えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

FF

2014-10-01 | 車関連
このタイトルでホィールを連想された方は、相当にハイトリムを検討されているのでしょう。

そっちではなく、フロントエンジンフロントドライブの方になります。
「お前のご自慢の4駆だろ」とお思いの方いらっしゃいますね。はい、その通りでございます。

今回のネタは、史上初となるFF車の導入となった、BMW2シリについてです。
本日発売となったようで、2月に発売になった2シリのクーペとは別のシリーズとなります。(駆動方式も違う訳ですから)
クーペが、旧1シリクーペの後継であったのは周知の事実です。
クーペを偶数に持ってきているので、戦略的に致し方ないとはいっても、少し強引に感じます。
まぁ、もう次は3になってしまうので、2.5シリとかにできないので被せたのだと思います。

サイズ的に見ますと、Bクラスの対抗馬であるのは明らかです。
とはいえ、ゴルフ層も狙ってるのは必然でしょう。
FFとしたことで、初めてリアのレッグスペースを確保し、デザイン性を多少犠牲にしてヘッドまわりの空間を作りゴルフに対抗できるようになったのですから。

更には、直4までしか搭載しない事を前提に作ったと思われるエンジンルームはコンパクトで、ロングノーズを解消した。

私の様な人間は、このロングノーズこそBMWに想う美しき造形なのではありますが、ある意味1シリよりも実用車である事を強いられた2シリには、取り回しの面からも有効でありましょう。
とうとうBMWまでもが、後輪駆動をやめニッチな市場に飛び込んできた事を思うと、生き残りの厳しさを伺えます。

218にi8に搭載の3気筒エンジンを載せ、上級グレードの225には3シリなどで使っている2Lのツインパワーターボを載せます。
その225には、4駆1本というラインナップが戦略的であると思わせます。
つまり、2Lのロープレッシャーターボを載せ、FF方式で50万円程度安くする戦法もあったかとは思います。
しかし、それではいかにもインパクトが無く埋もれてしまうと感じての策であると思うのです。

敢えて231馬力を4輪に配分し、じゃじゃ馬的とせず、2シリのイメージに被せたのではないでしょうか。
MINIのJCWとかならいざ知らず、ノーマルモデルが簡単にホイルスピンしてしまうようではいけませんから。

正直なところ、Bクラス然としたこの手の形には興味が湧きません。
しかしBMWブランドとして、どれくらいMINIとハンドリングを違えたかには興味がありますので、要試乗となりましょう。

こちらは235のエンジンルームでありますが、直6を積める事がアイデンティティの1つだったように思います。


コメント
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