操作なしに自動的に再発進し疲労を軽減したり、前方に停止中の車両を検知すると時速60km以下であれば自動ブレーキで自然な減速を行うらしい。
更にサウンドシステムも10スピーカーに225Wが奢られたという。
マイナーが入ったタイミングで、化粧直しをしての登場ということです。

ではマイナー前はお幾らだったかというと、491万~です。
こんなにしたのかと驚いていると、どうやら徐々に値を上げていたようです。
2022/5時点では467万~
2021/10時点では450万~
2021/2時点では422万~
2020/4時点では396万~
2019/10時点では392万~
2019/6のフルモデル直後時点では384万~であったのです。
このあたりのプライスが、なんとなく大方の人のBクラスのイメージでしょう。
いくら現代の車が半導体の玉手箱であったとしても、1.3Lターボ搭載車の価格が84万円も上がるのは、ちょっと特異かもしれません。
84万円もそうですが、1332㏄であることに驚いた方も多いでしょう。
136馬力と20キロほどのトルクを持ち合わせ1.4tほどのボディを走らせるというのは、なんとなくイメージがつくでしょう。
もちろんセッティングの最適化などで1.3Lとは思えないほど走るというのは想定内です。

しかし、高い。
広くて、使い勝手も良いものですが、いわばAクラスの派生形でしたよね。
とAクラスを見てみれば、現在498万~となります。
では118iの同程度とみられるMスポは、484万~
GOLFのTSI-Rラインが、406万
プジョー308のGTディーゼルは416万
A3はベーシックモデルが1Lになってしまっているので、ここでは比較しません。
こうなると、もし私が選ぶなら(値引きを考えないで)308のGTディーゼルとするでしょう。
ただしこれはCセグのノーマルハッチバックであるので、背の高いBクラスの対抗馬にはなりえないでしょう。
2シリがライバルと思われますが、こちらは447万~とありますが、装備の差はあるでしょう。

各社先進技術の投入で、値上げを図りたいのはあるでしょう。
それを差し置いても、メルセデスが一歩抜きん出たと思われるメータークラスターを引っさげプレミアム路線を高めると読みます。
また、ここのところ新しくなったディーラーの作りを見れば、一目瞭然です。
おそらくヤナセとしてあった古い店舗など、レクサスの店舗の足元にも及ばないことから一気に巻き返したいのでしょう。
元々メルセデスはそういう立ち位置で、庶民派に寄りすぎた時代を終えるのでしょう。
コメント (2)
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