映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲

2016年03月13日 | 映画
昨年公開された映画なのですが、こちらでは先日からやっと上映です。

<あらすじ>
とある町で、雑種犬に対して重税をかける法律が制定される。ハーゲンという犬をかわいがっていた13歳の少女リリ(ジョーフィア・プソッタ)だが、父親にハーゲンを捨てられてしまう。突如として飼い主と引き離された悲しみを抱えたままさまようハーゲンと、その行方を必死になって追い掛けるリリ。やがてハーゲンは、人間に裏切られ、虐げられた果てに、保護施設に放り込まれた犬たちと出会う。その姿を目にして憤怒に駆られ、施設から犬を引き連れて人間への反乱を起こすハーゲンだが……。



“犬版『猿の惑星』”とコメントされた人がいましたが、まさにそんな感じでした。
架空の町が舞台だけれど、こういうこと絶対にないとは言い切れないリアル感がありました。
250匹の犬が街中を疾走する映像は圧巻です。

この犬たちの演技が、「どうやってるの?」と思うくらい素晴らしい。
特に、主演のハーゲン。人間に牙をむく表情など、演技とは思えない。



それに、途中からハーゲンと行動を共にする、ジャック・ラッセル・テリア。
この小さい犬が、なんともいえないほど愛くるしいのです

犬を飼うとしたら、狆とパグの他にジャック・ラッセル・テリアも候補に入れてもいいかも…!?

…閑話休題

ただ、ハーゲンの飼い主である少女リリが父親への反抗心からか、終始ふてくされた態度なのであまり共感はできなかったのが難
ハーゲンを無理矢理捨てられるときも、必死さが足りない感じを受けました。

ところで序盤のシーンで、夜中寝付けないハーゲンにトランペットを吹いておとなしくさせる場面があります。
ここは、ラストへの伏線になるところなので大事なシーンなのは理解しているのですが、真夜中に人が寝静まっている時にトランペットを鳴らすというのは、近所迷惑じゃないのか!?と思ってしまいましたね
せめてフルートとかなら納得できるのだけど。

ラストシーン、ここで終わるのが最良なのだけど、この後どうなるのかが非常に気になります。

ちなみに、この映画に出てきた250匹の犬はすべて里親が見つかったようで、そのことに一番ほっとしました
コメント
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