goo blog サービス終了のお知らせ 

映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

まとめてレビュー

2016年04月06日 | 映画
『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』



前作『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』は観ていないのですが、予告編のいい手ごたえと前作未見でも大丈夫そうということで観てみました。

ホテルの若き支配人も住人のお年寄りたちも、恋に人生に悩むその姿にしみじみとした気持ちに…。
前半、支配人のソニーはちょっとお調子者っぽくツッコミどころもある描かれ方でしたが、それは前作から受け継がれたキャラクターだったのでしょうか…?
舞台がインドというだけあって見ごたえあるダンスシーンもあり、ここの高揚感はたまらなかったですね

出演者たちは皆、素晴らしい方たちばかりなのは言わずもがなですが、驚いたのはデヴィッド・ストラザーンが思っていた以上にシニアっぽくなっていたこと。
おじいちゃんではなく素敵なおじさま路線(?)は変わりないけど、最初見た時すぐに気が付きませんでした。(←声で気づきました


『キャロル』

  


見逃してはいけない映画だとは思っていたけど…これは傑作でした!

ストーリーは特に込み入ったものでもないのですが、この作品を素晴らしいものにしているのは何といってもケイト・ブランシェットとルーニ・マーラの二人の名演に尽きると思います。
ケイト・ブランシェットのエレガントな身のこなし・仕草が美しく、それだけでも見惚れてしまうほど。
この役を演じられるのは彼女だけなのでは…と思いました。
ルーニ・マーラは“可憐”という言葉がピッタリのかわいさでいっぱいでした。
二人の女性、それぞれの違う魅力がまた素敵なのですね。

冒頭のシーンは終盤に出てくるのですが、その構成に「あっ」と思わざるを得ませんでした。
今この状況で声をかけてきた男…。
冒頭では知る由もなかったけれど、これまでの流れを知ったうえで見ると、つい“このタイミングで声かけてくるなよ、邪魔するなよ~。”なんて気持ちになってしまいます。(←悪気はまったくないのはわかっているけど、この二人をここで引き裂くなというキモチ…。)

そんなとても切ない気持ちを味わいつつも、迎えるラスト。
これもまた素晴らしいシーンで忘れられないものとなりました。

ところで、ケイト・ブランシェットといえば『ブルージャスミン』に出ていましたが…。
それとこれ、同じ人が演じているなんて信じられないくらいです
ケイト・ブランシェット、やっぱりすごい女優です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする